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カテゴリ:日記:日本
アメリカで数年生活し、日本に帰国すると 日本での社会復帰が難しいことがある。 私の知り合いも、数年アメリカで生活の後 日本で仕事を始めるも、くびになった。 その他の友人達も、仕事が続かないことが多い。 私は今までの7年間、 あまりそういうことを仕事の上で感じたことなかったが 今年の夏はそうではない。 どうやら私も帰国子女的壁に遭遇したのかもしれない。 私が働いている呉服系ゆかた売り場では 昔ながらの空気が流れている。 中学校の先輩後輩関係に似て、 ふるかぶが、とってもえらそうなのである。 私はそういう場合、馬耳東風を心がける。 ♪右から左へ聞き流すぅ~♪ =相手にしない。 しかし、今回は違った。 ずっとがまんしていたが、ある日、 私のミスでないことを私と思い込み、 50代の私のブランドのチーフが怒鳴りにきた。 ここでは書けないほど、下品な言葉使い。 ガラの悪さといえばもう見ていられないほど。 彼女は売り場で私を怒鳴りつけて、 それでもあんたが悪いんやろがといって 去って行き、帰って来たと思ったら また怒鳴って来た。 後ろのお客様が恐がっている。。。 裏ならまだしも、お客様の前で、 売り場での彼女の言動に怒った私は、彼女を説教した。 1、落ち着いてください。 2、大人なので、怒鳴ったり脅したりしなくとも 普通に話せば私は分かる。 3、なぜ、えらそうなのか。 もともと彼女は私が気に入らない。 脅しても、あたっても、こびないからだ。 それくらいでビビっていては、伝道なんてできない。 今まで何度も怒鳴られ、ののしられ、 お茶をぶっかけられたこともある。 それでも動じないのは、私ではなく、 主が与えてくださったものだと思う。 その態度が彼女は気に入らない。 で、もう一緒にあなたとは仕事が出来ないと言われた。 間にいた女性が私に優しく言いにきた。 『彼女は口が悪いけど、 年上なんやから、言いすぎたと謝っておいで。』 主に祈った。 主はののしられても、ののしり返さない。 主はああいうとき、沈黙を守っただろうか。 叱責せず、ぐっと忍耐していただろうか。 主にかりたてられてではなく、 私の肉が、そうさせたのだろうか。 とりあえず、分からなかったので 私が言ったことは謝罪しなかったが 気分を害したことは謝った。 そんな謝罪は受け入れるわけがない。 謝っても、何の効果もなかった。 彼女はますます悪化し、 私が歩いていたら逃げるほどに。。。( ̄▽ ̄;) 人は、変えられない。 そう知っていたが、実感した。 アメリカでは年齢関係なく、鉄が鉄を研ぐように、 お互いに助言し合い、高め合っていく。 『グランマ、それはやめた方がいいよ。」 とか50歳年上に言うくらい。 それが、普通なのです。喜ばれるのです。 日本にはそんなことほとんどないことを忘れていた。 あたらず、さわらず。 見ざる、言わざる、聞かざる。 クリスチャンのお偉いさんと話す機会があり 話をすると、彼は断言した。 彼女は私をねたんでいるのだそうだ。 それに、やはり私のような今回のケースは 帰国子女にとっても多いらしい。 物事の見方、考え方が違うので、 自分の意見を帰国子女は言いすぎてしまうのだそうだ。 日本では一般的にそれがあまり受け入れられず、 ましてや、身分が上、年上の人に対して 助言しては、相手の気分を害すだけで 認められないし、受け入れられないらしい。 私の友人がくびになった理由だ。 帰国子女は取り扱いがややこしいと思われ、 採用をひかえる会社も多いのだそうだ。 私は帰国子女うんぬんよりも、 こういう人々に出会えたこと、 日本の現実の一部を見れたことに感謝している。 私が将来教師として聖書を教えるとなった時、 こういう生徒がいるかもしれない。 神様は今年の夏、ここには書ききれないほど いろいろなものを見せて 社会勉強させてくださっている。 このこともすべて、主に感謝☆ 今回のことで心に浮かんできたみことばたち。 怒りをおそくする者は勇士にまさり、 自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。 旧約聖書 箴言 16:32 愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いてあります。 新約聖書 ローマ人への手紙 12:19 しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。 イエス・キリストの言葉 新約聖書 ルカの福音書 6:27 主よ、意地悪な者に親切にできる大きな心を与えてください。 あなたのその大きな愛と心を私に与えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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