犬猫人の低体温

2010.02.06

犬猫人の低体温。
実はとても大きな「問題」です。

先日もお話しました。
女性の場合、自覚症状はなくても約8割方の人が「低体温」「冷え症」だと
言われています。

また、男性の「低体温」も最近とても増えています。
そして。
「犬猫ちゃん」も。

低体温がなぜ良くないのか、というと。

●低体温＝血行不良
↓
●すると体内の「水」がよどんだり、「血」がドロドロになったり。
東洋医学でいう「水毒」「お血」なんて言葉がそうなんですが。
↓
●すると代謝能力が下がる
↓
●抵抗力が下がる
↓
●体内に毒素や老廃物が蓄積する
↓
●それが原因になって細胞が変性してしまう
↓
●体調不良の原因になる

その過程で「免疫力」が下がってしまうからです。
　※このプロセスの順番は前後することもあります

そして、最悪の場合
●細胞が腫瘍化
↓
●ガン

になってしまうこともあります。

低体温を作る原因のひとつは「食生活」
化学物質たっぷり、水分不足だったり、腸温を下げる・身体を冷やす食材を食べたり、

そんなことが考えられるといわれています。
ほとんどのペットフードには、防腐剤などの化学物質が含まれていますから、
それを冷たいお水で流し込む、
という食習慣は「低体温」を招きやすくなります。

化学物質というのは、たいていの場合
陰性の物質といわれ、私たち生物の体温より低く、
また体内でも体温をさげる作用があるとされています。

食材もそうなのですが、その物質には栄養的な作用だけでなく
体温をあげる、下げるといった二次的な作用もあるんですね。

ですから、犬猫ちゃんも私たちも食習慣・食生活によって
知らないうちに低体温になっていることがたくさんあるわけです。

糖分の存在も低体温の原因のひとつ。
白いお砂糖、精製された糖分は、どちらかというと体を冷やします。
というか、かなり冷やします。
スイーツ好きさんには「低体温」がとても多いのです。

アイスやケーキをコーヒーで、
また、ジャンクフードをソフトドリンクで流し込む。

みぃんな体温を下げてしまう原因です。

そして、「低体温」を作る、もうひとつの大きな要因。
それは「ストレス」
東洋医学では
ストレスは腎臓周りに大きな影響を及ぼすといわれています。

感情で言うと特に「恐れ」
そして　体の異物、身体にストレスを与える化学物質などの存在も
体にとっての「ストレス」ですから
腎臓周りに大きなダメージを与えます。

そして、何よりそれが腎臓周りを冷やしてしまう。

腎臓周りというのは体内で最も冷たい臓器周りとされています。
冷気はその冷たい腎臓周りに集まりやすくなってしまいます。

腎臓は肝臓と共に解毒にかかわる臓器です。
老廃物などの対外排出に対して大きな役割をもっています。

●ストレスを感じ
↓
●腎臓周りが冷える
↓
●解毒、老廃物・毒素などの体外排出が滞り
↓
●血流を悪くさせる

ことにもつながったりします。

冷えはますます進んでしまいます。

特に女性の場合、
子宮・卵巣は特に特に冷えに弱い。
パソコンなどの電磁波はダイレクトに、子宮・卵巣を攻撃します。

低体温による生理不順・生理痛などが多いのは
もともと冷えている婦人臓器に
心身の恐れ＝ストレスが影響を及ぼし
ますます　低体温に傾いてしまうからなのです。

子宮・卵巣が冷えると
その生命力もさがります。

女性の場合、子宮・卵巣の力が女力・生命力の源なんです。

ですから、最近なんか力が入らないな、イライラするな、プチ鬱気分だな、
という時には、子宮・卵巣＆腎臓がとても冷えている場合が多くなります。

それをそのままにしておけば。

早く老化が進んでしまいます。

現代は地球環境そのものの悪化によって
私たち生物はニュートラルな状態にあっても20～30％はマイナスに
引っ張られているといわれています。

この20～30％のマイナス、
これをストレスを感じている状態といいます。
だから、自覚はなくても
低体温に傾いている犬猫ちゃんや人間さんが多いわけですね。

さらに、この個体がストレスに敏感な場合、
そのマイナス傾向はどんどん増えてしまいます。

犬猫ちゃんは私たちより肉を多く必要とする生き物のため
体温は人間さんより少しだけ高めなのですが
その犬猫ちゃんでさえ
「低体温」によってさまざまなトラブルが生まれてきてしまっているのです。

低体温を改善する方法としては

●温かい食べ物、身体を温める食べ物を食べるようにする
●十分な生温かい水分をたっぷりとって　血流が滞りにくいようにする
●解毒作用を高める食べ物、また解毒作用にかかわる酵素などを
　積極的に摂りいれる
●血流が良くなるように適度な運動

などが考えられます。

また、ストレスの大元を極力減らすこと、
またストレスに負けにくい強い心身を作っていくことが求められます。

デリケートさんは、ちょっとしたことにも「ストレス」を感じ、
すると「低体温」になり
さらに「ストレス」を感じやすくなり。

という悪循環にはまりやすくなります。
また、身体の弱い子、もストレスには弱いので

基本は、

体質改善をしながら

●ストレス対策

に臨む必要があります。

和食は、人や人間さんの心をゆったりさせ、
ストレスに負けにくい落ち着いた心作りにも効果的、とする説が出てきています。

東洋医学では冷えは万病の元、とされています。
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　　体の温まる
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きょうの言葉

もしあなたが、
たえず自分を他人と
比べていたら、
あなたにとってはもちろん、
周りの人たちにとっても、
人生はどんなに
つらいものになることでしょう。

(by ローター・J・ザイヴァート)

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