安い・高い
「インターネットは安い客ばかりだ」本当にそうでしょうか?高い商品を上手に販売している施設様、いらっしゃいます。熊本にももちろんいらっしゃいます。が、今回は単価アップの話ではなく…物差しをずらしてみましょう、という話。たとえば旅館。 1泊2食 10,000円 の商品。この価格、お客さまにとって「安い!」かもしれないし「ちょっと贅沢」なつもりのお客さまもいる。宿にとっては「安い」価格でもお客さまにとっては「めいっぱい思い切った」価格かもしれない。めいっぱい思い切っている以上は「楽しみたい」「思い出を作りたい」という期待は、価格の高低に問わず、皆持っているものです。その人の懐事情や置かれている状況もわからないのに、「インターネットは安い客ばかり」という言葉はあまりよろしくないかもしれないなーと、ふと、思いました。-----ふと、学生時代のときのことを思い出しました。当時のお付き合いしていた人と、旅行へ行こうと一所懸命情報収集して極力安く、条件のよい宿を探しました。(当時インターネットにはそこまで宿情報がなかったので「安い宿が掲載されている雑誌」を購入したんですが)でもそれは、ケチって安い宿を探していたわけではなくその価格でも、当時の自分の身の丈でめいっぱいの頑張りだったんです。そいういうことを思い出したときたとえば、そうやって自分たちにとっては頑張って選んだつもりのお宿さんに、「安い客」って思われていたとしたらやっぱりちょっと、悲しいなーと思いました。そういえば、旅行へ行くとなってから情報収集を頑張ったのはワタシ。旅行の計画もですが、なにごとについても私がどっかから手に入れた情報で「コレいい!」と提案したことに対し、彼が同意/不同意するパターンが主でした。イニシアチブは男性が握っていても最初の起案者は女性が多いとやっぱり思います。あ、意外にワタシ、殿方を立て(て)る(つもりな)んですよ☆