Noriko's Cafe♪

なかなかなおらないんだけど、
改善しようとしている自分の欠点があります。


私の欠点は何かと申しますと。。。


思い込みが激しい！！ということです。


十分な証拠もないうちに、
自分で「こうだ」と早々と頭の中で決めつけてしまいます。
それに一度「こうだ」と言うとなかなか折れません。。。
（*／。＼*）エーン！


神様に大きな視野が与えられ、
冷静に物事を判断することができるように祈っているのに、
なかなかそう簡単には行きません。
軽はずみに物事を見てしまいがちです。


なぜ気をつけているのか。なぜ改善したいのか。
それは、この欠点は、自分の人生に
また時には周りの人の人生にまで
多大な悪影響を与えるからです。


そう、ものごとをどう判断するかが、人生の分かれ道！！
になることもあるのです。


旧約聖書の時代、神様はイスラエルの民に
約束の地（現在のイスラエル）を彼らに与えると約束しました。
そこは広い良い地、乳と蜜の流れる地と主は語っています。
（旧約聖書　出エジプト記　３：８）


当時、エジプト人の奴隷だったイスラエルの民は、
モーセというリーダーを従えて、エジブトを脱出します。
そして、もっと早く約束の地に着くことが出来たのに
彼らは神に従わず、わがままだったので、
その道のりは険しくされ、荒野を４０年もさまよいました。


そして、４０年の後、やっと、約束の地の手前まで来ました。
いよいよ、奴隷ではない、放浪でもない生活がすぐそこに！！


モーセは主の命令により、そこからカナンの地（約束の地）へ
１２人のしもべを送ります。


その地がどんなであるか、そこに住んでいる民が強いか弱いか、あるいは少ないか多いかを調べなさい。


また彼らが住んでいる土地はどうか、それが良いか悪いか、彼らが住んでいる町々はどうか、それらは宿営かそれとも城壁の町か。


土地はどうか、それは肥えているか、やせているか。そこには木があるか、ないかを調べなさい。あなたがたは勇気を出し、その地のくだものを取って来なさい。


旧約聖書　民数記　１３：１８－２０


何万人とうイスラエルの民の出エジプト物語。
「与える！」と神が約束してくださっていた約束の地。
その約束の地に、一体何人入ることができたのでしょうか。
それは、人々の「見解」「判断」によって、
人々の道が見事に分かれました。


カナンの地に送られた調査隊の報告を見てみましょう。


その地に住む民は力強く、その町々は城壁を持ち、非常に大きい。。。私たちはあの民のところに攻め上れない。あの民は私たちよりも強いから。。。私たちには自分がいなごのように見えたし、彼らにもそう見えたことだろう。

民数記　１３：２８、３１、３３


大多数のしもべは悪い土地と判断。
勝つすべがないので行くべきでないと言いました。


しかし、まったく同じ土地、現状を見たにもかかわらず、
上とはまったく別の見解を下したしもべが二人いました。
ヨシュアとカレブは約束の地のことをこう報告しました。


私たちが巡り歩いて探った地は、すばらしく良い地だった。もし、私たちが主の御心にかなえば、私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さるだろう。あの地には、乳と蜜が流れている。

民数記　１４：７－８


しかし、イスラエルの民は、最初の悪い報告を聞いたとたん、
泣きわめきました。どうしてエジプトに留まらなかったのかと。
ようは、はじめのしもべの言葉を
自分の見解として買ったのです。


ヨシュアとカレブだけがそこを「良い土地」と判断しました。
そして、イスラエルの民の中から約束の地に入れたのは
ヨシュアとカレブ、このたった二人だけでした。


ヨシュアとカレブはもちろん自分より大きな
強い人々をその土地に見ました。
しかし、そこでは止まらず、信仰とともに
そこがどれだけ優れた土地かを鋭く判断しました。


「わっ！こわいっ！わっ！無理っ！！」
と目に見えるものではじめのしもべたちのように
簡単に判断してしまうのではなく、
信仰の目と鋭い洞察力によって、
私も物事を判断して行くことが出来ますように。


そして、どなりさわぐ軽い見解、
悪いニュースに惑わされることなく、
誰に真剣に耳を傾けるべきかも、
主によって知恵が与えられますように。



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