マイケル・ジャクソン　ヒーリング

2009.09.16

マイケル・ジャクソンさんが亡くなって
いろいろ調べてみました。

彼の人生のテーマは「人類愛」であったこと。
彼は音楽とダンスを通じて　さまざまな慈善活動を行ったこと。

けれど。

彼の善行はほとんど日本では報道されずに、
奇行や醜聞ばかりが　大げさにクローズアップされたこと。

彼の人生を支配した、二回の児童性的虐待の疑惑事件は、
冤罪、あるいはお金目的で　
マイケルさんを貶めようとした、第三者の意図的なものだったらしいこと。

ふたつの裁判は「無罪」になっていること。

そして、ロス警察は
マイケルさんの死因を「他殺」と断定したこと。

※日本の他殺とは異なります

（アンチ・マイケルの方
こういう話題がきらいな方

スルーなさってください。

このブログを個人の死を冒涜する場にしたくはありませんので
ご理解・ご協力のほど　よろしくお願いいたします)

ファンの間では、
最初からはこの死は誰か、あるいはある組織の陰謀では
ないか、とする声もあったようです。

そして、ある日本のメディアは　マイケルさんの死を
こう称しました。

(合法)薬物依存による「緩慢な自殺」と。

果たして　何が真実なのでしょうか。

いまだにマイケルさんに関しては
捏造された事実らしきニュースがもっともらしく報道され続けているようです。

私は、マイケルさんの死後
彼のファンになりました。

マイケルさんのＣＤもＤＶＤも買いました。
マイケルさんに対する愛であふれるサイトもずいぶんと見つけました。

マイケルさんを知るにつけ、彼は過小評価されるべき人間ではないと
心の底から感じました。

けれど、どうしてもひとつだけ気になることがひとつだけ。
それはマイケルさんの整形です。

あの整形も　マイケルさんにとっては
ひとつの芸術だったらしい。

自分が進化する過程を表現するための一つのステージ。

けれど。
マイケルさんは自己免疫疾患を患っていたといいます。

ひとつは

全身性エリテマトーデスという膠原病

ひとつは

皮膚の色素が後天的に脱色する皮膚疾患尋常性白斑

という、ふたつの自己免疫疾患。

最初の冤罪裁判の時には、
検察がマイケルさんの尋常性白斑を証拠として認めていた、
つまり公式に、法的に、その病気であることが事実だと
認められていたというのです。

その裁判の中では、
全身性エリテマトーデスであることも供述されていたそうです。

そして何よりマイケルさん自身が
それを公表していたと言います。

その辺のお話はこちらのブログにくわしく書かれています。

http://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-f40e-1.html

※尋常性白斑についてはファンの多くが認めているようですが
　全身性エリテマトーデスについては
　症状が目に見えにくい場合もあるからなのか
　あまり一般的な認識ではないようです

で、整形です。

自己免疫疾患というのは、文字通り免疫システムに
問題が生じる病気。

自分で自分の体を攻撃し、
非常に疲れやすくなってしまう病気です。

しかも、全身性エリテマトーデスの場合
完治はなく
程度の差こそあれ、
ステロイド治療を一生続けなければならないんだとか。

http://health.goo.ne.jp/medical/search/10T10100.html

自己免疫疾患に　ステロイドの一生の投与。

継続的な投薬治療によって
マイケルさんの免疫力は少なからず普通の人よりも下がっていたと考えるのが
自然ではないでしょうか。

そうした病気にかかっている人が
何回も何回も　麻酔をかけて
顔に負荷をかけたのです。

整形にはメンテが必要です。

果たして、最初の手術から　何回麻酔を打ち、顔に負荷を
かけたのでしょう。

整形がいけないとか
その理由が知りたいとか
そういうことではなく、

どうしてふたつもの自己免疫疾患のある人に
医師は施術をし続けたのか、
それが本当にマイケルさんの望みだったのか。

マイケルさんに関しては、

とても理路整然としたビジョンやメンタリティが伝わってくる
一方で

この、整形と自己免疫疾患のように
どうにも納得のいかない側面とが見えてくる点がいくつもあります。

もし、この整形でさえも、マイケルさんの強い意志ではなく、
医師が主体となった思惑によるものなら

これもまた、死因とされている
医療過誤と同じようなことがいえるのかもしれませんが。

マイケルさんに本当に必要だったのは、

真の友であり
真のメンターであり、

真の妻だったのではないのか。

マイケルさんほど、癒しが必要だった人は
いないのではないか、と。

なんとも切ない思いに駆られていたのですが。

そんなことを考えていたら、
きのうマイケルさんの映画
『THIS IS IT』の予告編が解禁になりました。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id334766/

今まで　悶々としていた思いがすべて
吹き飛びました。

マイケル、ここにあり!!!!

マイケルさんの
神業とも思えるあのパフォーマンスのエネルギーが
ここに集約されていました。

マイケル・ジャクソン、フォーエバー。

私のようなにわかファンにも
すばらしい感動を与えてくれて

ありがとう。

完璧主義なマイケルさんは
このリハーサルで

アドレナリンを出しまくっていたんでしょうね。

アドレナリン。
誤解をする方も多いようですが、

アドレナリンの出しすぎは
心身に大きなストレスを与えます。

もちろん心臓にも。

ストイックなまでに　完璧を求めるマイケルさん。

ふたつの自己免疫疾患をわずらっていた彼の体は　
もしかしたら限界ギリギリまで来ていたのかもしれません。

(たとえ　かかっていた病気がひとつだったとしても)

それだけに、この映像からマイケルさんの魂の強い力を感じました。

ステージはマイケルさんにとって
魂の活動フィールドそのものだったのですね。

だからこそ、
死してなお、マイケルさんのステージは
多くの人を魅了してやまないのだと、

今はっきり　理解できました。

数回に及ぶ整形も
たとえ　それが自分の命を縮めることにつながったとしても

マイケルさんにとっては必要なことだった。
彼の一部だった、と。

彼は自己免疫疾患に苦しむ「マイケル」ではなく、
「キング・オブ・ポップ」としての　人生を選択したということなのでしょう。

ようやく　わかったのです。

マイケルさんが亡くなった時
私は、真っ先に思ったのです。

神様が休ませてくださったんだな、と。

「マイケル、もういいよ、君は十分すぎるほど働いた。
もう、ここで少し休みなさい」

今頃は天国で
自分自身を癒すように
『 Heal the World 』を

あの美しい声で奏でているのかもしれません。

http://www.youtube.com/watch?v=4LsfZtoWhXY&feature=related

ありがとう、マイケル。

あなたが生きていた時に「ありがとう」と言えなかったことだけが
悔やまれてなりません。

この美しいバラードは
永遠に歌いつがれていって欲しい。

そして、一日も早く
生まれ変わったあなたが
この世に舞い降りて、

あの華麗なステップと共に
美しい歌声を聞かせてくれることを
心から望んでいます。

地球を癒そう。
これこそ、ホリスティックケアの究極の
課題ですよね。

私も自分にできることを少しずつしていきたいと思っています。

私にできること。

それはおそらく書くことを通じて
さまざまなメディアで
ホリスティックケアをひとりでも多くの方にお伝えすること、です。

ペットlifeクリエイター　あべ☆さちこ

PS:私のヒーリングメディア