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2009年10月19日(月)に、
劇団☆新感線の舞台「蛮幽鬼」を、新橋演舞場で観てきました。 上川隆也さんと堺雅人さん(の客演)が二枚看板。 稲森いずみさんが、気品ある花を添えています。 モンテ・クリスト伯(巌窟王)を大胆にアレンジ。 主人公が幽閉された島で出会ったのが、高潔な神父ではなく、 微笑みを浮かべて人の命を奪う殺人マシーンだったら・・・ 舞台は撮影もされていて、 おそらく来年(2010年)には映画の形式で公開されるでしょう。 ゲキ×シネと呼ばれていますが、役者の表情がアップでも見られます。 僕は視力が1.5なので、後方席からでも堺さんの微笑みは見えたのですが(笑)、 やはり表情の微妙なニュアンスは分かりません。 いずれ映画館のスクリーンでも確認してみたいと思います。 10月19日は舞台の撮影日でもあり、新橋演舞場には十数台のカメラが入り、 役者さんも気合が入っているように感じました。 ストーリー 演技 音楽 と期待通りの作品で、 <いのうえ歌舞伎>の異名を取るだけのことはあります。 そして、いい意味で期待を裏切ってくれたのが、早乙女太一さん。 早乙女さんについては、お名前こそ知っていましたが、 これまで舞台を観たことはなく、 女形の若手ホープという認識しかありませんでした。 写真を見て「美しい人だな」と思ってはいても、 動きを見たことがなかったのです。。 舞台での役柄は、あるときは美貌の踊り子、 その正体は武芸の達人、という設定でした。 何度も殺陣(たて)のシーンがあるのですが、恐るべき動きのキレ味です 速い 正確 キレイ と三拍子そろっています。 言葉で表現するのが難しいのですが、記憶をたどってみると・・・ かつてロイヤルバレエ団にいた頃の、 熊川哲也さんのバレエを観たことがありますが、 ジャンプの高さはともかくとして、動きのキレ味は、 世界的なバレエダンサーに匹敵する水準だと感じました。 才能と修練によって、人はここまで動けるんだなぁ~と、ただただ感心。。 作品全体の構成も素晴らしいのですが、 その中で垣間(かいま)見える、人の輝きもまた、いいものですね^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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