リンパ腫猫さん穏やかに天国へ

2010.08.19

奇跡的にとれた数年ぶりの夏休み。
おかげさまで何事もなく無事に家に戻ってくることができました。

数日間、メールcheckのできない環境にいました。
戻ってきたら、読者さまからの大量のご相談メールが。

今、お一人お一人お返事を書き始めています。
お返事まで今しばらくお時間をいただけますよう　お願いいたします。

また、お名前やアドレス、お問い合わせ内容がご不明な場合、
申し訳ありませんが、お返事をさしあげられないこともありますので
なにとぞ　ご容赦くださいませ。

　　　　
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さて、リンパ腫の猫さん。
6月半ば。
ママさんからヘルプメールをいただきました。

リンパ腫との診断を受け、さまざまなケアをされ、元気に過ごしていたそうですが
容態が急に悪化。

その過程で私の電子書籍happy♪猫まんまをお求めいただき、
手作りごはんをされていたそうです。

お便りをいただくのは初めてのことでしたが
ことがことだけに　お役に立てれば、と思い、私なりに奔走させていただきました。

最初のヘルプ要請は「レイキなどヒーリングを」というご要望でした。
私はヒーラーさんではありませんので
猫まんま読者さまにお願いしたところ、
数人の方がヒーリングをお申し出てくださいました。

ヒーリングのおかげなのでしょうか、
本猫ちゃんは、一時的にとても元気になり
食欲も戻り、ウンチなどもしっかりできていたご様子です。

動物君の生命力には、ただただ驚かされる思いでした。

ただリンパ腫自体、むずかしい病気ですから
最終的には、本猫ちゃんの想いを尊重するのが一番であることには
違いない、と感じていました。

もちなおして元気に生き続けてくれるのか、それとも。

いずれにしても「不安」や「苦しみ」の少ない
穏やかな時間を過ごしてほしい……。

そして。
ママさんからの旅立ちのご報告。
哀しい事実でしたが、それでも、

セツナイながら、
手当をしながら過ごした一瞬一瞬の時間がかけがえのないものとなりました事、
心よりお礼申し上げます

とお書き添えいただけていたことに
少しだけ、ホッとしました。

もちろん本猫ちゃんが亡くなったことは
哀しくて　さみしいことには違いありません。
ママさんの喪失感が痛いほどに伝わってきました……。

家族との別れ。
大切な人との別れ。
愛犬、愛猫ちゃんとの別れ。

哀しいけれど、誰もが経験しなければならないことですね。

家族を喪うというのは、
愛犬、愛猫ちゃんを送り出すというのは、
とてもとても、つらいことです。

特に愛犬、愛猫の場合、口がきけないだけに

「苦しんでいったんじゃないかしら」
「つらかったんじゃないかしら」
「私を恨んでいるんじゃないかしら」

どうしてもネガティブな気持ちが先に立ってしまうもの。

私自身、6年前には　愛猫ラグドールのぴぴ麿を、
また10数年前には、両親を限りなく医療ミスに近い状態でみおくっているだけに、
その時の喪失感、嘆き、哀しみが普通ではないことを
よくわかっているつもりです。

時には、周りにあるすべての物事が否定的に見えてしまうことさえも。

けれど、犬猫ちゃんは最期、
みんな、パパさん、ママさんに感謝して旅立ってくれると言いますね。

たぶん、先のリンパ腫猫さんも
最後の一瞬一瞬を
温かい光に包まれながら
ママさんの愛を感じながら
静かに、
けれど確かに全身で生きているという実感を味わっていたのではないでしょうか。

本猫ちゃんに対しては
ヒーラーさん以外の方もたくさんの方が祈りを捧げてくださいました。

大したことはできませんでしたが私自身も、
「ホ・オポノポノ」でヒーリングをさせていただいていました。

本猫ちゃんが2ヶ月近くの時間をかけて
静かに　安らかにゆっくりと天国に還ってくれただろうことに
心から感謝しています。

そして。

FIPで亡くなったぴぴ麿の旅立ちの時、
私はそばについてあげられなかったことを今でも悔やんでいますが、
けれど
ぴぴ麿はきっと「ありがとう」と思ってくれていただろう、
きっと「幸せだったよ」と思っていてくれていただろう。

そんな気持ちにさせてもらえた、今回のこの経験に感謝しています。

死は哀しい。
けれど忌むべきものでは、ない……。

哀しみの真っただ中にいる時には
なかなか気づけませんが
時が気持ちを好転してくれ、
その後温かい光に包まれ、
心にしっかりと平穏が訪れるということを私はしっています。

誰の心にも平安が訪れるのです、どんなに苦しみが続いても。

私にそのことを教えてくれたのは、
ちびっ子天使猫　ラグドールのぴぴ麿です。

ぴぴ麿、あなたの愛に包まれて
私は少しだけ強くなることができましたよ。

ありがとう。

　　　いつまでも
　　　いつまでも
　　　私の魂に寄り添ってくれていて。

「Kちゃんの置き土産、
　ママさん、いつまでも大切になさってくださいね」

Kちゃん、おつかれさま。
そして。
ありがとう。

あなたの満身創痍のメッセージは、
ママさんを
そして、あなたとつながったたくさんの人々の心を
癒してくれることでしょう。

Kちゃんに愛の光を贈り続けてくださったみなさま、
ママさんにかわりまして
心からお礼をもうしあげたいと思います。

「ありがとうございました

」

　　　　　　　　　　　　　　　　　ペットlifeクリエイター　あべ☆さちこ

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Last updated 2010.08.20 09:26:03

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