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テーマ:中学生ママの日記(17695)
カテゴリ:家族と私
先週、坊の学年は職業体験で3日ほど学校へ行かずに
それぞれの受け入れ先へ行く日があった。 直行直帰&弁当もちで、親としてはなんだかなぁ・・・だけど、 当の本人は良い経験になったようだ。 坊が行ったのは障害者の更生施設。 彼の話は要領を得ないので、どういう人がいてどういう作業をしているのか、とか あまりよく分からなかったんだけど、どうやら木工製品やアクセサリーなどを作って 売る作業のお手伝いをしていたらしい。 私が以前そういう仕事をしていたこともあり、なんとなく想像はつくけれど 一番心配だったのは、健常でない人を一度にたくさん見て坊がどう思うかな~、ということ。 私は最初に苦労したのは障害のある人と目を合わせられないってことだった。 音や、ニオイ、奇声など・・やっぱり独特の空気はあるのだ。 初日からそこで利用者とお弁当を一緒に食べるということで、ちょっと興味があった。 帰ってきて「どうだった?」と聞くと「うーん、思ったよりは大丈夫だった。」 おお、意外とタフだな。 一緒に行ったお友達は気分が悪くなってお弁当が食べられなかったとか。 ポツリポツリと今日体験したことを話す坊。 「サッカーやってるって言ったらけっこう会話が盛り上がった。 サッカーやってた人や、テレビで見てる人も多かった。」 とか、自分なりに手探りで場に馴染もうとした苦労を口にする。 こういうことを肌で感じるのも大切なこと。 相手は大人。共通の話題は探さなければ見つからない。 「でも、友達はラーメン屋に体験に行って、朝10:30~2:30までだし、 昼も弁当じゃなくてメニューのラーメンを食べさせてもらったらしいよ。」 とかなり羨ましそうに言う。 「けど、ラーメン屋はやろうと思えばバイトで体験できるけど、 障害者の施設なんて、こういうコトでもなきゃ入れてもらえないから 貴重な体験が出来たと思うよ。」 (そういえば、私ラーメン屋でもパートしてたし!) 将来どういう仕事に就くかは本人の希望次第だけど、 こういう小さな経験がきっと役に立つ日がくるんだろうな。 今の子って恵まれてる。 私たちが子供のときにこんな授業があったら 人生違っていたかもしれないな。 なんせワタクシ、実家が自営業なもんで「月給」の仕組みを知ったのが大人になってから・・ って人間なもんで・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.26 13:47:40
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