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ディズニーリゾートで働いている従業員のことをキャストとよぶのは、もうみなさん知っていることと思います。パークでは目にうつるものすべてがテーマに即したショーであるという理念があります。
パークの建物、アトラクションはもちろん、パークに植えられている木々やお花、ベンチやごみ箱に至るまですべてテーマに即して計算の上、演出されているそうです。 従業員もそうです。パークの従業員はその働く場のテーマに即して、まさに「演じる」という視点からキャストとよばれています。 そしてこのキャストですが、各グレードに分かれているそうです。 その内容ですが、Mキャスト、Aキャスト、Gキャスト、Iキャスト、Cキャストの5段階にわかれます。 ちなみにこの頭文字をつなげるとMAGIC(マジック)になります。 5つの段階のキャストが1つになってはじめてディズニーマジックになるというわけです。 1.Mキャスト 上司や先輩のサポートを得ながら標準的なオペレーションができる。Make up(化粧する) 一人前のキャストとして舞台に立つ準備をするという意味。 2.Aキャスト 独力で標準的なオペレーションができる。Action(映画や舞台での監督の掛け声) 一人前のキャストとして演技を始めるという意味。 3.Gキャスト 独力で標準的なオペレーションができ、スキル面や精神面で後輩のサポートができる。Growing up(成長する) キャストとして成長し、後輩たちをやさしく見守るという意味。 4.Iキャスト 他者の手本となり得るオペレーションができる。後輩の指導ができる。Instruct(教える、指導する) 自ら演じるだけでなく新しいキャストを指導するという意味。 5.Cキャスト ロケーション全体の視点でオペレーションができる。Captain(チームをまとめる) 自ら演じながらロケーション全体を統率するという意味。 またグレードがアップすると研修などの受講があるようです。 パークのキャストさんっていつも笑顔で親切に応対してくれますが、こうしたきちんとした教育理念があってこそなんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 18, 2006 06:44:42 PM
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