トマトの紐による誘引方法
Koharuu さんからトマトの誘引方法についてご質問を受けましたのでアップします。 トマトを紐で誘引するには、雨よけトンネルで吊るす方法が簡単です。他にも、雨よけなしで両サイドに支柱を立てるなど(立方体をつくる感じで)して吊るす方法もありますが、どうせ雨よけをした方がトマトにはいいので、雨よけ栽培で紐による誘引がベターだと思います。 誘引に使っているのは、農業用の「サンライン」という誘引紐。この紐はちょっと高価ですが、3000mもあるので、家庭菜園なら一度買えば死ぬまで使えると思います。コメリホームセンターで見かけます。私は鳥よけなんかにもこの紐を使用しています。トマトを、普通のビニールひもで吊ったことがないので、この紐以外の誘引ついてはコメント出来ません。 緑の矢印が私が実際に行っている紐を吊るす方向です。3mの畝に6株定植していて、大玉は1株当たり2方向に誘引します(2本仕立て)。2方向に誘引するとトマトが小さくなるかもしれませんが、気にしていません。ちなみに、ミディとミニトマトは3方向に誘引しています(3本仕立て)。2本仕立て、3本仕立てにすれば苗代のコストが下げられます。 誘引紐の株元側は・・・写真のように、株元にマルチキーパー(いわゆるトンボというもの)を差し込んで、ここに誘引紐を固定しています。 しばらくは1本のみの誘引になりますが、脇芽が出てきたらよい方向に伸びている脇芽をもう1本のばして、残っている紐に誘引していきます。 誘引紐は、写真のように雨よけトンネルの両サイドの支柱にくくりつけています。この紐は、後々誘引する際や、吊る降ろしをする際に紐を伸ばしていくので、ピンと糸を這った状態の1.5~2倍くらい余裕を持って紐を設置してください。 トマトの蔓を誘引紐に巻き付けていく良い写真がありませんが、それほど難しくないと思います。1週間に2回くらい誘引が出来るとベストですが、私は1週間に1回しか誘引していません。糸がピンと張っていると誘引しにくくなるので、小まめに支柱にくくってある紐を緩めて、誘引紐の長さを調整してください。 紐を長くしておくことで、吊る降ろしも簡単に出来ます。 ちょっと解りくいかもしれませんが、私は作業時間の短縮を狙って、ずっとこの方法で誘引しています。 今日も最後までブログを読んでいただきありがとうございます。家庭菜園を通して皆様が幸せになれますように。家庭菜園のブログランキングに参加中 「この日記いいね!」と感じたら2つのバナーをポチポチとお願いします!