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カテゴリ:家族と私
うちの夫は携帯電話が大嫌いだ。
営業だから仕方なく持っているけど、私に許可してくれたのも数ヶ月前だし、 それまではプリペイドで十分!と言っていた。 夕べは何やら難しいお顔でご帰宅。 また今日もトラブルがあったらしい。 夫の部下は今どきの若者たちでそれでなくても年齢以上に落ち着いている夫とは 打ち解けあうことがない。 「今日な、A君とB君が朝来なくてなぁ。 どうしたんやろ、と思っててんけど、客からはなんやクレームの電話が ジャンジャン入ってなぁ。 『お前んとこのA(B)は、何度携帯に電話しても繋がらん!どうなっとるんや!』ってなぁ。」 「あら~、飲みすぎて寝坊?」 「ワシも嫌な予感して他の若いもんに訊いたらどうやら前の晩2人で飲んどったらしい。 客からガンガン電話来るし、Aと待ち合わせていたはずの新人からも電話かかってくるしなぁ。 結局Aは昼前、Bは昼過ぎに『今起きました・・。すみません。』って電話かかって来てん。どう思う~??」 「どうって、寝坊だったら仕方ないじゃん。」 お寝坊さんにはメチャクチャ甘い私である。 「それにしても、責任感なさ過ぎるわ。何十回も客から電話来ても起きられへんねんで。電話1本入れられないってどないやねん・・。」 私は思った。 こいつら馬鹿だ。 病気や事故の可能性があるならまだしも、うすうす寝坊と分かっているのに 何十回も携帯に電話をかける暇があったら 自分でクレームに対処せんかい。 大の大人が寄ってたかって2年目か3年目の若造が起きなきゃ 仕事が出来ないとでも言うのか。 恥ずかしながら私が就職した頃はまだ携帯なんて珍しかったし ショルダーバッグみたいな機械を担いで得意げな顔の親父が そこらへんウロついていたものだ。 自動車電話なんてものがあった頃なのだ。 営業マンは持っていてもポケベル。 事務所から連絡を入れても、営業が電話ボックスを見つけてかけてくるまで 連絡はとれなかった。 客にののしられようが、蔑まれようが自分で対処するしかなかったのだ。 寝過ごす人間は無責任だけど、携帯が繋がらないと大騒ぎするお客さん、 慌てふためいて寝ているやつを起こそうと躍起になるやつら。 私に言わせればみんな 給料泥棒である。ふん。 とっさの謝罪・言い訳マニュアル あっこんな言い方もあったのか。謝罪・言い訳フレーズ93連発。月曜日から日曜日までの1週間、主人公の「謝罪・言い訳」生活を追いながら、彼の言動のどこがまずかったのか、どうすればうまくいくのか、わかりやすく解説。守るべきビジネスマナーと、困った場面を切り抜けるちょっとしたユーモア、他のバリエーションとしてOL編、学生編、主婦編なども盛り込んだ。 【目次】 第1章 月曜日(寝過ごした!定例の会議に間に合わない/先週出すべき書類をまだ提出していない! ほか)/第2章 火曜日(会議中、ウトウトしていたら指摘された!/折り返し連絡するのを忘れてた! ほか)/第3章 水曜日(またしても寝過ごした!/ノルマをクリアできそうにない! ほか)/第4章 木曜日(会議に必要な書類を忘れた!/会議で携帯電話が鳴り響く ほか)/第5章 金曜日(通勤中急いでて、つい女性を突き飛ばす/大事な商談の席でお腹がグウと鳴った ほか)/第6章 土曜日(新聞の勧誘が来た/デートの約束に遅れる ほか)/第7章 日曜日(サッカーの練習に遅れた!/彼女のまずい料理を断る ほか) 完全ビジネスマナー ビジネスの成功と人生の幸せを勝ちとるマナーがあった! お客様の心をつかみ、ビジネスを成功に導く“マナコミ(ビジネスマナーコミュニケーション)”を一挙公開! 著者はマナー研修で伝えている内容を自らの仕事や私生活で実践した結果、仕事で成功し、私生活で幸せをつかんだ。日頃、常識として捉えているマナーの概念を払拭させ、即日常に役立つマナーの全てを徹底的に伝える社会人必携の一冊。 「正しいビジネスマナーを身につける」→「仕事が楽しくなる!」→「よい対応ができる」→「評価が上がる」→「会社の収益がアップ」→「自分の給料・ボーナスがアップ」 というサイクルが生まれてくることを実感してもらうとともに、売上を伸ばしている会社はお客とのマナーにおけるコミュニケーションを重視していることをビジュアルを駆使して実践していく。 ふぬけ裂島 一億二千万人の無責任体質集団を一刀両断!年金問題・国際政治から携帯電話マナーまでぬるま湯日本を斬って斬りまくる平成世直しエッセイ。 【目次】 第1章 国内の行政・司法に喝!(羽田滑走路を車が暴走/近頃お騒がせの年金について/もっと、自分の頭を使って考えろ)/第2章 日本と国際関係(イラク戦争/対北朝鮮/中国のこと ほか)/第3章 身の回りの憤り(善悪のケジメ/携帯電話/チャリンコ暴走族と暴走バイク ほか) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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