今日も一日、施設さまのために

いえ、いつも真面目にブログを書いてるつもりなんですが。



ブログも、サポートメールくまもと通信も、
自分の体験をネタにして、
「人生切り売り」と豪語することで楽しんでいただいているつもりなんです。

モノによっては、何もそこまでと言われる場合もありますが、
実際ネタにしている事柄については、
一切恥ずかしいと思わないんですよね。


じゃあ私の、人に知られたら恥ずかしいことは何かって聞かれたら
「自分の人間としての器が小さいとバレるようなこと」
…なんですよね。



なんか、ちっせえズルをしたとか、
失敗をこっそりごまかしたとか。



失敗することは恥ずかしくなくて、
失敗をごまかそうとしてしまうことが恥ずかしい、みたいな。





まあ、そんなわけで、
いろんなことを赤裸々にしていると思われている私ですが、
私にだって辛すぎて人には言えない過去の体験とか、
誰にも言えず墓場まで持っていくくらいに
重い過去の傷は持ち合わせているのです。





が。






今日、この仕事を通じて知り合って、
結構長くおつきあいを重ねている女性と話をしたんです。

いろんな話をしたわけですが、途中、彼女が涙を流した時に、
私は封印していた過去を一つ取り出しました。








身を切るような痛みを伴う過去の経験も、
今こうして誰かのためになるのだったら、
なるべくしてなった痛い体験だったのだと、そう思います。


あの当時、あまりに屈辱的で死んでしまいたいくらいに苦しんだことも、
乗り越えて今を迎えたことで、
その過去が、誰かのために力になる。




なんていうのかな、

血の涙を流す思いも、
自分が負けなければ、
いつか自分の大切なだれかのために
昇華されるかもしれないんだな。





5年前の今、まさに、その渦中にあったわけですが、
5年たった今、あのことにも意味があった、と
振り返って思う。







悩みも困難も、すべて自分の糧であり、人を救う力になる。





過去の記憶は消せないけど、
違う角度からとらえることができるまでには
大人になったなあ…。





ほにゃほにゃ。