ガンのワンちゃん、愛のふん張り

2014.05.29

こんにちは　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。

去年の暮れのこと。
愛犬・キャバリア華実と同い年のワンちゃんが
ガンで余命宣告を受けたということがありました。

ご近所の犬友さんのお話です、
そのワンちゃんは華実とも大の仲良し。

そのワンちゃんも華実も8歳になったばかりの頃のこと。

ママさんのショック、哀しみ、嘆きは
どれほどのものだったのでしょう、

それでもお散歩でお逢いした時、気丈にもお話をしてくださいました。

細かいことはきょうのところはお話をしませんけど、
そのワンちゃんは

突然ガンだと診断され、
しかも余命半年、との宣告を受けたそうです。

ママさんは、漢方薬治療を取り入れたそうで、
体温を上げる漢方薬だとか。

私もごはんのことを少しだけお話させていただきましたが
その段階だと、基本、ケアの考え方は
当然ながらママさんの価値観によるところとなります。

いくら私がこんなケア方法もありますよ、とか
こんなごはんの考え方がありますよ、とお伝えしても

ママさんが納得できなければ、
無理強いすることはできません。

また、いろいろとお話しして、
ママさん自身にストレスを与えてしまったり、
あるいはそういうことをとり入れられなかったことによって
ママさんがママさん自身を責めることにならないとは限りません。

ご近所の犬友さんですから
その方のご事情や生活スタイルなどもわかりません、

ですので私はそのママさんに関してはお話を伺うことに重きをおくことにしました。

それから何回かお散歩でお逢いしましたが
一進一退というか
それがワンちゃんにとってのベストのようすです。

そしておととい。
たまたまお買い物の途中でママさんとお逢いしたので
ワンちゃんのことをおたずねしたら、

「お蔭さまでやっと余命宣告の半年が過ぎました。
　これからは毎日が日々、記録更新です」

とまたも力強く話してくださいました。

ワンちゃんは華実より、二回り位体が小さいんです。
でも、いっつもお腹を見せてくれて
のんびり華みんとペースのあう、まったぁり系のワンちゃん。

あんなちっちゃな体で必死にがんばってるんだなと想うと、
つくづく犬猫ちゃんの強さ、優しさ、そして健気さ、
さらに崇高さに
胸を打たれる想いでいっぱいです。

あとどれくらい　?

そんなことより、毎日記録を更新してくれている
その毎瞬、毎瞬の命の煌めきに

改めて勇気と元気をいただいたような気がして
「ありがとう」の気持ちでハートが満たされる感じです。

残念ながら私には何もしてあげられないけれど
そのワンちゃんの命の証に当記事を書かせていただきました。

ワンちゃんと魂を寄り添わせ、
ご自身にできるベストのことをされて命を支えているママさんにも「ありがとう」

ママさんとわんチャンに愛のエネルギーボールを贈らせていただきます。
　

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