自称、「俺、学校の学年で3番目にかっこいい」と言っている長男タッ君話の続きです。
テレビで、40代以上の「美魔女」と言われる女性のコンテストみたいなものを
やっていて。
それを見ていたタッ君が、その中の一人が近所のママに似ていると言いました。
「それ、言ったら喜ぶんじゃない?」
そのママさんもハコと同じくらいの年齢なので、
美魔女、いわゆる、美しい熟女(笑)に似ていると言われたら、
きっと嬉しいでしょう。
「美人ってことだよね?」と念押しして聞いたハコに、
「うーん、ふつう」と答えたタッ君。
「美魔女がふつう?じゃあさ、タッ君のママはどうなの?」
イケメンの母なんだからさ~。(笑)
そう聞いたハコにタッ君は、こう答えました。
「ママだから許せる顔」
「・・・」
すると、何か?
ママじゃなかったら、許せない顔ってことだよね。
フォローするかのように間髪いれず、
「ママだいちゅき~っ」
と、抱きついてきたタッ君に
「つまり、ブスだって言ってるじゃないっ」
と、右ストレートでガード。
生まれた時から、クローンって言われてるんだぞ。
まるの家3兄弟の中で、一番ハコに似てるって言われてるんだぞ。
性別が違うだけで、容姿の評価が変わるか!!
・・・で、それから後日のこと。
「俺の顔はママに似てるから、イケメンなんかになれないんだよ」
と、突然悟りをひらいたように言うタッ君。
うんうん。正しい自己評価は大切だよ。タッ君。
だけど、それに毎回ママを巻き込むのはやめてほしい。
そんなことを思った微魔女(微妙な魔女)ハコなのでした。