格差って言うけど・・
今日は朝からボーイスカウトの保護者会だった。活動報告というのは建前で、実は次期リーダーの選出がメイン。実は今回嬢の学年がカブ隊を卒業してボーイ隊にあがるわけだけど、半分近くのメンバーが抜ける計算になる。このあたりが毎年どこの団でも問題になるだろうけど、一応子供の組み分けにルールがあるので、おいそれと人数を調整したり出来ない。少ない人数の中から2人以上の大人を選出する。私の担当の組は7人中3人が抜け、4人が残ることになる。4人の内訳は4年生が2人、3年生が2人。となると上から4年の2人の保護者がリーダーを引き受けるのだけど、1人は子供がちょっと弱くて休みがち。(親の怠慢とも思えるエピソードあり)もう1人は1ヶ月ほど前に入った新人くん。前者は仕事を理由に出席せず。後者はお父さんが来ていたけど、「上から順番と言われたら仕方ないですね。」と夫婦で登録できるならということで了解をいただいた。明日前者のお宅に電話をして引き受けてもらえれば良いけど、だめだったら、下の学年の保護者から出てもらわないといけない。幸い、下の学年の保護者の方のほうがこちらからお願いしたいほど協力的で子供の世話も好きな人みたい。前者さんが引き受けたとして、ぼちぼちしか参加せず後者さんに苦労をかけるなら下の人でもいいと思っている。私のところは次の手が打てる状態でひと安心だったけど、ほかの組は大変みたいだった。伝家の宝刀「辞めさせてもいいんですよ。」と口にした人もいたらしい。学校なら40人近い人数の中、逃げる人も数人いるだろうけど、4,5人しかいない中から2人を選出すると言うのに堂々と言ってのける根性がすごい。しかも自分は逃げても子供はそのまま活動に参加しなければいけないのに・・・。学校でも習い事やこういった活動でも毎回思うけど、ダメもとでも、いやいやでも子供のことだから関わらないとって思っている親の背中って、子供が絶対見てると思うんだよね。現に私とコンビを組んでいた人は下の子の分を来年早速やらないといけないらしい。「あと2ヶ月って思って頑張っていたのに・・。」って落ち込んでいたけど落ち込むってことは、やっぱり関わらないとって意識を持ってるってことだもんね。嫌なことから逃げたり、人に押し付けて平気な親が子供にいくら口先の教育をしてもだんだん子供に分かってしまうのではないだろうか。まれにそういう親のお子さんでも良くできた素直な子供もいる。でも、どっかでツケは回ってくるはずだ!と私は思っている。例えば素直な大人になった子が結婚したのは鬼嫁でした!とかさ。↑売れ行き好調らしいこの手の雑誌も結局、子供との関わり方の指南だと私は思うんだけどね。