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カテゴリ:仕事関係
本日、会社より来年度の組織体制について連絡がありました。
ちょうど数年前も大幅な組織見直しがありましたが、今回は本部機能の移転も含め、大きなものとなりそうとのこと。 まあ、こういう時代ですからあながち予想はしていましたが、それによって担当業務の内容が大幅に変わったり業務負担が増すのは正直憂鬱でありますね(^^;) ただ、一つ喜ばしいのは数年前の組織見直し時に変更されたカタカナ職制が再び通常の職制に戻ったこと。 うちの勤務先の場合、元々は部制で、組織見直し時にチーム制に代わった経緯があるのですが、個人的にはこのチームうんぬんという名称は外部にもわかりにくいうえ、何より組織が軽く見られているようでどうしても好きになれない。 もちろん、職種によってはカタカナ職制が向いている業態もありますし、すべてを否定するつもりは毛頭ありませんが、少なくとも国内のみ展開している一般職種の場合は、向かない場合が多いような気がします。 そもそもカタカナ職制を使う主な理由としては部課制に代表される旧来の組織体制にありがちな縦割り組織の弊害を打破して各部門同士の横断的な連携を目指すことで内部的にはフラットな組織を、外部的には新たな組織として生まれ変わったというリニューアル的なイメージをアピールしたいという目的かと思いますが、やはりそこに属する者の意識変化やユーザーにとってわかりやすい組織体制や名称であるということでないと所詮は自己満足の世界で終わってしまうと思います。 一例として某県の県庁の場合、マスコミ向けパフォーマンスを意識したのか前知事の時代に組織名称をそれまでの部課制からチーム制に変更したため、それまでの課はチームに、係はユニットと呼ばれるようになり、それらの長はチームリーダーやユニットリーダーなんて呼ばれ、かつ施策名にも一般人には理解が難しいような横文字がやたら使われたりしていましたが、(ルー大柴の横文字連発(ルー語)ならわかりやすく笑えますが・・・(笑))現知事が就任後にはに元の部課制に名称を変更したという経過がありますが、行政組織にそもそもチームだユニットだなんて組織名称を使うのは、モーニング娘じゃあるまいし勘弁してくれよ!!って思ったものですし。 いずれにしても安易なカタカナ職制の濫用はいかがなものかと思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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