期待値を下げてみると　♪

2016.12.20

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。
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⇒　「至福のハーモニー　愛　∞　」
愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。

私たちは期待値を上げよう、上げさせようという社会で育ってきました。
期待値、ハードルというとよりわかりやすかもしれませんね。

わかりやすいところで犬猫ちゃんのごはん。
私も以前は期待値を上げようと頑張っていたこともあるので
きょうの記事は自分自身の経験を踏まえながらのものになります。

犬猫ちゃんのごはん、理論的理想を言うと完全手作りごはんが最も好ましいと考えられます。
そして食材。厳選食材、お肉やお野菜はネットでより良質なものを、
また野菜はできればオーガニック、とか。
さらに栄養価的にちょっと足らないかな、と良質な、これもオーガニック系の
サプリメントなどをフル活用します。

こういうごはんを作ると当然、その期待も大きくなります。

「こんなに完璧なごはんを作ったんだから
　このコは病気になるはずがないわ」

ところが何かの原因があって病気になってしまったとします。
するとママさんはどんな気持ちになるのでしょうか。

「あんなに完璧なごはんを作ったのになぜ病気になったのかしら。
　私の何がいけなかったのかしら。
　素材かしら、それとも栄養バランスかしら。
　それともサプリメントをもっと増やさないといけないのかしら」

そして、どんどん食材の単価が上がり、
サプリメントの単価が上がり、種類が増え、お料理時間が増え、
中にはカロリー計算とか徹底的にこだわり、
どんどんどんどん自分自身でハードルを上げてしまうようになります。

その「どんどん」によって、また期待値が上がるので
ご自分の思い通りにならないとまたまた

「どうしてかしら」

とますますハードルを上げて、せっかくのごはん作りが
苦行のようになってしまう場合も出てきます。

ママさんの「どうしてかしら」とか「もっともっと頑張らなくては」という思いは
ごはんの中にエネルギーとして注入されます。
その時のエネルギーは一般に言われる、ストレスホルモン、
あるいは不快ホルモンのエネルギーです。
それらのママさんの「もっともっと」というエネルギーを含んだごはんを
犬猫ちゃんが体内に取り入れることになります。
また、ママさん自身、いつも「もっともっと」と思うので
ママさんの体内にもストレスホルモンがあふれ、
ともすればいつも何かしらの不安を抱えている状態になりやすくなります。

で、この期待値を下げてみましょうか、ハードルを下げてしまうのです。

「犬猫ちゃんのごはん、完全手作りがいいのはわかるけど
　私の場合、面倒くさがりだし、自分のごはんもままならない状態だから
　手を抜いてもそこそこの結果を出せるごはんはないかな。

　そっか、完全手作りごはんの代わりに、フードに食材トッピングなら
　手間もかからないよね。最近はフードもいろいろな種類があるから、
　ひと昔前のように、フードは好ましくない　! と目くじらを立てなくてもいいのかも。

　食材もいいに越したことはないけど
　私の食べている食材なら、すぐおすそ分けできるよね。
　オーガニックでなくても、ネットで買った良質な生肉でなくても。
　と言うか、私自身のためにそんなに食材にこだわれないわ。
　だって毎日のことだもん。

　それと食材によってはちょっと調理をして作り置きなんかできると便利かも。
　別に1週間くらいなら同じごはんが続いても平気だし、
　何ならフードを二種類用意して、
　フードだけ交互に使ってトッピングは作り置きを使うとか。

　そっか、食材が足りなかったら缶詰で代用してもいいのかもね。
　毎日缶詰では問題も出るかもしれないけど
　例えばノンオイルの味なしツナ缶とか。
　私たちのサラダの残りをちょこっとカリカリにトッピングしてもいけるかも。

　今月は何かと物入りだし、お財布のことを考えてサプリメントも
　減らしちゃおうかな。
　もしそれでも体調が良ければ、思い切ってサプリメント断捨離もできるかもしれない。

　そうよね、実際あのコは私の差し出すごはんなら何でも喜んで食べてくれるんだから
　ごはんで少しくらい手を抜いてもなんとも思わないんじゃないかな。

　その分、スキンシップタイムを増やせばきっとあのコも満足してくれるはず。
　そっか、もしかしたらその方が楽しいかも。私もあのコも。

　だって私が楽しいと感じてすることはあのコは全部わかっちゃうから。
　だとしたら、ハードルを下げた方が断然楽ちん　!　」

実は私が提唱させてもらっている
わんにゃんの食材トッピングorトッピングごはんは、
ハードルを上げる方法論ではなく、ハードルを下げる方法論のご提案なんです。

なぜかと言うと私自身が面倒くさかったり、大変な思いをすることは長続きしないし、
金銭的、時間的にも楽じゃないと続けられないということに気づいたからです。
何しろ愛犬、愛猫の一生に関わることなので
一時的になら頑張れても、ずっととなるとなかなか。
だったらどうしたら続けられるか。

そっか、手抜きなら続けられるよね、と。

で結果はどうだったかと言うと
完全手作りごはん時代とまったく変わらない、という結果をいただいてしまったのです。

ハードルを下げると期待値が下がるんですよ。

「ま、これでいっか」

と。つまり完璧を目指さなくてもいいよね、となって
私の脳内ホルモンは、不快ホルモンではなく、快感ホルモン系優位に変わります。

すると、わが家の場合はワンニャンですが
わんにゃんのごはんにはリラックス・エネルギーが注入されて、
そのお蔭なのか、わんにゃん共にゆるゆるまったぁりになってくれて
しかもありがたいことに病気知らず、病院いらずになってくれています。

で私はどうかというと、彼らのゆるゆるまったぁりエネルギーに癒されて
私自身も気持ちが落ち着いて、平穏な時間が長くなって。
で脳内ホルモンはリラックス系が優位となって、
結果、私も病気知らず、病院知らず生活を送っています。

もちろん病気が悪いという意味ではないし、たまたまなのかもしれませんけど、
わが家の場合は主人も含め一家そろって、いつも元気な状態が続いています。

おそらく「ま、いっか」がポイントではないかと。
なぜかと言うと、私たちは緊張状態よりもリラックス状態の時に
血管が緩み、結果免疫力アップにつながってくるとされているからです。

完璧を目指すと、どうしてもハードルを上げてしまいます。
これは人間の性とも言えますね、私たちはずうっと「もっと頑張れ、もっと頑張れ」と
言われ続けて来たし、世の中の風潮も一般的に頑張り＆踏ん張りこそ素晴らしいとされています。

もちろん頑張りや踏ん張りが素晴らしい結果を招くことは少なくありません。
けれど、「ま、いっか」が素晴らしい結果に繋がることもあります、
ケースバイケースですけど。

犬猫ちゃんのごはん、完璧を目指して良い結果が出ている場合はそれがベスト。
でもちょっとでもつらいな、大変だなという思いがあったり
現実にちょっとエンゲル係数半端ではないです、という場合は
ハードルを下げて、「ま、いっか」と思えるごはんにトライしてみるのも
一つの手かもしれませんね。

ハードルを下げる時に、「本当に平気かな。これで大丈夫なのかな」と不安を感じるのは事実。
そこでほんのちょっと勇気を出して「大丈夫　! 絶対うまくいく」と
思えるようになればあとはスルスルと良い感じで進んでくれます。

そのちょこっとの勇気。
きちんと犬猫ペット君がサポートしてくれるはずです。

私は愛猫・ラグドール海・かい、今は天国在住、
そして愛犬・キャバリア華実、
さらに昨年家族の一員になってくれた愛猫・ミックス海・うみに支えられて
思いっきり「ま、いいか」生活を楽しませてもらっています。

「ま、いいか」で結果が出ると、今度は自分の中に自信が生まれてきます。
「あ、これでいいんだ、平気なんだ　!」

すると自己肯定にも繋がります。

「あ、私のしていることは、現時点、現在、現状でのベストなんだ　!」と。

ごはん作りは365日、毎日のことですから
自分を肯定できるチャンスをたくさん増やしていくことができるという点からも
完璧を目指し過ぎない「ま、いいか」ごはん、良いかも、ですよ。

これはごはんに限らず、いろいろなシーンで使える思考法です。
「ま、いいか」とハードルを下げる。
すると自分の心が楽になる。
すると自分の体も楽になる。

期待値を下げると心と体が緩む。
すると今度は自分を肯定するチカラがわいて来て
自尊感情を高めることができるというわけです。

今、時間に追われてバタバタのママさんがたくさんいらっしゃると思います、
私からのHappy♪＆楽ちんエールなんですけど、届くといいな。

ハードルを上げるのも下げるのも私たち一人一人に与えられた自由と権利ですから。

　新刊、お蔭さまでご好評をいただいています。ありがとうございます。
本誌はレシピではなく、食材の効能と効果的な調理法、
さらにより効果的な食べ合わせ例をご紹介しています。
人間さんのごはんの献立にもお役立ていただけるとお喜びの声をちょうだいしています。
少しのアレンジで猫さん用としてもご活用いただけます。

　監修　ホリスティック獣医師　　渡辺由香先生　阿部知弘先生

阿部佐智子オリジナル【有料カウンセリング＆ヒーリングサービス】

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