Noriko's Cafe♪

「神様、ひどい！どうして！」

そんなWeak Momentが私にもあります。

「信じられへん！もう信じたくない！」

「あ、そうだ！日本に帰ろう！

　そしたらｸﾘｽﾁｬﾝが周りにおらへんし、

　教会行かなくても、誰も何も言わないし！」

そんな瞬間が、私にもありました。

神様を責めたこともありました。

そんなとき、神様は何をされたのでしょうか。

『だめなシモベだ。Norikoはｸﾘｽﾁｬﾝ失格だ。』

『こんな弟子はもう使えないな。』

『弱い、こいつは弱すぎる。。。』

と神様は私を裁き、責めたでしょうか。

『イケてない。。。』

とあきれ顔で私を天から見下げたでしょうか。




私はそんな放蕩の中で、
主は私を裁き、責め、怒っていると思っていました。



しかし、そのような反応は、極めて人間的であり、
神様のキャラクターからかけ離れている！！！
ということを知りました。




神様は、そんなお方やおまへん！
（京都弁？ここ、力強くお願いします。）



そのすぐ後、この出来損ないの欠けた器は、
大きな主の愛と真実に出会うのです。




ミニストリーもやめよう。
神学校もやめよう。
神学校での学生代表もやめよう。
ふっつぅーの女性に戻りたい。



なーんて本気で考えていました。



神様は私のこと必要ないし、
御国だって、私なしで建てて行けるでしょ？




それほど、辛かったんです。
逃げたかったんですね。



だけど、またまたこのみことばに救われました。



シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。


新約聖書　ルカの福音書　２２：３１－３２



はじめは、
『聞き届けられた？どうして主はサタンを止めなかった？』
と思ったんです。



ですが、主はサタンがペテロをふるいにかけることを
受け入れ、ゆるしました。
サタンにゴーサインを出したのです。



でも、立ち止まってみると。。。



麦をふるいにかけるとはどういうことでしょうか。
大きなザルを想像してみてください。
そこに麦を入れ、大きく右、左にゆすって
麦をふるいにかけますと、
ごみや、いらないものが下に落ち、
良いものだけが残るのです。



このことから、ヨセフのことばを思い出しました。



あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、
神はそれを良きに変らせて、
今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。

旧約聖書　創世記　５０：２０



悪をたくらんだ者がいたが、
ヨセフの人生の終わりには、良いものだけが残った。



サタンは、悪をたくらんで
ペテロを右へ左へとふるいにかけてグラグラにして
四方八方から苦しめて、途方にくれさせるのだ。
つぶしてやる、と計ったのでしょう。



それを主がゆるされたのは、
それがペテロにとって良いものに変わるからです。
良いことしか、主は自分の子にはなさらないのです。



あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。


新約聖書　コリント人への手紙　第一　１０：１３



ふるいにかけられる、第一の目的は
イヴやヨブからも分かることから、
神様との関係を壊すことです。
神を信じられなくする、
神を疑うようにすることです。



だから！！それを知っていて！！
主はこう言っているのです。



しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。




私の信仰がふるいにかけられたとき、
私はこのことにしがみつきました。



私の主が、キリストが、
私の信仰がなくならないように、祈ってくださっていると。
だから、信仰がなくなりそうになっても、
なくなるわけがない！！！！！！
とそう信じました。




私の信仰がふるいにかけられたとき、
私は周りの人を励ますような状態にありませんでした。



そのことも、十分に主はご存知なのです！！！



主はペテロにこう言いました。



だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。




ジーザスぅーーーー！！
優しい！！



前にも書きましたが、これです。
立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。




立ち直ったらでいいんです。
きつい、つらいってこと、分かっておられるのです。
だから、途方に暮れている時はそれでいいのです。
立ち直ったら、、、なぐさめられました。




そして、弱く、消えそうになったとしても、
それでもそんなしもべに主はこう語られるのです。
兄弟たちを力づけてやりなさい。
そんなしもべを用いようとされる主。
失敗して、自信をなくし、弱っているのに
社長にまた大きな仕事を任せられたらどうですか？
頑張っちゃいます！！



信仰が強いとか、弱いとか、
そういうのじゃないとわかりました。
もう、すべてすべて、おまかせコースでいいのですね。



そのあと、ペテロはキリストを裏切ります。
キリストから逃げるのです。
他の弟子たちもそうです。



しかし、キリストは死から復活した後、
そんな弟子たちのもとに戻ってきました。
裏切られたら、普通はそんな人には帰らないでしょう。
でも、キリストは戻ったのです。
そして、自分の死からの復活、
大きな祝福を彼らに一番に見せたのです。



神の私達への愛の眼差しは
人間的判断力を超えます。
だから、主の恵みの中に、救いの中に安心して
愛を心に受け止めたいなぁと思うのです。



ってことで、主の裁きではなく、怒りでもなく、
主の私を追いかけてくる愛と優しさが、
私を主へとまた引き戻したのでした。
これぞ、一方的にそそがれる恵みであります。




主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」

新約聖書　ヘブル人への手紙　１３：５




あなたがたはどう思いますか。もし、だれかが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。

そして、もし、いたとなれば、まことに、あなたがたに告げます。その人は迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜ぶのです。

このように、この小さい者たちのひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではありません。


新約聖書　マタイの福音書　１８：１２－１４




私の兄弟たち、さまざまな試練に会うときには、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると、忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者になります。


新約聖書　ヤコブの手紙　１：２－５




神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

新約聖書　ローマ人への手紙　８：２８



すべてのことはあなたがたのためであり、それは、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ちあふれ、神の栄光が現れるようになるためです。

ですから、私たちは勇気を失いません。


たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。

今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。

私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。


新約聖書　コリント人への手紙　第二　４：１５－１８



アーメン