結果として
S婆・・・とはどうなったか。もう一年もたってクラスも変わったが、恨み、傷跡は消えない。結果として、登校拒否&私も学校に行くなといい、副校長に宣言をした。もう、学校に娘を行かせない!学校を訴えてやる!と。あわてて副校長が家にきた。そしてなんとか私に信頼をもたせて「わかるわあ。私もこういうことをしてしまってねえ。」となんとか私をなだめ、お話をさせて警戒を解かし、親密を持たせて怒りを説こうとしているが私はだまされない。「心理学で相手の警戒を解くとき、ななめに座りますよねえ。で相手の意見を否定せずにきいて、私もそうなのと経験を話す。で、相手に親密感を抱かせるやり方。マニュアルそのままですねえ。でもそんなんで私はごまかされませんよ。私心理学の勉強もしてるんでね。このS先生が首になるまで裁判おこします。今日いまから法務局にアポとりましたから。行って人権侵害でうったえますよ」さすがにごまかせないとふんだのか、顔色が変わり、「ちょっと待ってください。私の権限で絶対に先生を指導し今後このようなことはさせません。」法務局の威力は絶大だった。ようやく具体的に動くようだ。「法務局はなんとか押さえてください。お母さんがいろんな経験されて知識が豊富なのはよく分かりました。でも先生も悪気があったわけではないんですよ」と副校長。まだ身内をかばうか。この野郎!!「相手をほめてなんとか押さえるやり方ですかあ。でもねえ、私も先生の表情や声のトーンでわかるんですよー。あの先生ごまかすときとか、嘘つくとき、悪意の時、声のトーンがちがうんですよ。人間、思惑によってね、いくら表情はつくれても、声のトーン、スピードはその人間の心がでるもんなんですよ。」私もだてに学校で先生と話しにいったりしてたわけではない。整体師は人間の観察は大の得意なのだ。先生がごまかすとき、本音のときなどの声のトーンとスピードをさぐっていたのである。そのことを話す。心理や親にたいする講習をうけた副校長もさすがにここまでいわれたら為すすべはなかったらしい。まあ、副校長はそんなに悪い人ではない。はなせば分かる知的な人だ。だからこそ言ってるのだが。S婆は感情になるだけだからなあ。でも上に押さえられれば、黙るタイプである。とにかくこの日は副校長ががんばって子供を説得し、学校へつれていった。私も途中で迎えにいった。さすがに副校長にやりこめられたのか、このS婆は二度と問題行動はおこさなかった。やれやれ・・・長い戦いだったが、子供の傷はなかなか癒えなかったし、ほかの親ともそれで亀裂が走ったこともあった。とりあえず勝利はしたが、S婆に対してはやはり許せないし、本当に訴えてやれば良かったなあという気もするけど、事を荒立てすぎて学校と亀裂になっても困るし。三国志の言葉で、「勝ちすぎると恨みが残る。ほどほどに勝って従わせるのが上策」というのを思い出したので、とりあえずこれで納めてある。実際困ったことは全部副校長に話して、解決してもらった。法務局へ言わなかった借りがあるということなのさ。もっともいつかこっそり復讐してやろうと心には誓ってるけどねー。子供のいじめで先生がもみ消したら、先生の会話を録音して法務局へ訴えよう。