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山小屋に到着して早めにチェックインする。 一通りのルールを説明してもらって、今日の寝床に案内された。 一番乗りでほかに人がいなかったせいもあり想像よりきれいなイメージだったけど やはり狭さは、うわさどうりでした。(敷き布団4枚に8人寝る感じ)まあ、ホテルや旅館じゃないから覚悟はしてたけど この日は満員状態だと言うことなので、覚悟を決めてとりあえず荷物を置き場所を確保してから、外を眺めに出ました。 7合目になるとほんとに雲の上に乗っかっている高さなので、目の前に広がるパノラマが 雄大すぎてクラクラしてきます。空を見上げるとまるで空の中におっこちてしまいそうな錯覚を感じます。 眺めていると山小屋のお兄さんが話しかけてきてくれて、雲の状態や前日のご来光の様子を教えてくれた。ちょうど影富士の時間になったときに、影富士に丸い虹がうっすらと写りとても神秘的なモノを見せてもらったようで感動もんでした。 ↓ちょうど真ん中辺りにうっすらと虹が、、 大陽館の晩御飯は「ハンバーグ定食」。 山小屋の食事は、大方はカレーライスがメインらしいので定食がいただけるのは、すごくあり難い。ご飯と豚汁は何杯でもお代わり自由なので、僕は上ってきた後の空腹に任せて、ご飯も豚汁も3回もお代わりしてしまった。チョコと乾パンしか食べてなかったのでとても美味しかった~。実は大陽館を選んだのもこの晩御飯情報を事前につかんでいたからなんです。 食事のあとは1時間くらい夜景をながめていました。夜になってきてからますます雲がすくなくなってきて、月明かりのなかで山中湖が鏡のように光っていました。伊豆半島のほうでは3ヶ所くらいで花火大会をやっていて、音は聞こえないけど花火が5円玉くらいの大きさに開くのがきれいに見えてました。1時間も外にいるとけっこう寒くなってきます。 明日の朝も4時半に朝ごはんなので早めに寝ることにしたけど、もうすでに満員状態なのでなかなか眠れない。一人のスペースは自分の肩幅弱!!山小屋は緊急避難所だからしょうがないけど、狭い・いびきが気になるで24時くらいに何人かが頂上に出発するまでは寝付けなかった。 翌朝は、4時半に朝食をとってから5時ころにご来光を拝んだ。7合目でもご来光を拝むだけなら充分でした。 5時10分頂上に向けて出発。ここからが急に空気が薄くなるので注意しながら登っていく。半歩ずつ進むくらいのペースでも10分に一度は立ち止まって小休止。こんなんでホントに今日中に着くか不安になりながらも、腹式呼吸をしながら少しずつ進んでいった。 9合目を過ぎる辺りから、登山道に苦しそうにへたり込んでいる人の姿が増えてきました。僕もなんだか頭がジンジンしてきて、酸欠なのか体温上がりすぎてるのかよくわからない。そんな中でビックリするものを見た!なんと上から降りてくる人の中に、チャリンコを押しながら下山している人が( ゜_゜;)。しかもママチャリ。驚いて頭痛いのもどっかに飛んでしまいました!! ようやく山頂に到着。時計を見ると8時8分。末広がりでいい感じ!!がんばったかいがあったぁ! 30分くらい休憩してからお鉢めぐりに出発。 駿河湾~静岡を見ながら時計回りに剣が峰をめざす。 最高峰の剣が峰の手前の坂が、今までで一番きつい坂でした。頂上について気を抜いていたのか、ホントにきつかった~。 で、日本最高ポイントに到着。意外と気持ちは冷静。富士山レーダーの測候所跡の展望台から日本アルプスを眺める。高所恐怖症の僕としては気を失いそうな気持ちでしたが、すばらしい大自然のパノラマで、またまた感動! 1時間40分ほどでもとのところにもどってこれた。ほとんどの人が時計回りにお鉢めぐりをやっていたけど、逆回りのほうが絶対楽な気がする。 山頂の山小屋でカレーうどん(¥1000)を食べてみる。なかなかおいしかったけど、ビールは空けた瞬間に炭酸が飛んでしまうのかとてもまずい。気が抜けたビールほどまずいものはない。7合目で飲んだときもまずかった。 友達に登頂成功のメールを送ったりしながら1時間ほど休憩。頂上でも電波3本立ってました。(SoftBank 3G) 11時15分下山開始。下山道はほとんどが砂礫で足元がズルズル滑っていき不安定な状態が続いて登りよりも消耗が激しい感じです。途中からめんどくさくなってきたのでスキーのスラロームのようにして下りて行きました。 5合目までず~~っとおんなじ状態で、最後の方では膝と足首がまったく力が入ってない状態で、何回も足をひねりそうになりました。 13時15分5合目到着。ヤッター!! 下山所要時間2時間。(そりゃ疲れるよ) 5合目で食べたきのこうどんの美味かったこと。 疲れたけどのぼってよかったです。来年もまた登ります。
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Last updated
2007.08.15 00:39:52
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