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カテゴリ:日記:アメリカ
日本に帰国していつも悲しく思うセリフがあります。 『私は選ばれていませんから。。。』 本当によく聞くセリフです。 ある日本の教会に5年以上通い続けている ある女性と話をする機会がありました。 5年間も毎週教会に通っているのに、 この女性は福音を知りませんでした。 5年間、なんとなく聞いていた事が花咲いて 彼女は私と話をした後すぐに信じて 1ヶ月後には洗礼を受けましたが 私はリーダーの方々にお伺いしました。 『どうして、福音をお話にならないのですか?』 『私は、選ばれていないので。。。』 ????? 選ばれていないとは、神様に牧師になれとか、 宣教師になるようにとか、選ばれていないので 出来ない、する必要がないと思われていた様子でした。 『めっちゃ選ばれてるやん!』 と私は思わず彼らに叫んでしまいましたが、 本当にその通りです。 あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、 聖なる国民、神のものとなった民です。 それ(あなたがキリストにあって救われた理由、目的)は、 あなたがたを暗闇の中から 驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、 あなたがたが広く伝えるためなのです。 第一ペテロ2:9 私も牧師でも、宣教師でも、伝道師でもありません。 形はそのような役をいただいていませんが、 聖書によると、信じる者はみな祭司です。 これを、万人祭司といいます。 でも、やはり賜物もあるため、 伝える事が苦手という方は多いです。 そんな方にこんなことならできるかな? ということを二つご紹介したいと思います。 伝道できないけど、これだったら出来るぞ! パート1:『祈り屋』 周りの人のため、神様にとりなしの祈りをすることは、 とっても大きなミニストリーです。 アメリカのグランマは、81歳ですが、 まさに彼女は『祈り』でもって主に仕えています。 私の両親や友達はほとんど毎日祈られています。 そしてグランマは、一日に10件以上 電話をし、その人のその日に必要な祈りを 電話越しに毎日祈っています。 こんな励ましはないと思います。 毎日気にかけてくれて、電話をしてくれて、 毎日自分のために祈ってくれる。 とっても大きな働きだと思います。 グランマのようにできなくても、 そっと家族のために、 友達のために、国のためにお祈りすること、 それも、立派なミニストリーだと思います♪ パート2:『聞き屋』 私の友達の知人は、ある日本の駅前で 『聞き屋』をしています。 ほんとうに、『聞き屋』という看板を置き、 駅前の橋の上で座っているのだそうです。 彼が何をしているのか。 読んで字の如く、聞いて欲しい人の話を とことんまで聞く、というミニストリーです。 彼は、相手の人が欲しい場合のみ、 アドバイスを聖書から与えますが、 希望が相手からない場合は、 ひたすら相手の話を聞き、 相手を理解し、受け止める。 それだけです。 でも、繁盛?しているそうです。 話したくても、相手がいない。 相談したくても、相手がいない。 そんな人、日本にはたくさんいると思います。 伝える事が出来なければ、 聞く事は、どうでしょうか。 電話をして、家族の話を聞いてあげる。 友達の話を聞いてあげる。 職場の人の話を聞いてあげる。 そして、そのままで、愛する。 アドバイスは望まれた時だけ与える。 とにかく、聞く。 聞き屋。 これも、すごく大きな事だと思います。 福音は伝えられないけれど。。。 祈りが必要な人のために、 お祈りすることはできますか? 淋しい人、悩める人のために、 話を聞いてあげることは出来ますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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