筆の響（俳画編）

週末は書道の研修だった。

お昼に到着してから夕方まで４時間くらいかな、ぶっ通しで書いた。
すごい大広間の和室に３０人以上かな、みんなおっきな下敷きを敷いて、
書初め大会のような感じ。

大きな紙に、かなを書いたり漢字を書いたり。
家にいると、１時間も書いたらひーひー言ってしまうのに、
書いているとどんどん自分の字が変わっていくのがわかって、
先生にも見てもらって、なおしてもらって、

ほんとうは行くまでとっても嫌だったんだ。
わたし、落ちこぼれだし、周りの人はすごく上手だし、って。
でも行ってよかった。

書いているとどんどん楽しくなってくる。
もっともっと書きたいって思った。


行きの電車で先生と一緒になって話しながら行ったんだけど、


これから年をとったときに、
なにか自分ができるってものを持っているといいわよ
なにもなかったらつまらないじゃない？


って先生から言われた。
これからもずーっと書き続けて２０年たったら、
こんな私でもきっと上達してるだろうな。
がんばろう。