犬猫ちゃんの心臓病、腎臓病、膀胱炎に気をつけて !

2011.09.03

台風が上陸したとのこと。
みなさまもお気をつけてください。
私は関東ですが、今のところ、幸いにも落ち着いているもようです。

被害が少ないことを心より祈っております。

さて、ここのところ心臓病で亡くなる犬猫ちゃんが増えています。
特に猫さん、突然死なども多いです。

心臓病は夏に発症しやすい病気です。
今までなんでもなかった子が突然発症してしまうこともありますし、
心臓の悪かった犬猫ちゃんの症状が急に悪化してしまうこともあります。

急に食欲が落ちて何日もごはんが食べられないという場合
心臓病の可能性が高いので
そういう時はすぐ獣医さんにつれていってあげてくださいね。

それと、腎臓病と膀胱炎は大丈夫ですか。

今年は大震災、余震、放射能、猛暑、台風、天候不良と
犬猫ちゃんの体にとってストレスとなることがたくさん続いています。

精神的ストレス、肉体的ストレス。
みんな肝臓や腎臓を攻撃します。

特に腎臓はストレスに弱く
もともと腎臓に負担のかかりやすい体の作りになっている猫さんにとっては
かなりつらい半年間だったと思います。

腎臓は心臓との関係が深い臓器でもあるので
心臓と腎臓、両方にトラブルが出る場合があります。

それと人工放射線の影響。

今、問題になっているセシウムという物質。
これが体内に入った場合
人間さんの場合ですが

◎心臓の筋肉にたまり、心筋梗塞などの原因を招くことがある

さらに

◎膀胱炎、腎疾患、泌尿器・性器などの粘膜異常が起こることがある

という説があるそうです(チェルノブイリで起こったデータによる見解)。

人工放射線の健康被害については実は識者などの間でも意見のわかれるところで、
私たち一般人にとって何が正解なのかまるでわからないことが
不安要素のひとつになっています。

ただし、ガンなどで放射線治療を行った場合、
女性にはその後「膀胱炎」の症状が出やすい、としているサイトは複数ありました。

体内に入りこんだ人工放射線は、ある時期が来るとオシッコなどから排泄されることも
一部あるものらしいのですが、
泌尿器というのは、それらセシウムの通過地点となり、
また性器周辺のところでそのセシウムなどが放射線を出し続け、
それが活性酸素を大量に発生している、
ということも考えられるのかもしれませんね。

こういうことも「因果関係は認められていない」
といった見解も出てくると思います。

私が心配しているのは、特に膀胱炎の場合、
たいていは抗生物質による治療が行われることです。

長期にわたって抗生物質による治療を行った場合
体内の良い菌まで殺して、また体温を下げてしまいかえって免疫力を下げてしまうことが
あります。

猫さんに多いとされる突発性膀胱炎、人間の女性の間質性膀胱炎などの場合、
原因不明ですから　抗生物質治療を受けても一時的緩和しかしない場合が多いのです。

また、もしも菌がいて膀胱炎になっている場合でも
菌が抗生物質に対して「耐性」ができてしまい、
さらに強力な菌となってしまうこともあるとされています。

膀胱炎には抗生物質。

という常識が犬猫ちゃんや女性を苦しめていることもある、というわけです。

猫さんは犬君に比べても腎臓病や膀胱炎にかかる率が高い生き物だと私は認識しています。

もしもママさんに膀胱炎、性器の粘膜への炎症などが出ている場合は
すべてではないかもしれませんが「セシウム」の体内取り込みによる可能性も
あるかもしれません。

ということは、同じお水を飲み、同じ食材を食べている
犬猫ちゃんにも同じ症状があらわれるかもしれません。

猫さんってポーカーフェイスなので
具合が悪いのか、たまたまグッタリしているのか
ママさんでも判断がつかない時があると思います。

くりかえしになりますが
今年今までの半年間は
犬猫ちゃんにとって、特に猫さんにとっては「過酷」な時期でした。

オシッコトラブルが出たり、様子がいつもと違うと思った場合は
可能な限り早い段階で動物病院に連れていってあげてください。

実際、膀胱炎に対しては、食の改善、
例えば抗酸化作用の高い食べもの、
栄養素でいうのならビタミンCタップリのもの、
さらに酵素、補酵素や体を冷やし過ぎない温かめの水分補給に気をつけることで
自然に治癒する場合もあります。

とにかくお腹を冷やさないこと。
添加物タップリのカリカリは体を冷やす作用がありますし、
血液もドロドロにしてしまう可能性も高い食べものです。

血液ドロドロは心臓病を招き、
また膀胱炎や腎臓病なども招きやすくなります。

最悪の場合は、ガン細胞を活性化して、ガン発症に結び付くことも。

今頃の時期は犬猫ちゃんもママさんも夏の疲れが出始める頃です。

単なる疲れ、年のせい、夏バテと片付けないで
病気の素を断ち、免疫力を上げる工夫をしてくださいね。

体調の悪い時は、とにかく無理をしないで体を休めてください。

お薬に頼ることは悪いことではありませんが
お薬だけに頼るのではなく、食べ物の力を借りて
体の根本から病気に立ち向かえるような力を引き出していけるように
お互い　がんばりましょう　!

あ、ひとつ。

お肉よりお魚の方が血液サラサラ効果は高いですよ～～。

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Last updated 2011.09.03 12:43:48

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