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今回の富士登山は、初挑戦だったので比較的なだらかな須走り口から 入山することにした。 8日 11:20 いよいよ登山開始。 登り始めてしばらくは、雑木林の中を歩く。 歩き始めて10分もすると、汗がふきだして来てけっこう息も荒くなってきたので この先いけるかどうか不安になったが、下山者の中には小さな子供や お年寄りの方もたくさんいて、負けてらんないぞ!と気合を入れなおす。 30分も歩くと徐々に雑木林がすこしまばらになってきて遠くも見えるようになってきたが 同時に霧も出てきて視界が悪くなったりする。 でもひんやりした霧が身体を冷やしてくれるので気持ちよかった。 時々水とチョコレートをかじりながら登り続けて1時間20分後 12:40 新6合目到着!ここで15分ほど休憩タイム。 水と乾パン、チョコレートなどをムシャムシャ食べた。 普段甘い物はほとんど食べないんだけど、さすがに疲れた身体には チョコが効きます。あと塩分補給のための粗塩をふたつまみほど 口の中へ放り込んだ。これもまたすぐ身体にしみこんでいく感じ。 このあとの休憩タイムはずっとこのパターンで大丈夫でした。 晴れているはずなのにこの辺りではまだまだ霧が多くて空もきれいに見えない 5合目の山荘のオヤジさんが6合目の森を抜けると晴れてくるよといった言葉を 信じてふたたび登り始めました。 13:33 瀬戸館到着。 標高2700メートル。 10分ほど休憩して再び上を目指す。 この辺まで来ると高い木はなくなり視界も開けてきて振り向けば 雄大な景色が一望できるようになってきます。 歩いている途中で富士山で亡くなった方の慰霊碑があって 登山者の杖についている鈴がいっぱい掛けてあり、なんかビビッてしまう。 この辺りから急に疲れが出てきて脚が止まりそうになってきます。 須藤元気みたいに一歩ずつ「ありがとう、ありがとう」を口に出してみたり いろんなお祈りの言葉を言ってはみたものの、すぐにぜぇぜぇしてきて 頭ん中は空白状態。(修行がたりませんなぁ~) それでも足を止めることなく少しずつ登っていき 14:50 7合目 標高2950メートル 今日の宿泊地「大陽館」到着。 初めて止まる山小屋の印象は「意外と好きかも」、、、 そして山小屋の厳しくて温かいお兄さんたちが待ち構えていました。 (続きます)
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Last updated
2007.08.10 23:25:37
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