犬猫ちゃんの腎臓病・腎不全でお困りのみなさまへ

2011.12.30

寒くなり、
私の書籍ご購入者さまからの犬猫ちゃんの腎臓病、腎不全のご相談が
急激に増えています。

年の瀬、愛犬、愛猫ちゃんのご病気で新年の準備どころではない、という場合も
あるかもしれませんね。

お困りのみなさまのお役に立てればと思いますが、
新しい記事を書いている時間がないため、
きょうは私の無料独自配信メールマガジンの記事のおさらいで
お届けさせていただきます。

東洋医学的にみると、
冬の寒さ、また精神的ストレス・恐れなどから来る冷えは
腎臓周辺に影響を及ぼします。

腎臓に負担がかかりやすい、ということは
膀胱炎、ストルバイト結石などの
オシッコトラブルも増えて来るということです。

さらに、腰と腎臓も大きく関係するため、
ヘルニアなどのトラブルも出てきます。

精神的ストレスのケア、そして
体を温めてあげるごはん、
さらに湯たんぽなどで、オシッコトラブルや
腎臓トラブルを防いであげましょう。

カリカリに冷たいお水、というごはんは
体を冷やし、腎臓に負担がかかりやすくなりますので
この季節は特に注意が必要です。

慢性腎不全、という言い方は正確ではないのですが、
一般的にこの言い方が浸透していますので、
本記事では「腎不全」と表現させていただきます。

犬君の場合、猫さんに比べると腎不全は多くありません。
ですので、記事は猫さん主体でお話します。
犬君のパパさん、ママさんは、
猫、とあるところを犬、と置き換えお読みください。

腎不全、腎疾患は猫さんの宿命とも言うべき病気です。
さらに、心臓病、心疾患も。

心臓と腎臓はお互いに協力しあって働いていますから、
腎臓の弱い猫さんは心臓に、
また心臓の弱い猫さんは腎臓に、

そんな風に　心臓、腎臓両方に負担がかかりやすくなってしまうのです。

夏場は　猫さんの心臓病発症率が高くなります。
ということは、当然腎臓にも負担がかかりやすい季節でもあるのです。

そして今からの季節は寒さ・冷えの影響で腎臓に負担がかかりやすくなります。
ということは。

くりかえしになりますが心臓にも負担がかかりやすくなってきます。

その辺を意識してトータルでのケアを考えていきましょう。

現在、腎不全、腎疾患で苦しんでいる猫さんのママさん

「あきらめないでくださいね」

以下は、懇意にしていただいている
ホリスティックケア獣医さんのブログ記事の引用です。

先生はただ今、超ご多忙のため、
飛び込みでの直接のご連絡には対応されていませんので、
ブログURLはご紹介いたしません。
ご了承くださいませ。

【ブログに慢性腎不全のことを書いてから全国から
　連絡をいただくようになりました。
　どれだけたくさんの方の飼い猫が
　慢性腎不全を患っているのかと改めて驚いた次第です。

　たしかに当院においてだけみても
　数十頭の患猫がいるのですから当たり前と言えば当たり前ですね。

　ただ連絡を受けた方の多くが
　それほど深刻な状態でないにも関わらず
　獣医さんに見放されている内容でした。

　お話の中には点滴等の治療もせずいきなり
「あきらめなさい」と言われた例もありました

　当院ではBUN１３０以上　クレアチニン10以上　PCV20以下といった
　深刻なIRISの分類でいうところの
　STAGE４のぐったりした状態からほとんどの猫が
　元気、食欲回復を回復し復活をしています。
　（もちろん自然療法で）

　　　注）腎臓が元通りきれいに治るという意味ではありません。

　みなさんあきらめないでください。　
　少なくともQOLを上げる方法はあります。
　食事療法（自然食）だけでもいい結果がでている症例もありますよ。】

↑　ここまで引用

自然療法について、
否定的な見解をされる方もいらっしゃるでしょう。

私自身は、自然療法を施す立場の人間ではありませんし、
また　どこかの組織に所属して
自然療法を啓蒙する立場の人間ではありません。

上記病院の先生とも志を同じにするだけで
この記事を書くことによって　
金銭的なものが発生しているわけではありません。

あくまでも一飼い主、一お世話人です。

わがやの場合は、愛猫ラグドールの海が
一歳半の時重篤な肥大型心筋症になりました。
生死の淵を何度もさまよい「危険な状態」と言われたその時に、
食事療法と自然療法のお薬とで
見事復活。

半年後には　ほぼ快復、という驚くべき体験をしました。

もしかしたらあなたもご存じかもしれませんが、
海はまもなく7歳になろうとしています。
現在は、食事療法のみ。

私の作る超手抜き手作りごはんと
数種のサプリメントだけで
元気に暮らすことができています。

発症から5年以上経っています。
西洋医学の薬は一切あげていません。

心臓病も腎臓病も進行性の病、
不治の病とされる点ではまったく同じです。

さらに、心臓のチカラを引き上げれば　
腎臓のチカラもひきあげられます。
逆に腎臓のチカラを引き上げれば　心臓のチカラもひきあげられます。

つまり、腎臓ケアをしてあげれば　心臓ケアにもつながり、
心臓ケアをしてあげれば　腎臓ケアにもつながるのです。

海の場合はさまざまなケアの相乗効果のお蔭で
心臓だけではなく体全体のパワーが上がった、ということのようです。

西洋医学にはそういう考え方はありません。
心臓には心臓の薬と処方食、
腎臓には腎臓の薬と処方食、
いずれもコントロールが大きな目的です。

もちろん西洋医学がいけないというのではなく、
西洋医学でなんとかならない時には
西洋医学以外の選択肢が存在する、ということを
あなたにお知らせできればいいな、と思っています。

腎不全になるとごはんを食べてくれなくて困る、というお話をよくうかがいます。
しかし、その一方で

食事療法(厳密には食餌療法ですが私はその表現は使いません)と自然療法で、
猫さんが元気になっているというお喜びの声もたくさんちょうだいしています。

犬君のママさんさんからも「ネフローゼ」という腎臓病が
自然療法のお薬と手作りごはんで改善している、というお便りをいただいています。

絶対、とはお約束できませんが、
選択肢はいろいろあります。

先生がおっしゃっているように

【みなさんあきらめないでください。　
　少なくともQOLを上げる方法はあります。
　食事療法（自然食）だけでもいい結果がでている症例もありますよ。】

なお上記獣医さんは
大切な命に真摯に向き合っていらっしゃる、心ある獣医さんです。

何かのお役に立てれば幸いです。

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※12月30日～1月4日は、上記特典のお電話相談、緊急のメール相談には
　対応できかねますのでご容赦くださいませ。

「日本に一日も早く
　笑顔が戻りますように。

　平穏・平安が戻りますように」

今年一年いろいろとお世話になりました。
私のつたないブログにおつきあいくださり、
また私の本をかわいがってくださり、本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。

あなたの愛犬、愛猫ちゃんを大切にされるお気持ちから
いろいろなことを教わった一年となりました。

ホリスティックケアのなんたるかを理解するにはまだ至っておりませんが、
来年は、日本中にさらに笑顔があふれますように、
微力ながらお役に立てるようつとめてまいります。

良いお年をお迎えくださいませ。

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Last updated 2011.12.30 19:48:55

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