ホリスティックケアは胡散臭い ?!

2010.03.19

ホリスティックケアは果たして胡散臭いものなのでしょうか。
う～ん、困りましたね。
確かに「胡散臭い」としている方はいらっしゃいますものね。
ホリスティックケアについて、よくご質問をいただきますので、
きょうはかなりの長文になってしいましたが、
よろしかったら最後までおつきあいください。

ペット君にもホリスティックケアの考え方をとりいれている方が
増えています。

が、ちょっと方向性がずれている場合もあります。
って偉そうには言えないんですけれど。

まず。

●自然なケア方法
これをとりいれていれば　ホリスティックケア　×

例えばアロマやハーブをとりいれている、マッサージをしている
手作りごはんをしている。

だからホリスティックケアではありません。

●ホリスティックケアはアンチ西洋医学

これも×。

ホリスティックケアは現代療法のいいところもしっかり取り入れます。

●お薬を絶対使わないのがホリスティックケア　
これも×。

ホリスティックケアというのは、
自然療法・代替療法・現代療法、その他
ありとあらゆる療法の中から、
その時々のベストを探り実践するものです。

基本的に、ホリスティックケアは医師ありきではありません。

病気を癒し、健康な状態に近づけるのは「患者」「患ペット」と考えます。

医師は、そのサポートをするために
その個体のその時の状態にあったケア方法を
戦略的に組み立て　アドバイス。

時に治療的アプローチを行う。

「患者」「患ペット」のココロのケアも重要な要素と考えますから、
ペット君の場合、飼い主さんのココロのケアも考えてくれます。

その中には、例えば死生観だったり、
スピリチュアルなことだったり。

つまり人生そのもののサポーター、パートナーとなってくれるのが
医師や獣医師の役割になります。

だからどんな先生に出逢えるかは大きなポイント。

ホリスティックケアには、医師のココロのエネルギーも
大きくかかわってきます。

高圧的だったり、頭がかたかったり、
という先生は　人に不安を与えてしまいます、ストレスですね。

一方、穏やかで、ココロが柔軟で、コミュニケーション能力があり、
もちろん治療的スキルが高ければ　申し分ありません。

先生自体が本来は癒しの存在となるわけで。

ホリスティックケアの先生は
病気が
例えば

●ホメオパシー
や
●ハーブ

●サプリメント

だけで治るとは思っていません。

体を作るのは毎日のごはんですから
何よりごはんに重きを置いて、
生活習慣もかえ、

それにプラスαの要素を加え、
そして、どうする方法が一番　その個体にとって効果が出やすいのか
そんな考え方をしてくれます。

もしもその方法がうまくいかない場合は
きちんと別の方法を提示。

あるいは治療にあたってくれます。

ですから犬猫ちゃんの場合
「完全手作り食でなければいけない」という考え方もしません。

すべてはケースバイケース。

必要な時には検査、手術、現代薬といった方法論もすすめてくれます。

すべてその個体のチカラをサポートする、という観点で
専門家としていろいろな選択肢を提示してくれます。

患者や患ペットの家族は、その情報に信頼を寄せ、
そして、その選択肢を実践していきます。

そんな、お互いの信頼関係の中から良いエネルギーを引き出して

交歓して
交流して
循環して

そうして、ケアの効果をより高めていこうとするのが
ホリスティックな医療のあり方です。

一般に思われている
「代替療法だけで病気を治したり、
　マッサージやハーブだけで　ストレスを軽減する」

のがホリスティックケアのすべてではありません。

それらはホリスティックケアにおけるツール(アプローチ方法)のひとつです。

また「これをすればこれが良くなる」
という考え方もしません。

すべて全体論的、
すべての相乗効果で結果を導くもの。

アンチホリスティックケアと公言する方もたくさんいらっしゃいます。

ホリスティックケアをしっかり認識し、
そして、実践した、つまり
人生観としてあるいはライフスタイルとして実践、検証した結果、
それを否定しているという方は
少ないかもしれませんね。

そしてこれは頭の痛いところです、
ホリスティックケアをしっかり理解しないまま、
時流に合うからと
「ホリスティックケア」を全面に打ちだす自称専門家も
残念ながらたくさんいるということ。

ホリスティックケアは
ちょっとおしゃれっぽいから、
ちょっとロハスっぽいから、

人受けしそうだから、
今の時代に合うから、

そのような視点で行うものではありません。

もっと本質的な「生き方」を見つめるものです。
いわば人生の大命題を探る、人生観のひとつです。

答えは一生かかって探っていくもの。

人生観は人それぞれ。
その違いに、良いも悪いもありませんね。

ですので、ホリスティックケアの考え方が体質に合わない、
共感できないという方がいらっしゃるのは
当然のことだと思います。

私は5年前にホリスティックケアの考え方にたどりつき、
そして人生が大きく変わり

また、これからも大きく変わっていくだろうな、とそんな風に期待しています。

専門家ではありませんが、私はホリスティックケアを実践しています。
いえ、つもりです（*^_^*）。

おかげさまで、愛猫ラグドール海
と
愛犬キャパリア華実

が先天性であり進行性の病である心臓病を
現代薬の投与をしないでほぼ克服できています。

また、私自身も薬漬けだった生活とはサヨナラ。
今は、お薬といえば葛根湯くらいしか飲みません。

その他はほとんどサプリメント。

ごはんだって、バッチリなんてことはないんですよ。
私の食生活なんて、かなりすごいです、逆の意味で(笑)。

薬に頼っていた頃の自分。
薬だけに頼らない今の自分。

極端な言い方をすれば
その違いだけですが、体調は激変しました。

心も穏やかになり、
愛や感謝という感情や言葉を
口に出すのも恥ずかしくなくなりました。

しっかりと手ごたえを感じることができているからです。
私はホリスティックケアにたどりつけて
本当に良かったと思っています。

ホリスティックケアは胡散臭い。
それはホリスティックケアに対する認識が十分でない場合に
出る発言なのかもしれませんね。

良いとか悪いとかではなく、
たとえホリスティックケアをとりいれても
そのように思う人には、良い結果はもたらされません。

それは現代医療でも同じかもしれませんね。

この薬を飲んだら副作用が出るんじゃないか、
この薬は本当に自分のカラダに合うんだろうか。

この先生は信用できるんだろうか。

そう思い、治療を受けることは、
自分のカラダにストレスを与えているのと同じ。

ストレスホルモンは、その人を攻撃することはあっても、
免疫力や自然治癒力を高めてくれることは少ないのです。

　(もちろんストレスは体に悪いことばかりではありませんが)

信じるものは救われる。
そういう考え方を宗教だという方もいらっしゃまいすが、
そうではないと思います。

信念かな、しいて言うなら。

自分を信じる、そのチカラですね。
自分の根幹、
自分の魂の声、
自分自身が信じられるか、そうでないか。

それがホリスティックケアのパワーの源になるのではないでしょうか。

真摯にホリスティックケアに取り組まれている先生や専門家の方の
お力を借りながら、
思考錯誤をくり返し、
謙虚な気持ちを忘れず、
実践し続けた人に
その結果としての「癒し」がもたらされる。

その癒しのチカラによって、
地球全体、宇宙全体が癒されていく。

私たちはおのおの役割をもったそのパーツ、一部分。
それが全体となって大きなチカラとなる。

そんな幸福論がホリスティックケアなのかな、と私は思っています（*^_^*）

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きょうの言葉

十分な愛で
克服できない
困難はない。

十分な愛で
癒せない
病気はない。

十分な愛で
開かない
ドアはない。

十分な愛で
橋渡しできない
隔たりはない。

十分な愛で
打ち壊せない
壁はない。

十分な愛で
救えない罪はない。

(by エメット・フォックス)

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ペットlifeクリエイターあべ☆さちこの本日のワンニャンpoint

ホリスティックケアは人生観!!!!

　

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Last updated 2010.03.21 06:15:06

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