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テーマ:心のかたち、人のかたち(948)
カテゴリ:こころ
高いところからずっと 私を見下ろして 何も言わない。 私はそこに立ちすくみ 変り果てた彼を見上げる。 どれくらいの時を 一緒にすごしただろうか。 それさえもあやふやで 笑いあった事さえ 思い出せない。 人は死に直面して初めて 人には命があるのだとわかる。 でも実感はない。 まだどこか遠くの地で 生きているのだと 思ってしまうのだから。 夢でも現実でも たまに出てくる彼の姿は もうみたくない。 でてくるのなら 元気な姿を もう一度。 絶対に出てこない。 願えば願う程。 「死とは、私達に背を向けた 光のささない生の側面である。」 byリルケ 今を精一杯生きたあなたのONEクリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.13 16:50:14
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