Noriko's Cafe♪

私がイエス様を信じる前の疑問をここでご紹介しています。


キリストを信じる前の疑問、その２


「日本人が全員もし同時に祈ったら、
　神様はどうやって聞くことが出来るの？」



これを解決しないことには
神様なんて信じないって公言していました。
そんな答えがあるわけない。
ふふっ♪やっぱりキリスト教はどってことない。


神様の存在を信じていなかった私。
この時点では絶対にいないと思っていた私。
だって、上の疑問が解決しないもの。


そんなある日、私は母と銭湯に行きました。
私は長湯の母を休憩所で待っていました。
するとそこに、グッピーちゃんたちが水槽で
気持ち良さそうに泳いでいます。


「かわいぃ～～☆」


ですが、みんな元気なのに一匹だけ
底に沈んで動かないグッピーちゃんがいます。


「死んじゃったの？元気がないなぁ。。。」


そこに番台のおじちゃんが、
グッピーちゃんにエサをあげに来ました。


「一匹死んでますよ。」


するとおじちゃんは、
「あー、この子は寝てるだけだよ。」


と言いました。
その瞬間、ハッ☆としたのです。


私はひと目でグッピー軍団全員を見ている。
そして、どの子が元気で、どの子が沈んでるか
ひと目で分かる。。。


この地球上では人間の位が一番高い。
しかし、もし人間以上の存在があるのであれば、
同時に祈った祈りを聞くことはできる。
グッピーをひと目で理解できた私のように。。。


そして思った。
グッピーは現実に存在する。
私も実際に存在する。
電車も存在し、地下鉄も存在する。
ビルも洗濯機も存在する。
これらは人が造った。


グッピーがそれらを「理解できない」ことは、
それらが「存在しない」理由にはならない。
現に存在するからだ。


ならば私が神を「理解できない」ことは、
神が「存在しない」決定打とはならない。


もし魚にすべての人の造った物を説明して
理解できるだろうか。
そんな事、とうてい理解できない。


ならばもし、神が創造した宇宙やそれ以上を
人に神が説明したとして理解できるだろうか。
そんな事、とうてい理解できない。


人は魚に何を感じ取ってほしいのか。
「かわいい」と飼い主が思っている事。
それだけで、十分である。
ちゃんと時間になったらエサをあげて、
面倒を見てくれる。


神も、
私がすべてを理解する事を求めているのではなく、
神が私を愛している
ということをただ理解してほしいのではないか。


それらの哲学の道を頭で歩んでいたとき、


「神は存在しうる。」


という結論に達した。


「Noriko、お待たせ～♪」


そして、魚が絶対に理解し得ない電車に乗って、
私と母は帰路についたのである。



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