犬猫ちゃんの手作りごはん、はじめの一歩　!

2013.11.09

こんにちは。宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。

犬猫ちゃんのための手作りごはん。
念のためお話すると

私の言う手作りごはんは完全手作りごはんだけではなく
トッピングごはんも含めています。

トッピングごはんとはいつものフードに肉・魚・野菜・穀類・海藻などの
食材とそれらの煮汁スープなどをかけて食べさせてあげるごはんのことです。

手作りごはんもトッピングごはんもママさんの愛情という面ではまったく同じ。
しかも、そのごはん力もほとんど変わりません。

ですのでここで言う手作りごはんとは
ママさんの調理のひと手間を加えたごはんをさしています。

さて、手作りごはんのはじめの一歩ですが。
それはママさんのごはんのおすそ分けから始まります。

例えば今の時季ならサンマとか、お鍋の具とか
お味噌汁の具とか。

玉ねぎなど犬猫ちゃんに食べさせてはいけない食材は外して、
味付けをする前のものをちょこっとトッピング。

ついでに煮汁もフードにかけてあげましょう。

そんな感覚でも立派な手作りごはんです。

猫さんの場合、いきなり食材を食べてくれない場合もありますけど
その場合、オカカなどを活用して風味を増し、勢いで食べていただくとか
方法論はいろいろあります。

で、そんなごはんがクリアできたら、ぜひ用意してほしいのが
フードプロセッサーです。

高いものである必要はありません。
家電ショップに行って、一番安いのでOK。

私が使っているのは確か4000円しなかったと思います。
それでもあるのとないのとでは大違い。

犬猫ちゃんのごはんは、基本食材を細かく切るのが鉄則です。
いろいろな考え方がありますけど、
その方が消化しやすく、胃腸などに負担がかかりにくくなります。

肉や魚は一口サイズ。
野菜類は徹底的に細かく。

もちろんお好みに合わせて多少大き目のものがあっても
いいかもしれませんが、本来肉食動物の犬猫ちゃんは
野菜などの消化吸収が私たち人間より得意ではありません。

犬君は現在は雑食に限りなく近づいていますが
それでも人間とまったく同じくらいの消化力があるとは言えません。

そんな犬猫ちゃんのごはん、
フードプロセッサーでペースト状にするのがオススメ。

特に猫さんごはんには重宝します。

家の子は食材を食べないの　? というお悩みのあるママさん、
食材をペースト状にするとペロペロとなめてくれることもありますよ。

その前に缶詰の食感に慣れさせてあげればたいていの猫さんは
食材も食べてくれますし、
ペースト状ならさらに上手に食べてくれるかもしれません。

かも、としているのはたくさんの読者さまがその方法で成功しているのですが、
やはり猫さんの個性はそれぞれなので、100％そうなるとは言い切れないからです。

いずれにしても、食材を多めに煮て、それをペースト状にして冷凍保存などすれば
毎回調理をする手間も省けます。

食べさせてあげるときに湯せんなどして温めてあげれば
いつでも温かいごはんが食べさせてあげられます。

温かい食べ物。

これも犬猫ちゃんのごはんの基本です。

生野菜など少量なら構いませんが
冷たい生肉を毎日、というのは
私の本ではオススメしていません。

この辺、いろいろな考え方がありますよね。
私は体を冷やさないごはんが
健康の秘訣だと考えているのでこういうところに落ち着いています。

いずれにしても、おすそ分けが第一段階。
そして作り置きができるようにフードプロセッサーを調達。

そんな感じでほとんどのママさんが犬猫ちゃんの手作りごはんに成功しています。

もちろん毎回ごはんを作ってあげてもいいんですよ。
ただ、お野菜・海藻・穀類など、
とにかく細かくして食べさせてあげましょう。

フードプロセッサー。
最近読者さまに教えていただきました。

生のお野菜を細かく刻むのにも便利です。
細かく刻めば、加熱にも時間がかかりませんね。

さらに消化しやすいごはんにできる。

とても便利です。

さらにさらに、ドライフードはふやかして食べさせてあげてほしいのですが
ふやけにくいドライフードもあります、
フードプロセッサーならそのフードを細かく砕くこともできます。
細かく砕けばふやかし時間も短くて済みます。

とそんなこと、あなたのお役に立てれば、嬉しいです。

あ、最後のおまじない「おいしくな～れ」もお忘れなく　!

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