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カテゴリ:お気に入り、気になること
作家で脚本家の山田太一さんが、「頑張れば夢叶うは幻想、傲慢」「前向きに生きる為には可能性のよき断念こそ必要だ」と、雑誌日経ビジネスアソシエにて、「あれもこれもやろうとしているビジネスパーソンに向けて、発言したことで、大反響が起きているそうです。
「成功者にむけられたインタビューでがんばれば夢が叶う」と言われても、それはひとにぎりで、がんばってもうまくいかないのが普通、でもその普通がいいんだとおもわなければ、挫折感ばかり抱えて心を病んでしまうこともある」ということで自己限定を貫く生き方を主張しているそうです。 それに対し、仕事情報誌「アントレ」の元編集長であり、人材コンサルティング、セレブレインの高城幸司副社長は、「よくわかります」とした上で、 あれもこれもとがんばりすぎて、ガス欠状態である、「燃え尽き症候群」になるケースも多く、失敗しても次がまたあるさと切り替える能力が必要だとコメント。 長い人生最初に想い描いた夢と違う夢が、自分の夢になってくることもある、若い頃は俯瞰できないから。 と発言されたそうです。 山田太一さんの作風にしてはちょっと意外だなというのが第一印象でした。(そんなに詳しいわけではありませんが^^;どちらかというと前向きなイメージがありましたので)が、私としては、まるっきり反対というのでもないですね。高城社長の意見に近いかなとおもいます。 確かにがんばっても夢が必ず叶うというわけではないけれど、がんばってみないことには、わからない部分も多い。意外な所で道が開けるかもしれないし、あるいは自分には向いてなかったと気付くかも知れない、 またはそのがんばりによって、思いも寄らなかった新しい道もみつかるかもしれない、いずれにしても、どうせ無理だと最初からあきらめて、なにもせず、後になって、あのとき、もしやっていれば…。と後悔して呪縛にとらわれるよりは、 がんばってみることは必要だと想います。ただ、ある程度で見切りをつける覚悟も必要です。それが可能性のよき断念ということなんでしょう。 でもやるだけやっての結果なら、たとえ失敗におわっても、満足はできるし、次にすすめるとおもいます。 そして、高城社長の言うように、あれもこれもとがんばりすぎて、ガス欠になることもあるとおもいます。でもそういう時期があっても、若い頃はいろいろ経験しなければわからないというか納得できない部分もあるかなあとおもうんですよね。 そして好みや夢が変わって行くことも十分あります。 私も言われましたが、実感として20代はあれもこれもと焦る時期だとおもいます。 でもまずは取り組んだり頑張ってみたりして、どういう展開になるか見守るのも必要だと想います。 若い時は焦るけれど、身軽だったりして、やり直しもきく時期であり、後になってからだと簡単には動きにくくなることもあるので、いろいろやってみることはいいことだとおもいます。 失敗は成功の母ともいうように、挫折の時期があったからこそ思いもしなかったチャンスをつかむこともできるとおもいます。 まあ、人によってその挫折から切り替えができない危険もあるということでの発言だとおもいますが、 私としては、「やらない後悔よりやった後悔」「がんばらないよりはがんばったほうがいい」「成功者はひとにぎりかもしれないけれど、夢を与えるのはわるいことじゃない」 「とにかく行動にうつしてみないとね。」って想います☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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