子供を授からないという選択　!

2017.08.12

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。
有料カウンセリングを承ります。詳細はこちらからご確認いただけます。
⇒　「至福のハーモニー　愛　∞　」
愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。

子供を授からないという選択。
この意味、おわかりになりますか　?

私たちは自分の人生の出来事はすべて自分で選択している、とする
考え方があります。
ハッキリ言ってすごくわかりにくい、理解しにくい概念です。

嬉しいこと、楽しいことの選択は良いけれど
嫌なこと、つらいこと、哀しいことの選択も本当に自分でしているのかな、って。

でも、「すべては自分自身の選択」という大前提を優先して考えてみると、
私たち女性は、

◎　結婚をするかしないか
◎　結婚は関係ないけれど子供を産むか産まないか
◎　子供を産みたいけれどその前提には結婚、婚姻の事実がある

この中からいずれかの選択をするようになっています。
さまざまなレア・ケースがあるかもしれないけれど、基本は上のような感じです。

そしてその選択は実は自分が生まれる前に天国で決めているシナリオだと言われています。
私たちはこの世に生を授かる前に
すべて自分自身で自分の一生のストーリーを決めている、とする考え方があるんです。

その時の「自分自身」が魂。
魂での記憶はこの世に生まれてくると一時的にすべて消えてしまっているんだとか。

ただし中には、魂での記憶をきちんと認識して生まれてくる命もあるそうです。

その辺の違いは人それぞれ。
たいていの場合は、私もそうですが、魂の記憶をかなりの比率で忘れてしまっています。

私は結婚はしていますが子供はいません。
元々結婚願望もあまり強い方ではなくて。

そのことから察すると、
私はもしかしたら子供を授からないという、確固たる意志・意思をもって生まれて来て、
だからといって一人で生きていく、という選択ができるほど強い魂ではなかったので、
配偶者は必要、という選択をしたのかもしれません。

この考え方において一般的に言われているのは、
「子供を授からない」という選択をした女性は、
過去生ではたくさんの子育てを経験し、そこから学ぶことはすべて終了してしまったために、
今生、今回の人生では、子供以外のたくさんの人と愛の確認作業をし、
そこからさまざまな学びを得て、愛そのものを膨らませていく、
という魂の選択があるとされるもの。

けれどこの世に生まれた時点でその記憶を忘れているので、
「子供がいないと幸せになれない」とか
「子供は産まなければいけないもの」とか、
そうやって自分自身の「欠点」「弱点」であるかのようにとらえてしまって、

大元の「たくさんの人と愛の確認作業をする」という大切なお役目にたどり着けず、

結果、自己否定をし続ける生き方を選んでしまうというケースがたくさんあるのが現実ではないでしょうか。

私の【至福のレシピ～わ・カウンセリング】でも

◎　お子さんが欲しいために不妊治療を続けたけれど結果
　　お子さんを授かることができず
　　その穴埋めをするかのようにペット君を家族にお迎え

している方がたくさんいらっしゃいます。

そういう方は、「自分は子供がいない」という特徴・特性を
自分の欠点だと受け止めているため、
ペット君との関係もなかなかバランスが取れません。

かなりの確率で「共依存」「癒着」の関係があらわれ、
それ自体受け容れることができないで苦しんでいる方がほとんどです。

そもそも子供を産まなければ幸せになれない、女性として一人前と認めてもらえない、
という考え方は
社会通念が植え付けた思い込みであって事実ではありません。

事実は自分の子供は授からないけれど、
広い意味での「子供」に当たる対象に対して愛を確認し合うチャンスをもらった人生

だということです。

つまり、子供を授からないからと言って何かが不足しているわけではないし、
ましてそれによって自分自身の価値が他の女性より劣るなんてことはまったくないということ。
逆に言うと、子供の有無で、
その女性の価値が上がったり下がったりするものではないということです。

そのことを認識するために「子供を授からないという魂の選択」があったのです。

ここをしっかり認識できれば、
お子さんの代わりにペット君をお迎えしたとしても
程よい距離感を保ち、結果調和の関係を保てるようになります。

共依存、癒着という言葉に不快感を感じる場合は、
ごめんなさい、まさにその事実があるという証拠。

心は自分自身のことをわかっていますから、
だからこそ、「なんでそんなことを言うの、感じ悪いわね」と怒りを感じるのです。

それが事実だと、その方のハートは知っているから。

共依存も癒着も意味のあることなので悪いことではありません。
ただし共依存、癒着がいつまでも続いたり、過度になったりした場合は
「調和」ではなく「不調和」の旋律が奏でられるという事実は出てきます。

それでもいいの、今の状態が心地よいんだから、という場合は
そのままの状態を味わう時なのかもしれませんね。

そっか、すべてがよくわかるという気持ちはないけれど、
でもなんとなくわかる気がするし、
愛犬、愛猫との関係も少し不安があるわ、
私自身の意識の問題かな、と感じる場合は

さらなる一歩を「魂」が作ったストーリーが望んでいる時なのかもしれません。

儒教の影響を強く受けている東アジアには、日本もそうですが
「祖霊信仰」「祖先崇拝」「先祖崇拝」というような概念が深く根付いています。

つまり、先に生まれた存在は子孫にとって「崇拝」対象になるということ。

もしかしたら私たち女性の意識の中には
「子供を産めば将来的に自分が崇拝される」という通念が色濃く残っていて、
その逆とも言える
「子供を産まない女性は将来的に崇拝されない」という意識に変わって
私たちの心の奥底でくすぶり続けているのかもしれません。

だとしたら、そもそものその思い込みこそが
自分の魂の記憶と相反するものだということに気づけます、
その思い込みが自分自身の魂の選択をブロックしているということです。

であればそのブロックを外すということで
魂の選択、魂の記憶、
つまり今の人生における自分のやお役目、目的が綺麗に浮かびあがることが十分期待できます。

当記事を書いているうちに私自身、自分では気づかないところで
「子供のいない私は女性としてこの世でのお役目を十分に果たしていない」
だから
「私は不十分な存在だ」
と思っていたんだろうなと気づきました。

自分では気づかないところというのがポイントです。

そのため私たちは気づくだけで心の癒しが起こると言われています。
それは「気づかない、気づけない」状態から「気づけた」状態に変わることで
エネルギーが大きく動くことによるものです。
意識的にブロックのエネルギーを外すことも有効ですが
まずは「気づけなかった」事実をきちんと受け容れることが大切です。

もしかしたらこのお話は、ほとんどの女性に関係しているお話ではないでしょうか。

そういえば、私の姑は結婚してからずぅっと「早く子供を」と言い続けていました。
はっきり言って不愉快でした。

多分、その時は私自身も「早く子供を産まなくちゃ」と思っていたんですね。
でもそもそもそ私は「子供を授からない」という選択をしてきた魂なので
そこでのアンバランスはものすごいものだったと。

今やっとわかりました。

「子供を産まなければいけない」という義務感は私たちの心の声とはかい離したもの。

お子さんが欲しい方も
お子さんを望んでいるのになかなか授からない方も
お子さんに関してまったく興味がわかない方も

一度

「私は子供が欲しいのか」
「欲しいとすればその理由は何なのか」
「欲しくないとすればその理由は何なのか」

そんな風にご自身に問いかけてみてはいかがでしょう。

「子供を授かる」という魂の記憶がより鮮明になるかもしれないし、
「子供を産む」ということに執着していた自分自身のブロックの質が
クッキリと浮かびあがるかもしれません。

私自身は、おそらく今生では子供ではなく、
ペット君を通じて愛の確認作業をし続けようと選択した魂なのではないかと感じました。

さらにペット君と関係する、飼い主さんや獣医さん、ペット・ビジネスに関わるさまざまな方々、
さらにそのご家族などなど。

なぁんだ、すべての命じゃない、と広げすぎですが
きっとたくさんの方と愛の確認作業をするために
「子供を授からない」という選択をしたのだと。

例えば「子供が苦手だから」「子育ては私には大変だから」
という、いわばネガティブな理由ではなく、
「子供は素晴らしいけれど、自分にとっては今生、さらに必要なものを得るため」
「子供を授からなかったんだ」と、

ここにたどり着けただけで、心がグンと軽くなったような気がします。

お子さんを産む、という選択をされた方はその道を、
私のように子供は授からないという選択をしてきた方はその道を

お互いがお互いを尊重し、敬いながら
時にダイレクトに時に遠巻きに応援したり、サポートしたりしながら
女性として生まれたことに誇りをもって前に進んでいけるといいなと思いました。

女性性のそもそもの力として「創造性」というものがあげられます。

お子さんと一緒に、子育てを通じての創造性。
お子さんがいない中で、他の人との繋がりの中であるいは一人で楽しむ創造性。

どちらも同価値、どちらも素晴らしい生き方です。

男性を敵に回す必要はありませんし、
さらに女性同士が敵対する意味はまったくありません。

自分ならではの「創造性」
自分に合った「創造性」
自分だけの「創造性」

思いっきり発揮できることが私たちの人生の意味なのかもしれませんから。

抑圧された女性性を開放できるのは女性自身、私たち自身です。

今までの社会通念、因習、慣例の外に飛び出しても
危険はありません、すごく安全です。

私はそう感じているので、このまま前を向いて楽しんでいきます。
自分を縛っているのは社会通念の中に浸っている「自分自身」

そう、逆に言うと、
自分を自由にするのも枠におさめるのもすべて「自分自身」だということかもしれませんよね。

「自分自身」ってすごく意味のあるもの、力の、あるもの。
「自分自身」の力を信頼できるかどうかって人生においてすごく大切なことだと
最近強くそう感じるようになりました。

感謝　♪　重版決定 !!!　
　新刊、お蔭さまでご好評をいただいています。ありがとうございます。
本誌はレシピではなく、食材の効能と効果的な調理法、
さらにより効果的な食べ合わせ例をご紹介しています。
人間さんのごはんの献立にもお役立ていただけるとお喜びの声をちょうだいしています。
少しのアレンジで猫さん用としてもご活用いただけます。

　監修　ホリスティック獣医師　　渡辺由香先生　阿部知弘先生

阿部佐智子オリジナル【有料カウンセリング＆ヒーリングサービス】

□　お電話カウンセリング
□　ヒーリング付きお電話カウンセリング
□　一週間連続ヒーリング
　　(飼い主さん＆同居しているペット君全員まで～ご希望にお合わせいたします)
□　スピリチュアル・アニマル・コミュニケーション付きカウンセリング

をご提供しています。対面ではありません。お電話での遠隔セッションです。
お電話料金のご負担はありません。詳細はこちらでご確認ください。