私はアグリモニー　♪

2016.12.02

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。
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愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。

きのうも愛犬・キャバリア華実とのお散歩時にまたまた気づきの嵐です。
私はバッチ・フラワー・レメディの中でいうと「アグリモニー」の特徴が顕著に
あらわれている性格です。
これについては以前もちょっとお話しました。
ココロの歪みを緩和するためにお花のチカラを借りましょう、というのが
バッチ・フラワー・レメディ。
以前は私はすべてのレメディをもっていましたけど今はすべて卒業させてもらっています。

バッチ人口はかなり増えてきているので
当記事はバッチに即してお話させてもらいますね。

で「アグリモニー」というのは、哀しいことを哀しいと感じられないとか、
つらいことがあってもニコニコしていたりするタイプの人をサポートしてくれるレメディです。
すみません、専門的には表現は異なると思いますけど
あくまでも私の解釈で、ということで。

つまり「アグリモニー」というのは
人に感情を読み取られないようにいつもニコニコしていたり、
そうではなくて、自分自身が自分の感情を感じないようにしている人の
ココロのケアにも有効なレメディのこと。

私はどちらかと言うと上のタイプ、つまり感情を押し殺して
あるいは我慢してニコニコを心がけているタイプなのだと自覚していました。
そのため人からは悩みのない人とか、
どんなに忙しくしていても「優雅な人」とか言われたりして。
「違う、違う、違うよ」と口に出したり、出さなかったり。

ところが、きのう気づいたんです、
そうではなくて私は自分の感情そのものを感じないようにして自分を保ってきた、
そのうちに自分の本当の感情を感じられなくなっていたタイプだと。

これは両親の影響によるもので私の両親はすでに他界していますけど
父は、「女のコはニコニコしていた方がみんなに可愛がられるよ」と言っていました。
「毎日をニコニコして過ごしなさい」とも。
一方母は、「女のコだからと泣いてばかりいてはだめよ。もっと我慢強くならないと
大人になってから大変だから」と言ってしました。

そう、私は両親からダブルで「自分の感情を表に出さないように」と躾されていたんですね。

その言葉通り私は成長した、という訳です、
そうすれば両親に愛される、と幼い私は強く信じていたのでしょう。

確かにその言葉通り、父も母も感情を抑制するタイプでした。
父は私を怒ることはほとんどなかったし、
母は私の知る限り一度も涙を見せたことのない人でした。

ということは両親はおそらく自分が親に言われた言葉通りに生き、
そしてまた子供にも同じ言葉をかけて育てたのだということではないかと。

けれど両親は、自分の感情も抑圧していた、あるいは感じることさえできなかった。

父は晩年、躁鬱病にかかりました。
とても繊細な人だったので生きづらさが心にたくさんたまっていったのだと思います。
母は、いつもニコニコしていて陽気な、朗らかな人でしたが、
胆石になったことがあります、石はそれなりに大きかったと。

この病気にかかりやすい「感情」をさっと調べていくと。

一般に躁鬱病は、孤立状態の中で苦しみを経験したことのある人が
かかりやすくなる病気だと言われています。
自分の欲求を抑え込み、怒りや哀しみ、苦しみを一人で抱えこんでしまった結果の病気だと。

胆石は一般的には、怒りや不満、嫉妬、攻撃性と言った重い感情を
長い間抱えこんでしまった場合にかかりやすくなると言われています。
感じることを自分に禁じる想いが強いと、より結石ができやすくなる傾向もみられると。

そうなんです、つまり私の父も母も「アグリモニー」
二人とも感情を抑圧したり、感じることそのものを禁じたりして
自分の中にさまざまな負のエネルギーを長年にわたって蓄積してしまっていたということです。

ということは、私自身も今気づかなければ両親と同じ道をたどる可能性が
あるかもしれないというイエローシグナルが点滅している状態。

前記事で愛犬・キャバリア華実は
「嫌いなものも苦手なものもほとんどない、感じていない」と
書いていたことをお散歩中に思いだし、

「なんだ、それってもしかして私自身の心の状態の投影なんじゃないの　?」

と。そこからするすると糸が解けるように
両親のこと、両親の躾、価値観のこと、そして両親の病気のことが思い浮かび、
その病気の原因となっているだろう感情をたどってみたらすべて繋がった、という訳です。

私がクライアントさまに対応させてもらっている「カウンセリング・セッション」でも
こんな感じで、一つのきっかけがつかめると
するする、するすると次々にこじれていた何かがきれいに解れていきます。

ひと様にならできるのに、自分のことは
華実に教えてもらってやっと気づくことができました。

思うに、「アグリモニー」タイプの方は、特に日本人にはすごく多いのではないでしょうか。
日本人って昔から、感情をそのまま表に出すのを恥ずかしいことと戒められてきましたから。
「アグリモニー」タイプの一番の課題は、
自分をきちんと感じられないため、自尊感情が低くなって、
結果、自分を確立することがうまくできず、自立しにくい性格に
繋がりかねないというところです。

この「アグリモニー」タイプ、
バッチ・フラワーレメディを飲めばすべてが改善するかというと
ちょっと無理ではないかと。
私たちの中には様々な心の傷、心の歪みが隠れていますから、
一種類のレメディを飲んで、
はい、解決　! ということには残念ながらなかなかならないのではないでしょうか。
私がすべてのレメディをもっていたのに、今頃「アグリモニー」の根幹感情が
浮き彫りになってきたのも、そのひとつの証拠になるのかもしれません。
ただし、実際には当時は感じられなかった感情が
「今」なら感じられるということもあるのかもしれませんけど。

もちろんレメディにはレメディの効果があります。
レメディも上手に使いつつ、けれど自分の心に誠実に真摯に向き合うことが
心の歪みの緩和にはより高い効果が感じられるのかもしれませんね。

私の場合は、この気づきによって浮かび上がってきた感情をとにかく感じつくし、
同時に「ヒーリング」という、癒しの手法を自分自身に施して
より確かに心のエネルギーのデトックスをしていこうと思っています。
レメディを買おうかなとも思いましたけど、今の私には必要なさそうな気もするので。

私がこの心の傷を癒すことで
天国にいる、両親の感じていた心の傷も癒すことに繋がります。

エネルギーは空気と同じような状態のものなので目に見えなくても完全に繋がっています。
たとえ天国にいる存在でも、何らかの繋がりは感じられます。

両親が誰にも言えず、一人で哀しさや辛さと向き合っていたことを
今、やっと気づくことができました。
両親も淋しかったんですね、ものすごく苦しかったんですね。

間接的ながら、このことに気づかせてくれたのが愛犬・華実です。
スーパー・ミラクル・エンジェル華みん、二日続けての大手柄。

「華み～ん、本当に本当にありがとう。大好きだよ～～♪」

おまけ。
実は主人はテレビドラマや映画などを観ていると、よく涙を流すタイプです。
私はめったに泣かないタイプ。涙腺が緩むことは時々あるけれど。
なので、「なんでここで泣くの　? 」と横で泣いている主人をからかうことも少なくありません。

でもわかりました、主人は私に
「泣いてもいいんだよ、ちゃんと感じてもいいんだよ。
　泣いても誰もあなたを責めないよ。
　泣いても誰もあなたを嫌いにならないよ。
　泣くのを怖がらないで。
　泣きたい時にはいっぱいいっぱい泣いて平気なんだよ」
という、愛のメッセージを届けてくれていたんですね。

愛犬・華実や愛猫・海・うみと比べるとまったく登場頻度の低い主人ですけど
私に「癒し」のメッセージを届けるお役目の人だったんだと
主人とのご縁にもあらためて「大感謝　!」

自分を感じることは自分を愛することにも繋がります。
これからは「感じる自分」をコントロールせず思う存分、あるがままに味わおうと思います。

　新刊、お蔭さまでご好評をいただいています。ありがとうございます。
本誌はレシピではなく、食材の効能と効果的な調理法、
さらにより効果的な食べ合わせ例をご紹介しています。
人間さんのごはんの献立にもお役立ていただけるとお喜びの声をちょうだいしています。
少しのアレンジで猫さん用としてもご活用いただけます。

　監修　ホリスティック獣医師　　渡辺由香先生　阿部知弘先生

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