犬猫ちゃんのケアと「自己責任」

2014.01.20

こんばんは。宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。

あなたは「自己責任」と聞いてどんな気持ちになりますか。

「責任」という言葉が入っているから
なんとなく窮屈、なんとなく面倒くさい　という感じでしょうか。

実は私たちはどんな時でも自己責任で生きています。

例えば道に迷った。

でもこっちの方が正しそうだからこっちの道を選ぼう。

そう、必ず自分で判断しています。

たとえ道を人に聞いたとしても

「あの人がそういうからこちらに行ってみよう」

という判断は自分でしています。

自分自身の健康管理、犬猫ちゃんのケアやお世話。

これらもすべて自己責任で行っています。

ということは。

私たちは私たちの人生の多くを自分の判断で創造する力がある生き物だ
ということなのです。

創造＝クリエイション。

かなりの確率で自由に創り出せるんですよね、本当は。

さて、犬猫ちゃんのケアに関して、

「自己責任だからいろいろ勉強しなくちゃ」

と思う方も多いかもしれません。

がひとつだけお知らせしておきたいなと思うのは

お勉強、すなわち理論だけではなかなか正しい答えは見つからないもの。

なぜなら。

相手は生き物だから。

愛犬、愛猫ちゃんはそれぞれ異なる命で
同じように見えてもみんな体質が異なるんです、

それを個性　と言います。

さらにお世話をするパパさん、ママさんもそれぞれ異なる命。

ということは持っているエネルギーがすべて違うんです。

私たちは誰一人自分とまったく同じエネルギーを持つ人に出逢うことは
ありません。

なぜなら私たちは唯一無二の存在だから。

つまり、Aという人がBという理論を実践したらCという結果が出ることはあっても
Bという人がBという理論を実践しても、Cという結果が出るかどうかは
わからないということ。

そこにさらに対象者となる相手方に生き物が介在すれば
当然結果はまたまた異なってくる、というわけです。

だからおもしろいんですよね、私たちの人生は。

たとえマニュアル通り生きようとしたとしても
必ず結果はオンリーワンの結果が導かれるものなんです。

それを「創造」と呼ぶのではないでしょうか。

言い換えるのならオリジナリティーです。

だとすると、犬というものは、猫というものは、というくくりでの
お勉強をしても実際には
その理論通りにはいかないことの方が多いということです。

さらに人間の脳というのは、理論と感性を同時に感じることはできません。

つまりお勉強で習った理論をおさらいしている時には

「勘」

が働かないようになっています。

ということは、例えば愛犬、愛猫ちゃんのごはんを作っている時に
あのコがきょうはこんな顔をしているから
きょうのごはんはこんな風にしようかな、という

直感というか動物的勘が働かなくなってしまう。

ということはいつも数字だったり、栄養学だったりの
理論優先でごはんを作ることになります。

「ええい、きょうはこんなごはんがいいと思うからこれにした　!
理由はわからないけどなんとなくそんな気がするから」

ということができなくなってしまうんです。

それが習慣化すると、絶えずハートではなく頭でごはんを作るようになっていきます。

あの。

犬猫ちゃんって本能があるので
自分に必要な食べ物はある程度判断できるんですよね、

私はそう思っています。

その能力は猫さんの方が犬君より上みたいですけれど。

つまり、たくさんお勉強をして「あ～だ、こ～だ」と頭を悩ませなくても
「きょうはこの材料がおいしそうだったからこれでごはん作ったよ」

とごはんを差し出せば、愛犬、愛猫ちゃん自身の「勘」が働いて
おのずとオンリーワンニャンごはんに近いところに導かれるということ。

ということは、ごはんのことは犬猫ちゃん自身にお任せ、という感じでも
犬猫ちゃん自身が「自己責任」で自分にふさわしいごはんに
ある程度は(もちろん100％　ではないです)
体内変換してくれるということではないでしょうか。

何が言いたいのかというと。

犬猫ちゃんのごはんに関しては基本の基本だけ抑えれば
頭を悩ませるほどに勉強しなくても

犬猫ちゃんたちがいろいろ判断してくれるんじゃないのかな、ということです。

もちろんお勉強することがいけないのではなく、
ほどほどに勉強して、あとは犬猫ちゃんにお任せ、というスタイルが
現実的に成り立つのではないでしょうか。

自己責任には自己創造の意味もある、ということ。

そしてそれはパパさん、ママさんだけに限らず
犬猫ちゃん自身にも備わった、素晴らしい力だということ。

それが私の9年間のホリスティックケアの学びにおける
ひとつの結論です。

いろいろな考えがあると思います。

何メチャクチャ言ってるんだ、とお叱りを受けるかもしれませんが

私は愛犬、愛猫が教えてくれた
ひとつの真実をお知らせしたいな、と思っただけです。
もちろんこの考え方をあなたに押し付けるつもりはまったくありません。

でも、そう考えていくとと、犬猫ちゃんとの生活って
ますます楽しくなるような気がしませんか。

ポイントは、犬猫ちゃんを、そして自分自身をどこまで信頼できるか、
ということかもしれませんね。

きょうのお話、ちょっとわかりにくいかもしれません。

また機会を見て、違う側面からお話させていただこうと思います。

ちなみにこのお話も私の自己責任でお伝えしています。

私は「創造者」としてオリジナルの発言をさせていただいた、と
いうことになるのかな、と思いますがさて、いかがでしょう^^;

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Last updated 2014.01.21 10:27:47

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