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2010.02.08
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カテゴリ:犬猫の病気
先日、犬猫ちゃん&人間さんの心雑音
もしかしたら心臓病ではないこともあるかも、というお話をしました。

さらに心臓検査には「聴診器」ではなく「心臓エコー(超音波検査)」を、と。

さっそく読者さまからお便りをいただきました。
といっても。

はじめての読者さまなんですが(*^_^*)


■ Aさま1回目のお便り■

犬の心雑音で検索をしてて、こちらのサイトを見つけました。

我が家のプードル・3歳(♂)が、昨年9月に、心雑音が有り
レベルが1だと診断されました。

心電図の結果『僧帽弁ですので薬を飲ませた方がいい』と言われました。


え?僧帽弁?。。。まったく予想していませんでした。


薬は一度飲ませたら一生涯飲ませなければいけないので、
『主人と相談して決めます』と言いその日は泣きながら帰りました。

聴診器と心電図だけなので不安もあり、
ネットで調べたらカラードップラーが有効との事で、
早速カラードップラーを扱っている病院を調べ、
診断された翌日には診てもらうことが出来ました。

先生に心電図の結果の紙を見せ、
詳しく話をしたのですが、すごく良い先生で、
話をきちんと聞いてくれて聴診器もじっくり時間をかけて聴いてくれました。

聴診器での診断では『雑音無し』

心エコー(カラードップラー)とレントゲンも1時間以上かかりましたが、結果、
逆流はまったく見られず、弁もしっかり動いていたし、
肥大もなく、各室綺麗ですとの
ことで、ちゃんと調べてよかった!とつくづく思いました。



でも、本日(2月6日)、また別の病院で
『若干の心雑音がありますね、でも、大丈夫です』と言われました。

雑音は先生によって聴こえたり聴こえなかったりするものなのでしょうか?

それとも、その日その日であったりなかったりするものなのでしょうか?

逆流もないのに雑音ってあるんでしょうか?それとも、
カラードップラーで見落とされていたのでしょうか?

          

またまた不安になり、ネット検索する日々が始まってしまいました。。。

そして、こちらのサイトを見つけて、救われた気がしました。

うちの子は、パピーの頃から不整脈があり、ストレスなどでそれが一時的にひど
かったり?と、それも関係しているのでしょうか?

 
今は、心臓病の症状と言われる咳などはみられず、元気もあります。
でも、定期的(一年に一度)に検査は受けるようにしようと思っています。


■Aさま2回目のお便り■


最初の病院で先生が

『この段階で薬を飲ませるのは、
飲ませた子と飲ませなかった子では、寿命の長さが違ってくる』

と言われ、今すぐ飲ませないと長生きできない
と言われているようなもので、すごく恐かったのを覚えています。

思わず薬に手が伸びそうになりました。

でも、2軒目の先生は

『私はこの段階では薬は薦めません、僧帽弁ではありません』

とはっきり言われ、救われた気持ちになりました。

3軒目の病院は

『そこまで気にする雑音ではありません、この若さで雑音があって
も、9~10歳まで心臓病を発症しない子もいますから』

と言われ、特に何をする必要はないとのことで、
これもまた複雑な気持ちになりました。

無いと思っていた心雑音があり、でも、心配する必要がないって? 
最初の先生は

『即・薬』と雑音の重大さを伝えてきたのに。

先生によって、考え方が違うんだと言うことがわかり、
セカンド&サードオピニオンは必要だな。。。と、つくづく感じました。


カラードップラーの検査の必要度を皆さんに分かっていただけたらと思います。


小型犬に多い僧帽弁などは、心エコー(カラードップラー)でなければはっきり
と確定出来ないと言うことを2番目の先生に教えていただきました。

聴診器&心電図だけでは何もわかりません
(心電図は不整脈しか確定できません)

心臓の定期検診は大事だなと思いました。

知り合いのホリスティックカウンセラーの方が

『どんなに若くて健康でも、1年に1度の心エコーは撮ったがいいよ』と、

いつも口癖のように言っていたのを思い出しました。

定期検診は心エコー(カラードップラー)とレントゲンは毎年必ずします。

ここまでがAさんのお便りです。「ありがとうございます ! 」


このお便りは私が書いた

本当に心臓病ですか

に対するお便りです。

ちなみに、
Aさんがカラードップラーとされているのは心臓エコー検査のことです。

また、心雑音があるのに、心臓病ではないケースは少なくなく

それらは人間さんのそれと同じように
機能的心雑音とか無害性心雑音などと呼ばれるそうです。


       ※愛猫ラグドール海 重篤な先天性肥大型心筋症 ほぼ克服
        愛犬キャパリア華実  先天性僧帽弁閉鎖不全症予備軍未発症記録更新中

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目を奪われ、
開いたドアに気付かない。

(by ヘレン・ケラー)



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Last updated  2010.04.04 08:16:15
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