ふたば堂

毎週毎週坊がお弁当を持って部活に行っている。
試合スケジュールによっておにぎりだったり、ちゃんとしたお弁当だったり。

私は運動部の経験がないのでそういうときにどういうメニューを持たせれば良いか
ちょっと困っていた。だって、食べる時間は短いと言うし、お腹は空くだろうし。
朝食だってたくさん食べさせたいところだけど、運動する前にあまり重くなっても
可哀想だし・・。

で、この本を図書館で借りてみた。



レシピは最後のほうに少し載っているけど内容は栄養学・・というか
子供向けなので食育本かな。
よく噛むのは何のため？とかサプリメントやスポーツドリンクの是非とか
子供に分かりやすく書いてある。
が、決して某教育なんたら会議が提唱しようとした中途半端なものではなく
きちんとした理屈や現実に沿った食事の方法が書かれているのだ。

家庭科でカルシウムの重要性を勉強してきた坊が
「カルシウム取らないと！！」と言って牛乳を飲んでいるので勧めてみようかな。
健康管理をするのは母親の最大の仕事だけど、その意味や食べ物のありがたさを理解しながら
食べるのと、ただ漠然と食べるのとでは多少違うと思う。
外で間食をしたり水分を補給したりする時にふっと思い出して欲しいしね。



で、こちらは三十路も終盤にさしかかった私たち夫婦のためにUSEDを購入。
「ハゲない、ナエない、デブらない」のサブタイトルは過激だけど、
これって男だけに有効なんじゃなくて女性にだって言えると思う。
男に良い食生活は女にだって良いのだ。

ぐんぐん成長する坊や嬢と朝晩一緒の食事をしているわけで。
昼は子供は給食、私は家で簡単なものか仕事の時は弁当持参。
夫は当然コンビニやファーストフードで済ますか、ガッツリ定食か。
毎日の晩酌もビール、日本酒、ウィスキーと欠かさないし。

今まで大した運動もしないでスマートのボディをキープしてきた夫も
ここへ来て横腹がポヨンとしてきた。
皮下脂肪はあまりないけどライン全体が崩れてきた感じ。
自分で「メタボくん」とか言ってるけど亡くなった義父は糖尿だったし
内心ちょっとあせっているはず。
この本を見せたら「読む」と言っていた。

著者の海老久美子さんは
バルセロナオリンピックで全日本野球チームのフィットネスコーチや
アトランタではスポーツカウンセラー、シドニーでは管理栄養士を務めた。
日本のトップアスリートの体を知り尽くしたお方なのだ！