メインクーンちゃんは弱い　?!

2010.07.16

人気猫種ナンバー1 何かごぞんじですか。
「メインクーンちゃん」だそうです。
愛猫・海の「ラグドール」は、人気ないみたい^^;

実は、私、先代猫ぴぴ麿を迎える時
ラグドールとメインクーン、とっても悩んだんです。
保護団体さんから迎えることも考えたんですが、
どうしても大型猫と暮らしたくて。
調べたんです、かなり、病気のことを含めて。
その時、真っ先にわかったのは

「メインクーンちゃんには肥大型心筋症という病気が多い」

ということ。
しかも、「家族性」つまり「遺伝性」

じゃ、無理かな、と思いました。
お恥ずかしいことですが、
当時、あえて遺伝性の心臓病の可能性のある猫さんを
迎えるほどの人間的キャパはありませんでした。
それだけの理由ではありませんが
それも大きな理由になって、私はラグドールを選びました。

ところが。
二代目のラグドールとなる海が先天性肥大型心筋症だったのですから、
なんと言っていいのやら　苦笑。
　　　
　　　　でも、海は「神猫」でした^^;

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さて、メインクーンちゃん。
肥大型心筋症の他にも関節の病気が多いとか、腎臓の病気が多いとか、
「かかりやすい」とされる病気は少なくありません。

そして、たまたま、かもしれませんが
私の電子書籍読者さまでも
メインクーンちゃんの健康トラブルでお悩みの方　多いです。

小さい時から　アレルギー

小さい時から口内炎・口臭

小さい時から　いえ、少し成長しても「開口呼吸」

小さい時から血便

人気猫種ということで、
時に、無責任な繁殖もなされて
不健全なまま飼い主さんの手に渡ることが少なくないのでしょうか。

これはもちろんメインクーンちゃんに限ったことではないのですが。

ブリーダーさん選びは慎重に　!

それとよく聞くお話ですが

自家繁殖は慎重に　!

かわいいわが子の赤ちゃんを見たいというお気持はよぉくわかります。
が、もしそのコが健康でなかったら、
またまた不健康なコが増えてしまう可能性がとても多いのです。

プロのブリーダーさんが繁殖をしても、病気の子ができるのです。
どんなに素晴らしいブリーダーさんの元でも。

それとメインクーンちゃんの場合
遺伝性の肥大型心筋症の因子をもっている可能性は
それなりに気をつけておかなければなりません。

※純血種の場合　遺伝性の肥大型心筋症の因子をもっている猫さんは
　　メインクーンに限らずいます
　　

心臓病です。
それが何を意味するか、一度きちんと調べてみていただきたいな、と思います。

「心臓病になったらお薬飲ませればいいんですよ」
なぁんて、無責任発言をするブリーダーさんも
たくさんいらっしゃいます。

メインクーンちゃんに限らず、純血種は、日本猫ちゃん系ミックスちゃんと
比べると、やはり全体的に「弱い」ですよね。

血が濃いですから、一般に。
そして、人工的に命を作りだすわけですから、
自然の営みとは異なり、
そのため生命力が弱くなってしまうということがあるのかもしれません。

だからこそ、だからこそ
小さい時から　病気になりにくい体を作る
「生命力の高いごはん」を食べさせてあげたいものですよね。

いろいろな考え方があります。
いろいろなブリーダーさんがいます。

私の読者さまには、メインクーンちゃんではありませんが
猫さんのブリダーさんがいます。
その方は、仔猫ちゃんに手作りごはんをあげています。
ワクチンなどの過剰摂取にも気をつけています。

何かトラブルがあった時には、できるだけ副作用の少ない
ホリスティックケアのお薬を選んでいます。

そういうブリーダーさんがいらっしゃることに私自身嬉しい驚きを感じました。

すべては無理でも、せめて手作りごはん、
手作りごはんが無理ならトッピングごはんくらいは
知識として、また実践されているブリダーさんを探してみると
より安心できますよね。

それが無理でも、お家に迎えたら
トッピングぐらいは考えてあげた方がいいかも。

食べるものによって、
その子のしあわせ寿命が変わってくることは
本当にあるんですもの。

例えば、
肥大型心筋症の因子をもっているコにカリカリONLYをあげ続けたら
どうなるか、
ワクチンを毎年打ち続けたらどうなるか、
無理やり交配させたらどうなるか、
フロントラインなどを毎年投与したらどうなるか、
シャンプーを頻繁にしたらどうなるか、

そんなことを考えてみることも必要かもしれません。

残念なことに
2歳半で　肥大型心筋症で亡くなったメインクーンちゃんを知っています。
仔猫ちゃんの時から口内炎がひどく、
手作りごはんによって改善しつつあるものの
１歳を過ぎてもいろいろトラブルの出ているメインクーンちゃんを知っています。

アレルギー治療のために使ったステロイド剤の影響からか
リュウマチになってしまったメインクーンちゃんを知っています。

たまたま、かもしれません。
メインクーンちゃんだってもちろん健康で元気な子もたくさんいるでしょう。

けれどブームの陰で、なのか、苦しんでいる子がいるのも事実です。

信頼できる、本当に知識のある、
そしてハートのあるブリーダーさんを探してくださいね。

病気になる子にはきちんと役割があります。
そのコたちとの絆を深めている飼い主さんがたくさんいらっしゃいます。
けれど、それに気づかずつぶれてしまう飼い主さんがいるのも事実。

で、あれば、できるだけ「健康」な子を呼び寄せるのも
幸せになる、ひとつの方法論かもしれませんね。

命を選別する権利なんか、私たちにはありません。

けれど、キャパにあった猫さんを迎えるのも
私たちの大切な役割だと思います。

仔猫の時から手作りごはん。
本当に元気幸せ力が変わります。

猫さんの体を作っているのは、毎日食べる「ごはん」なのですから。

ちなみに、愛猫ラグドールの海は
私のつくる超手抜き手作りごはんのチカラで
先天性、かつ重篤な肥大型心筋症をほぼ克服できました。

おかげさまで元気力もアップ、
たいていの猫さんに負けないくらいの元気っ子に成長してくれました^^;

メインクーンちゃんママさん「ファイト　!」

　　　　　　　　※当記事はメインクーンちゃんそのもの、
　　　　　　　　およびブリーダーさんを否定する意図で書いたものではありません。
　　　　　　　　メインクーンちゃんのママさんを傷つける目的のものでもありません。
　　　　　　　　メインクーンちゃんママに対する「エール」の気持ちで
　　　　　　　　書かせていただきました　!

　　　　　
　

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Last updated 2010.07.17 11:09:42

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