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テーマ:ニュース(100194)
カテゴリ:時事・政治経済全般
注目の本日の参院選は、自民党大敗はある程度予想されていましたが、蓋を開けてみると予想以上の民主党躍進、自民党大敗の結果となりました。
現時点の投票速報では、岡山では現職の参院幹事長の片山氏が民主党の候補に破れたり、四国4県に至っては自民党はすべて議席を失うという惨憺なる状況でありかって宇野内閣が辞任に追い込まれた1989年の参院選での36議席に匹敵する40議席割れが確実である等、過去最悪に匹敵するほどの大惨敗となりそうです。 当初の自民党の責任ラインは、改選議席が64議席ということで、公明党の13議席獲得を前提として与党の過半数維持確保できる51議席がノルマであったわけですが、実際は過半数維持どころか、大幅に割り込む結果となるわけであり、今後安倍政権が続投するにしても、参院は第一党の民主党との協力なくして審議は進まないこととなり、安定した政権運営上において 難しい局面が予想されるだろうと思われます。 正直なところ、今回の結果は年金問題等もそうですが、明らかに安倍政権の閣僚の相次ぐ不祥事やそれに対する対応のまずさが支持率低下に直結しているものであり、民主党は単に漁夫の利を得たに過ぎないだけだと思いますね。 個人的には、政治というものはできもしない理想論より現実に出来る政策をどう実現できるかが重要であると考えているので、選挙の際はいかに政権運営を担える能力をもった政党からよりよい選択をするかだと思います。 もちろんベストの選択ではありませんが、投票したい候補が、政党がないからといってせっかくの投票権をパーにする選択肢だけはしたくない。 そんな理由から選挙には必ず投票するようにしていますが、今回は選択には本当に悩みました(苦笑) まあ、こういう結果となった以上、惨敗の自民党には抜本的な見直しを、大勝の民主党には責任政党としての役割をしっかり認識して党利党略でない挙国一致で政策運営にあたってもらいたいものです。 あと余談ですが、議席獲得が微妙と言われていた国民新党は2議席、新党日本は1議席を確保したようですが、新党日本の1議席はやはり例の方でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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