感激・カンドー　! にゃんこサマの「上からトイレ」＆わんこの愛の食糞

2017.02.08

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。
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愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。

愛猫・海・うみのために上から入るトイレを買いました。
今まではシステムトイレ。実は使い勝手もよく、問題はなし、でした。

なぜトイレを買い換えたかというと
◎海・うみに落ち着いて用を足してほしい
◎私の精神的ストレスケアとして

わが家は犬猫異種の共同生活です。
わんこは時に猫さんのうんこちゃんを食べることがあります。
猫さんファミリーには信じられないようなお話だと思いますけどわんこの食糞という行為は割と一般的です。

獣医さんによっては「食糞」を病気のようにとらえている先生もいます。
私は「わんこの習慣なだけだからノープロブレム」という先生の意見をとりいれています。
その先生はこんなことも教えてくださいました。
「何を食べているかわからないよそのお宅のコのうんこを食べるのなら
その習慣を改善した方がいいかもしれませんが、
飼い主さんが自分で管理できているごはんを食べているコのうんこを食べるのなら
何ら問題はありません。うちのイヌも食べていますよ」
とのこと。
人間の場合でも、自分に足らない栄養を他者の排泄物からとる、という療法があるとの情報を目にしたこともあります。

いずれにしても、愛猫・海・うみのうんこちゃんを愛犬・キャバリア華実が
おいしそうに食べることはわが家ではそれなりの頻度であること。
猫さんのごはんの方が高たんぱくなので、排泄物にもそれなりの栄養素が含まれているというのが一般的な見解です。
私は、華実の性格からまた別の理由を考えていますが、でもできればやめてほしい。

華実は、海・うみがトイレに入ると、顔を背中にくっつけるように待っていたりして、これでは海・うみもかわいそう。
もちろん海・うみはそれでも嫌がりません、ハートのでかいコです。
なので上から入るボックス型のトイレを買えば、華実の欲望も抑えられ、
私の精神的ストレスも減るだろうと考えました。

これがものの見事に大成功　!
海・うみが新しいトイレを使ってくれるかだけが不安材料でしたが、買ったその日にうんこちゃんを排泄。
数日は前のトイレもあった方がいいだろうと、旧トイレと新トイレを並べていました。
すると翌日、なんと ! 大・小でトイレを使い分けているではありませんか。
賢い　! でもそれでは本来の目的とちょっと離れてしまいます。

4日目。二つのトイレを並べておくということは、海・うみを信用していないということに繋がると気づきました。
つまり保険がわりのトイレの並び。
1個でもちゃんと使ってくれる、信頼しているよ、という私の思いを海・うみに伝えるためにも
トイレを新しいボックス型だけに。

すると夕方、なんとチッコをしてくれました。
涙が出そうになるお世話人。
やっぱり海・うみはスーパー・にゃんこサマ　!

でうんこちゃんそのもののも見事に華実からガードすることに成功。
華実と海はほとんど体のサイズが同じです。
海・うみは大型猫ちゃんのラグドールと日本猫のミックスちゃん。なので体は結構大きい方です。
華実はキャバリアの中でも小さ目、5キロサイズ。
足の長さは華実の方がやや長いけれど、ボックスの高さそのものは華実にはなんでもない高さですが、
さすがにボックスに入るという芸当はわんこの華実にはできません。

このトイレのお蔭で
◎海・うみはゆっくりと用を足すことができるようになった !
◎華実は食糞ができなくなった !
◎私自身の精神安定度に大きな＋　!

ということでいいこと尽くめです。

あとは華実のメンタルケアかな。
華実の食糞はいろいろな要因があるのですが
一つは、華実はうんこちゃんを汚いものだとは思っていないということがあります。
華実にとっては海・うみのうんこちゃんは海・うみの分身。
大好きな海・うみの分身だから、お腹に入れてもっともっと海・うみと仲良くなろう　!
という華実ならではフレンドリーさのあらわれでもあるんです。

それがわかっていながらどうしても私は受け容れられなくて。

そんな私の事情を海・うみも華実もしっかり受け容れてくれて、海・うみは馴染みの薄いこのトイレをすぐ使い、
華実も「海・うみがうんこちゃんしたよ」と私に毎回教えてくれて、
二匹そろって天使ちゃんぶりを発揮してくれています。
華実にはまた違ったお仕事が一つできて、
その時に「ありがとう」と言わせてもらえて、華実にとっても私にとっても「＋　!」

お世話になります、華みん、海・うみりん。

そういえばこのトイレになってから華実と海・うみの距離がまたまた縮まっています。
二匹でオデコがくっつきそうな距離で寄り添ったり、
また海・うみは華実の頭に肉球のっけて「ハイハイ」みたいな感じ。
さらにお散歩から帰ってきた華実に海・うみは鼻キッスをするほどになりました。

海・うみはわが家にくるまでわんこを見たことのないコ。
華実とのお見合いが最初でした。
その後、わが家に来てからもしばらくは華実に近づかなくて、
一方華実は最初から「海・うみり～ん、大好きだワン」のラブコール。

この二匹が仲良くなれるのかはわが家にとっては大きな賭けでした。
でも海・うみが来て1年ちょっとでここまで仲良しになってくれて主人も私も大喜びです。

やっぱり同じお肉・お魚を食べているからかな。
そのお魚は、主人と私が同じものでもあって、
そうやって同じものを食べることによって私たちは家族として、ちょうどいい感じにおさまって来ているみたいです。

私が犬猫ちゃんに人間さんの食べる食材の「おすそ分け」をおすすめしていることの
大きな理由がここにあります。
同じ命をいただく。命の共鳴が起こりやすくなる。つまり、家族としての繋がり感が強くなる＝絆が深まる。

犬猫ペット君は家畜ではないですから。獣医学の中では「家畜」だとしても。
もちろん今現在、家畜と呼ばれる動物君を家族のように大切にされている方がたくさんいるのも知っています。
けれど寝食を同じにする、という意味の家族としては
やはりペット君はより距離感の近い家族として存在してくれているような気がします。
もちろんペット君は人間ではありません。
けれど、私たちの大切な家族、パートナーです。
家族の一員としての命の繋がり感が何より大切で、何よりうれしかったりするんです。私個人は、ですけれど。

それでもカリカリも活用させてもらいます。
理由。
カリカリはいけない、と思いこむことは結果、私自身を追い込むことになること。
そして華実も海・うみもカリカリを食べていても健康なこと。
特に海・うみにとっては一日20粒程度のカリカリタイムが楽しみで仕方ない様子。
わが家にとってはカリカリも大切な食材の一つという位置づけで存在してくれているみたいです。

排泄物は食べたものからできています。
体に不要なものとして排泄されるわけですが、そこにはまだ命としてのエネルギーも残っています。
以前は排泄物を畑の肥料としているケースもありました。
一見不要なものでも、少し視点を変えると、まだまだ大切なものになるということなのかもしれません。

ごはんを食べるように排泄物を食べる。
つまり食べ物の命を体内に取り込むように排泄物の命に対しても敬意をもって体内に取り込む。
その感覚が、私たちの頭の中で考える「汚いこと」にならないのは、
華実と海・うみの愛は私たち人間のそれとは異なるものであるということなのではないでしょうか。

そうやって愛犬・華実と愛猫・海・うみの絆も深まっているのかもしれません。
今は、家族の姫、リーダーの存在にまで海・うみがのぼりつめた背景には、
この華実の愛によるサポートがあったからなのだろうと。
海・うみは自分自身では姫になろうとか、そんな意図はまるで感じさせないコ。
その海・うみを誰よりも家族の一員として受け容れてくれたのは
他ならない華実なんだと感じています。

一見問題行動。実は素晴らしいお役目。
排泄物一つ、トイレ一つとっても彼らからの目いっぱいの愛を感じさせてもらえるお世話人。
お世話人冥利に尽きます。

ちなみにこのトイレの物質的メリット。

◎ふたがあるような形なのでうんこちゃんの臭いが強烈に部屋に拡がるということがなくなる。
◎固まる猫砂を使うため、一回のオシッコの量がよりわかりやすくなる。
　システムトイレの場合、オシッコの量はわかりませんでした。
◎固まる猫砂を使うため、わが家ではトイレに流れる猫砂を選択、なので排泄物の始末がとても楽になった。
　システムトイレの場合、わが家ではトイレのスノコのところに砂がつまり、トイレ掃除にも手間がかかっていたので。
◎砂の飛び散りは以前の方が少なかった。けれど砂の飛び散りがものすごいわけではないのでストレスは感じません。
　掃除機をかける頻度が高くなって、結果良いことかも。
◎ふたに一回乗るような感じ、あるいはダイレクトにトイレ内に入る感じ。
　なので海・うみのリクリエーション欲求がまた一つ満たされた。
◎それなりの大型のオレンジ色のボックスタイプなので、
　はたから見るとトイレにはみえず、お部屋のアクセントにもなっていいかな。

という感じです。あくまでも私見ですのでご参考まで。
このトイレの存在を知ってから1年近く経っています。
なかなか購入に至らなかったのですが、勇気を出して買ってみて本当によかった。
いろいろなことに気づかせてもらえました。

先ほども立派なうんこちゃんをしてくれました、海・うみ姫。
きょうも元気いっぱい、しあわせいっぱい　♪
影なる功労者、華みんにも目いっぱいの「ありがとう」と「大好き　!」
お蔭様できょうもわが家は平和・平穏です。

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