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カテゴリ:気になるTV
みなさまこんにちは^^
ちょっと日にちがたってしまいましたが、 5夜連続ドラマ「99年の愛」が終わってしまいました もう本当に見ごたえがあり、毎日2時間だというのに、翌日にはしっかり録画を見てましたが、 あまりに見ごたえがあり、久々に満足感もたっぷりでしたので、終わってしまい、たまっいた今クールドラマはおもしろいものがたくさんあるというのに、なんだかものたりないくらいです^^; テレビガイドによると、やはり橋田脚本ということで、セリフが長いものが多かったそうですが、くさなぎくんいわく、 長くて大変だったけれど、その分感情もより入りやすかったということで、なるほど!もともと演技力においては自然でありながら満足できる役者さんでしたが、 さらに引き込まれるものがありました また、写真お見合いで、直前になって渡米から逃げてしまった美人姉さんに変わって、美人でない妹がいくということで、芸人のイモトアヤコさんが熱演されて、 演技は初めてということでしたが、これまた自然でよかったです♪ 不美人といっても、きれいではないけれど、素朴なかわいらしさもあり、まじめな働き者で、 「顔じゃない、中身だ!」といって結婚を決めた長吉さん(日系1世、若いときはくさなぎくん、年配時は中井貴一さん) も自然でよくて、 ほほえましい組み合わせになりました その年配になった相手が、泉ピン子さんで、 まあ橋田ドラマですし、不美人役ということでは納得ですが、 ちょっとくさなぎくんとイモトさんの組み合わせに比べて、 中井さんと泉さんでは姉さん女房すぎる感じでちょっとだけ違和感がありましたけどね^^; 長吉さんは日系1世で、はじめて渡米した代だけあって、フロンティア精神と自立心が豊かで、それだけハングリーだったということもありますが、 その力強い生き方に、みていて元気と勇気をもらえました。 が、日本の敗戦が決まって、自決してしまったのは残念で、でも、そういえば、昔やはり橋田脚本での 「おしん」で、おしんの夫も、敗戦により同じように自決してしまったんですよね。 一夜にしてそれまでの状況や価値観がひっくりかえるのですから、ショックが大きすぎてそういう方も多かったのでしょうね。 くさなぎくんの演技が一番光っていたというかひきこまれた戦争シーン、日系2世のみで編成されたという446部隊の活躍により、 アメリカにとって重要なテキサス大隊を救出することで、アメリカの名誉と勝利を守ったということで日系人が見直され、彼らの死が無駄にならずその後の日系人の未来を大きくかえたというのも意義深かったです。 そうはいっても戦争はやはりよくないです。あたりまえですが。 家族がばらばらになって、日本に返された妹たちも苦難の日々で。 最後はよい人に助けられて、見てる側もほっとしつつ、奇跡的にもおもえますが、人生とはがんばっていると、時におもわぬ奇跡が起こることもありえるので、 できすぎで不自然とはおもいませんでした。 このくらいの救いがあってもよいとおもいます。 最後のシーンで、現代において、日系3,4世の孫娘が、白人の婚約者をつれてきたときに、日系人として苦労したしのぶさんが、ひどい目にあわせた白人との結婚を認めないといったことに、 日本に返された妹が、かつて自分たちを差別したアメリカ人たちと同じことをしているではないか、そういうことなら、アメリカに住むべきではない、市民権だっていらないと言うシーン、 それに対して、一緒にいた次郎さん(しのぶさんは兄一郎さん(くさなぎくん)の奥様)が、 日系人として懸命に生きてきたゆえに日系人と結婚してほしい気持ちもわかるというところがあり、 そこで思い出したのが、 昔のビバヒルの中で、 日系人女性(名前忘れました)が白人のスティーブと結婚したいといったときに、両親が相手に日系人を求めたシーンがありましたが、 それはこういう心情だったんだなあとつながりました。 頭で理解していても感情的に納得できない部分もありますよね。 橋田さんは、戦前戦中戦後とすべて経験してすべて見てきたとのことでしたが、これだけのストーリーをつくるには相当の取材を要したと思います。 彼女を老害と評した話もありましたが、ほんと、りんかあさんもいわれるとおり、とてもエネルギッシュで、まだまだ活躍できるのではとおもいました。 また、かつていわれた「ドラマのTBS」もあらためて感じました。 久々にいいドラマをみさせてもらったなあという満足感とともに、こういう番組を小学生の息子とも一緒に夢中になって見られたことを本当に感謝したいとおもいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.12 17:04:06
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