今日も一日、施設さまのために

高校時代の友だち、シホに分けてもらったバジル。



プランターに植え換えるのが遅かったので
クタッとしていたのが始めは心配だったのだけど、
近頃盛り返してきたみたいで一安心。


生命って、本然的に、
生きる方向に働くのだなあ。





バジルは今がシーズンだから、
水を与えたら伸びていき、やがて花が咲く。



たとえば、今、菜の花にどんだけ水をやっても、
時期じゃないから花は咲かない。
むしろダメになっちゃうかもしれない。




人間関係みたい。



きれいな花を咲かせるために水をあげようという心は、
とても美しいと思うのです。
でも、相手の状況や適した時期って、
それぞれに違うんですよね。


相手のために何かしてあげたいって心は必要。
それにプラスして、
相手の状況に合わせてあげる幅を準備すると
本当にのびのびと育っていくことができるんだろうなあ。





いろんな衝突や行き違いがありますが、
「お互いがお互いを大切に思っている」
そこがブレなければ
互いにもつれをゆっくりとほぐしながら解いていくことで
きっとまた通じ合えると信じている。



絆って、結ぶものだから、
片方が糸を引いても結ばれない。
お互いに糸を引き合わないと結べないんだと聞いたことがあります。




植物を育てるのと違って、人間同士なら、
互いに心を伝える行動を起こすことができるから、
自分の心を理解してもらおうとする努力と、相手の心を理解しようとする努力を
お互いにしさえすれば、
その行動プロセスがいつか振り返ったときに
結果として互いの成長をもたらすのだろうなあと
思ったり思わなかったり思ったり。