ふたば堂

このところドラマがどんどん終わっていますね～。
私が見ていたドラマも昨日の「華麗なる一族」で一段落。
いや、あのオチは何なんですか・・・。

あれだけ「じーさん」との確執引っ張っといて勘違い、間違い、思い過ごしはないでしょう。
嫁を手篭めにした濡れ衣着せられた「じーさん」って一体・・・。

まず、あのドラマ誰に感情移入してよいか分からず、途中3回分くらい爆睡して見逃している。
昔の話なので鉄鋼なんて時代遅れの産業にスポットを当てているのは仕方ないとしても
誰も彼もお父さんに遠慮しすぎて全員無責任な人にしか見えん・・・。
それが家父長制だと言われれば仕方ないけど、あまりに理不尽じゃないですか？
鉄平さんがいくら頑張っているといっても祖父の代からの工場をもらっただけだし、
夢を実現、って銀行にお金借りに行っただけじゃないっすか。
自分の手で何一つ作り出していないと思うのは私だけかしら。

挙句に父親に可愛がられなかったことを悲観して妻と幼い子供を置いて自殺である。
鉄平の妻からしたらこんなバカにした話はないと思うんだけど。
しかも自分の父親を間接的にも死に追いやったのは夫の一家である。
ワタシ的には親子の絆を描く物語なら自分が親の立場で見れるものなら得意だけど
子供の立場で親の愛情をうんぬんする物語にはまったく共感できないのだ。

と、コテンパンに批判していたら夫が「原作は違う」と反論する。
小説の方はもっとすごいのだそうだ。
そうかもしれない。よしんばそうだとして、じゃぁドラマは失敗である。

山崎豊子さん、「」を読み「」にはまったけど、
↓これはちょっと読む気になれないなぁ。めちゃくちゃ面白そうなのだが、
長い！長すぎるんだよ、山崎さん！！