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カテゴリ:株・投資全般
お久しぶりです。
今年初めてのブログ更新でありますが、本日はSFCG破たんの話題を。 <以下日経ネットより引用> 東証1部上場の商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)は23日午前、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、財産の保全命令を受けた。負債総額は3380億円で、今年に入って最大規模の倒産。銀行より高い金利で中小企業向けに融資してきたが、強引な債権回収が社会問題にもなって信用力が低下。金融危機の影響も重なって2月末の資金手当てが難しくなり、経営が行き詰まった。 大島健伸会長(前会長兼社長)は同日、都内で記者会見し、「昨年8月以降、ほとんどの金融機関から新規の資金調達が不可能になり、決済資金が調達できなくなった」と説明。「再生手続きが軌道に乗り次第、速やかに退任する」と語った。(以下引用終わり) SFCG(旧商工ファンド)といえば、あのロプロ(旧日栄)と並び悪名高き商工ローン業界の両巨頭で有名ですが、その悪辣さはロプロより上をいっている分、しぶとく生き残るだろうと思っていたので、正直、ロプロより先にジ・エンドするとは意外でした。 さて今後のSFCGの行方ですが、果たしてこの状況下で再生スポンサーが出てくるのか非常に疑問な気がします。 まず、SFCGやロプロから借り入れしている中小企業等はまず銀行からの融資手当てができない、信用保証協会の保証承諾が得られないという業績懸念先であること。 でないと、SFCGやロプロみたいな高利の商工ローン会社から借り入れをする経営者なんていませんしね。 とはいえ、多くの利用先である中小企業への影響もあるので、どうソフトランディングできるかが課題かと思います。 それにしてもSFCGのHPにある創業者である大島健伸会長の厚顔無知ぶりな自叙伝マンガには思わず笑えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.24 01:14:49
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