肌＆皮膚は内臓の鏡　♪

2016.11.15

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。
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肌＆皮膚は内臓の鏡。
以前にもこのお話させていただいたかもしれません。

私たちの肌や皮膚の状態は内臓の状態そのもの、内臓からのサインだという意味の言葉です。
例えばお顔の皮膚がカサカサしている。
この季節にはそろそろ乾燥モードに傾いている方もいらっしゃるかもしれませんね。
それは内臓自体も乾いているということ。
ですのでお白湯や生姜湯など、内臓が吸収しやすいような水分を
意識的にとることが有効になります。

けれどお肌のケアをしっかりしている場合
外からのケアで内臓の状態がわからなくなってしまう場合もあります。
すると本当は内臓は乾いているのに、お肌はクリームなどでしっとりとして
せっかくの内臓の鏡が十分な機能を果たさなくなってしまうことも。

私は三年半前から基礎化粧品は洗顔せっけんだけ。
メイク用品は使いますけど、基本的な基礎化粧品はすべて卒業してしまいました。
もちろん基礎化粧品でのケアがいけないという意味ではなく、
ただし、この方法は私の肌質にはあっていたみたいで
そのお蔭で、お肌の乾燥　＝　内臓の渇きをタイムラグなしに感じることが
できています。
ちなみに私はボディローションやハンドクリームなども使いません。
ありがたいことに顔は一年を通してほとんど乾燥なし。
私の場合は足だけにいち早く乾燥があらわれるので
そうなったらショウガ湯を少し多めに飲むようにしています。
ショウガは血流をよくしながら内臓から体を温めてくれるし、
新陳代謝を促し、お肌の潤いもキープしてくれるという、
嬉しい作用イッパイのスーパー食材だからです。

冷たい飲み物ではなく、なるべく温かい状態で飲みます。
そのお蔭なのか家事はそれなりにしていますけどハンドクリームなしでも
困らない程度に手はいつも潤ってくれている感じです。
そう考えるとお肌の乾燥具合で季節感もしっかり味わっていることになって
なんだかちょっとお得な気分でもあるかも。

さて、この「皮膚は内臓の鏡」はもちろんワンニャンちゃんたちにも当てはまります。
皮膚トラブルが出ているということは内臓のバランスが崩れているということ。
たいていの場合、腸のバランスが崩れていると皮膚トラブルに繋がりやすくなります。

その場合は外からのケアだけでなく、体の中からのケア、
つまり食べ物、ごはんを見直すなどして
内臓にかかる負担そのものを減らしたりなどできるように考えてあげると、より効果的です。
食べものアレルギーではないけれど皮膚トラブルで悩んでいます、というわんこは
多いのではないでしょうか。
腸内環境を整える食べ物や、解毒・排泄力を高めるために
同時に肝臓や腎臓の働きを応援してくれるような食材を食べさせてあげることによって、
皮膚トラブルの緩和はかなり期待できるはずです。

ただしわんこにも体質の違いがあるので
短期間で効果が感じられる場合もあれば
長期にわたって根気よく取り込まなければならない場合もあります。
ちょっと試して「効果なし」と判断するのはもったいないので
じっくりわんこと向き合う方がより効果を実感しやすくなると思います。
そんな時はママさん、わんことのパートナーシップの見せ所かも、ですね。

で、これも大切。

パパさん、ママさん、飼い主さんの心のエネルギーが
わんにゃんの内臓に大きな影響を及ぼします。

特定の病気、特定の臓器にはそれに対応するような
特定の感情のエネルギーが溜まっていると考えられています。

例えば腸の場合、悩みや不安を抱えやすいというママさんの心のエネルギーや思考の癖。
物事の矛盾を抱えこんでなかなか解決できないというママさんの心のエネルギー。
あるいは、物事をついつい批判的にとらえてしまいがちなママさんの思考の癖。

などなど、他にもあるのですけど、
一般的には上記のようなことが原因の一つと考えられます。

ということは皮膚や肌にトラブルが出た場合、
もしかしたら腸の具合が悪いよ、というサインで
同時にそれはご自身(わんにゃんではなくご本人に症状があらわれている場合)、
あるいはわんにゃんちゃんのママさんの心の「不安や恐れ、葛藤、悩み癖」などが
皮膚や肌にメッセージとして現れているということになります。

ですので食べ物で腸内環境を整えると同時に
ご自身、あるいはママさんが自分の心の状態をしっかりと受け止め、
ご自分でご自分の心を癒してあげることが
症状の緩和にはより効果的だということです。

何をやっても、どんなケアをしてもなかなか皮膚トラブルが改善しない場合には
栄養療法と同時に心のケアも必要だということですね。
たいていの場合、栄養療法、あるいは外からのケアなどはしていても
こころのケアは忘れてしまっていることが多く、
なかなか症状が緩和しないというお悩みに陥ってしまうケースも少なくありません。

ココロと体は自動車の車輪のように
お互いの関係性の中でその意味を果たしてくれています。
ココロだけ、カラダだけということはありません。

ココロを癒せば体が癒される。
カラダが癒されれば心が癒される。

さらにわんにゃんの場合は、わんにゃん自身の心もそうですけど
ママさん、飼い主さんの心の影響を強く受けるので
わんにゃんの体だけのケアだけではなかなか症状・トラブルが改善しないということが
往々にして起こります。

ママさん自身がこの仕組みをしっかり把握しておくことは大切なことかもしれません。

また、「うちのコ、何をしてもよくならないのよね」というママさんの思い込みも
すべてわんにゃんに通じてしまいます。
「何をしてもよくならない」という思いが、その現実を創り出してしまうのです。

「すぐによくなるわ」
「もう大丈夫だわ」
「すっかり良くなったわ」

というような肯定的イメージを思い浮かべながらケアをするとより効果ですよ。

こんな風に、病気　＝　体に現れた症状と考えるだけでなく、
もちろん体には現れたものだけどそこには必ず「心のエネルギー」が関係していると
覚えておいていただくと、皮膚や肌トラブルだけでなく
さまざまな体調不良や病気がより改善しやすくなることが大いに期待できます。

「病は気から」

という言葉は広くそんな意味も含めているのかもしれません。
生物の体はこのように神秘的な仕組みが幾重にも折り重なるようにして組み込まれています。
病気を通して、この神秘に触れられることも
私たちが生きているからこその素晴らしさなのかもしれませんね。

　新刊、お蔭さまでご好評をいただいています。ありがとうございます。
本誌はレシピではなく、食材の効能と効果的な調理法、
さらにより効果的な食べ合わせ例をご紹介しています。
人間さんのごはんの献立にもお役立ていただけるとお喜びの声をちょうだいしています。
少しのアレンジで猫さん用としてもご活用いただけます。

　監修　ホリスティック獣医師　　渡辺由香先生　阿部知弘先生

阿部佐智子オリジナル【有料カウンセリング＆ヒーリングサービス】

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