インナー・チャイルドちゃんが「楽し～い♪」と言った瞬間

2017.02.06

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。
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きょうのお話は少し心理学モードのお話です。
毎日、当ブログを書くときにこの手の「但し書き」みたいなものを入れていることにも
きっと何かの意味があるのでしょうね。
おそらく、なんですけど、「お話の周波数」宣言をしているんだと思います。
「チューニングをあわせてくださいね」みたいな。
そうすれば興味のない方はスルーできるし、
あ、おもしろそうと感じてくださった方は、私のお話にスンナリ入れるんじゃないかと。
自己分析なので「おそらく」の範疇ですけど。

きのうはストレッチ・レッスンの日でした。
週一回、スポーツ・クラブでのストレッチ・レッスン。
今年で12年目。
ストレッチ・レッスンというのは簡単なエクササイズ・レッスンのこと。
さまざまなエクササイズがありますが
私が選んだのは、運動オンチでも根性がなくても「テキトー」に楽しめる、このレッスンです。
音楽をかけながら通常のストレッチよりはアクティブに体を動かします。
けれどエアロビほどのリズム感は必要なく、また激しさもそれほどではありません。
言葉はわからないけれど、音楽に合わせたリズム体操みたいなものです。

その途中で「楽し～い　♪」という声が私の中から沸き起こってきました。
確かにこのレッスンは、なかなか楽しくて程よい運動加減と程よいストレッチ感覚と
私にもできる　! という点で私にとってとてもポイントの高いエクササイズです。

その途中に、私ではない誰か、けれど多分私という感じの声が聞こえてきました。
キャッキャッ言ってます、「楽し～い♪」って。
あ、そっか、インナー・チャイルドちゃんだ。
正しくは多分ワンダー・チャイルドちゃんだ、と気づきました。

インナー・チャイルドとは誰の中にもいる、傷つき体験を持った内なる子供のこと。
インナー・チャイルドはたいていの場合、怒りと共に強い傷つき感情を抑圧しているので
何かの拍子にふと顔を出してきます。

顔を出してくれた時に、その事実に向き合い、受け容れ、
さらにその怒りの解放、というようなプロセスを踏むことで
インナー・チャイルドちゃんの「癒し」が行われます。
インナー・チャイルドちゃんの癒し＝その方ご自身の癒し。

セラピーやカウンセリングの現場では、
このインナー・チャイルドちゃんの癒し、が大きな要素となることが少なくありません。

私自身は、カウンセリングをさせてもらう時に
特にインナー・チャイルド・ヒーリングを意識することはありませんが、
心理療法士さんなどは「退行催眠」という手法と共に
インナー・チャイルド・ヒーリングをされている場合が多いような気がします。

インナー・チャイルドはその意識はなくても、誰の中にでも存在しているものと私は認識しているので
私自身も、「あ、今、インナーちゃんが出て来たな」みたいなタイミングは何回も感じていました。

ところがきのうは怒りや哀しみではなく、「楽し～い　♪」とキャッキャはしゃいだ
インナーちゃん。
ふむふむ、これは天真爛漫な、本来の私、純真無垢で好奇心いっぱいな、
元気な元気なワンダー・チャイルドちゃんのお出ましね、と。

インナー・チャイルドちゃんが傷つき体験の象徴だとすれば、
ワンダー・チャイルドちゃんは、生命力あふれる、創造的な存在、象徴と取れるかもしれません。
自由奔放にキラキラと輝きを放っています。

私は子供のころ体育が大嫌いでした。
鉄棒、跳び箱、みんなの前でテストが行われ、
できなかった場合のその瞬間の恥ずかしさを、大勢の前で味わなければならないんですもの。

できないという事実を先生はなかなか認めてくれず「がんばれ、がんばれ」と言い続け。
頑張ったけどできなかったその事実は決して認めてもらえませんでした。
私は人より体が小さくて、運動神経が鈍くて、
人には簡単にできることができないことがたくさんありました。
走るのだけは遅くはなかったけれど長距離マラソンは大の苦手。

そんな風に子供時代の私は、
「短距離を走る以外の運動があまり得意ではない」という個性・特徴を認めてもらえず、
そのことが深い心の傷になっていました。
子供なのに体を動かしたり、走り回ったり、泳いだり。
そんなところから何とか逃げたしたいといつも感じていました。

そのお蔭で、というか、私は大人になってもスポーツというものに興味がわかず、
それでもスキューバ・ダイビングだけは大好き。
でもライセンスを取得するまでには至らず。
そんなこんなでやっとたどり着けたのが今受けているストレッチとヨガと太極拳のレッスンだったのです。
逆に言うと、今の状態にたどつりくために、私は「運動嫌い」という状況を活用させてもらったのかもしれません。

そのレッスンの一つ、ストレッチ・レッスンのさなかに「楽し～い♪」とはしゃいでいる子供の頃の自分を発見し、
ものすごく嬉しくなってしまいました。

あ、運動嫌い(本当は嫌いではなく得意分野ではなかっただけ)の私も、
本当はこうやって運動を楽しみたかったんだな、
みんなと一緒にキャッキャ言いながら体を動かしたかったんだな。
そして、今、それがやっとできているんだな、と。

今のレッスンは記録をのばすものでもないし、できる・できないと
自分を判断するものでもありません、
自分のちょうどいい、を自分の体と対話しながら見つけ出すもの。
すべて自分自身と向き合うための、大切な時間を自分の感覚で楽しむためのもの。

子供の頃の「体育」は文字通り、体を育んだり、同時に心を育んだりするものだったので
今のエクササイズとは目的そのものが異なるのは事実。
でも、テストだったり、競争だったり、少なくても私の個性は二の次でした。

やっと今、子供時代に感じたかった、体を動かすことの喜びを感じることが
できるようになった。
そのサインがきのうのワンダー・チャイルドちゃんの登場となったんですね、きっと。

ということは、もしかしたら私のインナー・チャイルドちゃんは
セルフ・ケアながらヒーリングが進んでいるということのあらわれなのかもしれません。

私は他の方のセラピーなどを受けたことがないのですべて「セルフ」です。
セルフでも自己流でもインナー・チャイルドちゃんは癒せる、ということですね。
もしあれがワンダーちゃんではなくてインナーちゃんの声だとしてもあるいはそのいずれでもなかったとしても
なんでもいいんです、私自身がそう感じることができたということに意味があるんだと思いますから。

少しずつ少しずつの前進、一歩ずつですけど、
でもその一歩一歩が自分の自信という名の足跡になってくれるといいな。

ちなみにインナー・チャイルドちゃんが悪くてワンダー・チャイルドちゃんが良い、
というものではありません、
どちらも私たちの一部、
どちらもいてくれてこその私たちの命です。
今までずうっと私を見守り続けてくれていたインナー・チャイルドちゃんに「ありがとう」
良かった、自分自身に寄り添わせてもらえて。

これってペット君とも通じるお話じゃないかな、が私の今の考え。
ペット君と私たちとの関係もだいぶみえてきました、わかってきました、私なりに。
なので一見関係のないようなきょうみたいなお話も「アリ　!」かな、と。

※10時35分　追記

たった今、気づきました。
私の『広場恐怖症』傾向は、子供の頃の体育の時間の経験のトラウマでもあったこと。
広場＝私ににとっては恐怖体験の場だったんです。
ということは、おそらく私の『広場恐怖症』傾向のエネルギーの解放が行われました !
これで人ごみも「人前」も大丈夫になるはず。やったぁ!!!
当記事を書くことでセルフ・カウンセリングさせてもらっちゃいました。
すべてのことは「必然」「最善」

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