犬猫ちゃん「闘病」から「病気との共生」へ

2012.08.18

ホリスティックケアは、「調和」を目指します。
「body（身体）、mind（心）、spirit（魂）」が三位一体となって、
その調和のとれた状態を「健康」ととらえます。
バランスが崩れていることを「不調和」とし、そこから「病気」が生まれるととらえます。

病気になるとよく使われる言葉が「闘病」です。
読んで字のごとく、病と闘う、ということです。

しかし、病と闘おう、病をやっつけようと思っている間は、
脳からはアドレナリンが分泌され、
よけい心身に緊張、あるいはストレスを与えてしまいます。

病気も自分の一部。
自然の一部だと考えれば。

病気と上手に折り合いをつけて、
ひとつの生命体の中で共に生きる、という選択肢が生まれます。

これは人間関係でも同じではないでしょうか。

あの人、嫌な人。
なんとかあの人をやっつけてやろう。
負けるもんか。

と闘争心むき出しで、その人に向きあったら。

きっとお相手の方も

「何よ、嫌なヤツ。
　やれるもんならやってみなさいよ。
　私はあなたになんか負けないわよ」

という気持ちになるでしょう。

毎日毎日、それが続いたら、お互いにエネルギーを消耗してしまいます。
お互いに調和とは程遠い生き方をすることになり、
免疫力も下がるでしょう。

もしかしたらストレスで円形脱毛症になったり、
その人のことを考えるだけで胃が痛くなったり。

そういう場合、どちらかだけがうまくいく、ということはあまりなく、
たいていの場合、
どちらも不幸になってしまいます。

「あの人とは合わないのよね。
　でもあの人はあの人なりにがんばっているし、
　私は好きではないけれど
　いいところもあるのかもしれない。

　人には悪い所だけでなく、良い所もあるものだもの。

　あの人のいいところって、もしかしたら、
　私も見習うべきところかもしれない。

　もしかしたら腹を割って話したら、案外良い人なのかもしれない。

　そっか。

　あの人を毛嫌いするより、あの人と平和関係を保って、
　お互いに心穏やかに暮らした方がお互いのためなのかも。

　ちょっと悔しいけど、今度笑顔であいさつしてみようかな」

もしもそう思えたら、気持ちがうんと楽になるのではないでしょうか。

実際に勇気を出して笑顔で挨拶したら。

もしかしたら相手の方も戸惑いながらも挨拶してくれるかもしれません。

それを二・三回続けたら、笑顔が返ってくるかもしれません。

お互いの敵対意識が薄れ、
大好き、とまではいかなくても、相手の存在が疎ましく思えなくなるかもしれません。

そんな毎日を続けているうち、どちらからともなく、

「今度お茶でものみませんか」

となるかもしれません。

「時間もあるし、ま、いいか。行ってみようかな」

そして実際にお話したら、なんと趣味が同じで楽しい時間が過ごせるかもしれません。

「ごめんなさいね。私あなたのこと誤解していたみたい」

そんな言葉が自然に出てきて、

「今度一緒に○○しましょうよ」
とか
「○○で困った時は声かけて」

とか、そんな協調意識が生まれるかもしれません。

あの、嫌なヤツ、が気の合うお友達に変われることもあるのです。

そうなったら、心には平穏が訪れ、
ストレスも少なくなりますね。

以前だったら気に障っていたお相手の癖も気にならなくなって、
そのうち、その癖さえ、お友達らしさなのだと愛おしく思えてくるかもしれません。

敵対心を抱き続けていた頃と比べて、どちらのあなたが幸せでしょう。
それはまちがいなく、後者のあなたのはずです。

さて、病気をお友達と思う、というのは現実的にはかなりむずかしい問題です。

でも、
その病気がその生命体の一部だと思えたら。
その病気がその生命体の個性だと思えたら。

「ヨシ」

その病気の特徴・特性をよく知って、
上手に折り合いをつける方法が見つかりやすくなるはずです。

先ほど、ふと思いました。

「私は愛猫ラグドール海の心臓病を神様からいただいた」

私は無宗教でいかなる団体にも属していません。
しかし、そう思ったら、周りの景色・空気感が一瞬にして変わりました。

海はお蔭さまで重篤だった肥大型心筋症という病気を
半年で改善、ほぼ克服することができました。
あの病気が海と私の絆をより一層強いものにしてくれ、

また、私自身をも成長させてくれました。

今だから言えるのかもしれませんが、
海の心臓病は、神様からの大切なGIFTだったのではないかと私は確信し始めています。

そのいただきものを、忌むべきものとして受け止め、
長期にわたり徹底抗戦していたら、
もしかしたら、海の心臓病の予後は変わっていたかもしれません。

争いの意識は、緊張とストレス状態を持続させます。
折り合い、協調、受容の意識は、程良いリラックス感、弛緩状態を持続させます。

そして、私たちのその意識は
愛犬、愛猫ちゃんにそのまま伝わってしまいます。

「このにっくき心臓病。
　絶対やっつけてやる　!」

という気持ちにこめられたエネルギーは、愛猫にとっては
緊張、ストレスを伴う、不快ホルモン分泌につながってしまいます。

「ママはいつも怒っている。
　ママはいつもイライラしている。

　ママはいつも泣いたり、悲しんだりしている。

　その原因は僕なのかな。

　僕のこの病気なのかな。

　ママ、ごめんなさい。
　僕がいけなんだね。
　僕が病気になんかなったから、ママはいつもつらそうなんだね。

　ママ、ごめんね。
　ママ、本当にごめんね」

一方、

「心臓病もひっくるめて、君なんだよね。
　上手に折り合いつけて、苦しくならないようにがんばろうね」

「ママ、ありがとう。
　僕もがんばるね。

　心臓病は苦しいけれど、でも少し休んでいれば楽になることもある。
　ごはんはママの言うとおりにするよ。

　心臓君にどんなごはんがいいのか、僕からもきいてみる。

　どうしたら心臓君が苦しくならなくて済むのか、
　心臓君と語り合う時間を大切にするよ。

　大変かもしれないけど、
　ママも僕のこと、見守っていて。

　僕なりにがんばれる方法、きっと見つけ出してみるからね」

幸いにして、自然界には、犬猫ちゃんの心臓の味方になってくれるものが
たくさん存在しています。

犬猫ちゃんの力、
そして
それら自然界の力を信じれば、
たとえ心臓病というむずかしい病気でも、
改善方向に向けることは可能なはずです。

わかりやすいように心臓病を例にとりましたが、
どちらがより調和を保ちやすい状態か、
あなたはどのように思われますか。

最後に。
こんな言葉も浮かんできました。

「私たちにとっては旅立ちでさえ、いただきものなのかもしれない」

私にこういう考え方を教えてくれているのが
愛猫ラグドールの海であり、
愛犬キャバリアの華実なのです。

彼らに育てていただき、生かしていただいているそのことに
日々感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟な私ですが、私のこんな考え方が
どなたかのお役に立てれば嬉しく思います。

私の本はすべて
先天性肥大型心筋症で天国への階段に足をかけながら、
半年後、復活した愛猫ラグドールの海と
愛犬キャバリアの華実のサポートを受けて創ったものばかりです。

　二人のホリスティック獣医さんと作りました。
オールカラー写真つきです。

目次詳細、誌面イメージは、
こちらの【なか見検索　!】でご確認いただけます。

毎日のごはんでできる病気のもとを退治する
デトックス術・デトックスレシピをご紹介しています。
デトックスとは肝臓、腎臓を応援して、
積極的に解毒・排泄を促すことを言います。

処方食にトッピングできる「心臓」「腎臓」「胃腸」「関節」「皮膚」を応援する
レシピをご紹介しています。

猫さんのトッピングごはん情報もお知らせしていますので
アレンジ次第で猫ごはんレシピとしてもご活用いただけます。

電子書籍です。ホリスティックケア流猫のしあわせごはん実践情報。
二人のホリスティック獣医さんととりまとめました。
カリカリONLYのリスクを減らし、心臓力・腎臓力・肝臓力・免疫力を
アップするごはんをご紹介しています。

【ご購入者さま特典】無料電話相談、下部尿路疾患ケアレポート

☆猫まんま読者さま体験談はこちらでご覧いただけます。

スマートフォン対応。
　お持ちのスマートフォンの
　製造メーカー（SONYやパナソニックなど）さんに
　「PDFファイルがみられるのか、またその方法」
　をご確認いただけますようお願いいたします。

有料電子書籍です。冊子サービス開始いたしました。

【超実践しあわせ健康法】病気知らずの犬猫(わんにゃん)＆美人さんを作るHappy♪デトックス

左クリックで内容ご確認いただけます

【ご購入者さま特典】
日本全国主要ホリスティックケア動物病院リスト(約100軒)ご請求権

☆論より証拠　ご購入者さまのお声はこちらでご覧いただけます。

「日本に一日も早く
　笑顔が戻りますように。

　平穏・平安が戻りますように

お返事の必要なものはコチラへ

ペットlifeクリエイター☆あべさちこ

お問い合わせなどはフルネームでお願いいたします。
　

　　ただいま個人的なご相談にはおこたえしておりません。
どうぞご了承くださいね。

また当ブログの情報は自己責任にてご判断ください。

Copyright(C)　SACHIKO ABE All rights reserved.
当ブログの著作権は私ペットlifeクリエイターあべ☆さちこにあります。
著作権保護にご協力いただきましてありがとうございます。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

Last updated 2012.08.19 21:14:10

[ わんこ幸せトッピングごはん実践BOOK] カテゴリの最新記事