よつば日記

先日の絵日記の続きより、本日は、

ダークサイドに落ちかけている母（ハコ）(笑)に
天使が手をさしのべて…というお話です。


天使というのは、タッ君（1歳）なのですが。
一体何があったかというと…。

　　　　　　


今、まるの家の住んでいる町では、
いろいろな場所でイルミネーションが飾られています。

ある日、まるの一家は買い物の帰り、
大きなツリーのイルミネーションの前を通りました。

すると、ベビーカーに乗っていたタッ君が、
とたんに、降りる～とジェスチャーをしました。

降ろしてあげると、近くまで寄って行って、
じーっとイルミネーションを見上げています。

なので、ナベさん（旦那）とハコもタッ君と一緒に
イルミネーションを見上げていました。
タッ君が飽きるまで、見させてあげようと思っていたのですが…。

　　　　　　


びっくり。

タッ君が両脇にいたナベさんとハコの手を
引き寄せたのです。


何ごと？と

ナベさんもハコも驚いて、タッ君のなすがままに
されていると、
タッ君はそのナベさんの手とハコの手を目の前で

重ねたのです！

そして、その上に自分の手をのせて、

じーっと


ナベさんとハコとイルミネーションを見つめるタッ君。


本当に、

「最近、みんな疲れてイライラしてたよね？
でも、イルミネーション見てなごもうね。
これからも仲良くしていこうね」

…と言っているようでした。

いえ、都合のいい解釈かもしれませんが(笑)、

ナベさんもハコもタッ君がそう言っていると
本当に思いました。

綺麗なイルミネーションの前で、
まるの一家の反省会と結束会です。


で、ハコは、タッ君にちょっとお説教。

すると、タッ君は、漫画のように

「うん、うん」と言って、うなずきました(笑)

「本当は分かっているんだよな」とナベさん。


タッ君は、分かっているのです。

言っていることも。
みんなの心の中も。
ママ（ハコ）がイライラしたり落ち込んでいることも。
それに八つ当たりされたナベさんも怒っていたことも。
自分が最近反抗期だってことも(笑)


その時、みんなで見たイルミネーションは、綺麗で、
本当に綺麗で、光がにじんで見えました。


３人で、力を合わせて、
これからも仲良くやっていこうと、

タッ君に教えてもらった、イルミネーションのエピソードでした。