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カテゴリ:日記:アメリカ
日本では、カウンセラーに会うとか、カウンセリングを受けるって、あまり一般的に広がってないですよね。 みなさんは、どう思われますか?カウンセリングを受けている人を見下げたり、弱い人だと思ったり、裁いてしまいますか? アメリカ人でも人にはよりますが、わりと多くの人が普通にカウンセリングを受けています。 先日、私の神学校のカウンセリングのクラスで30分、特別ゲストとして話をしたのですが、日本ではあまりうけいれられていないと伝えました。 私はその話の中でも、正直、カウンセリングそのものを私も信じていないと言いました。カウンセリングなんかを受けたって、何の解決にもならないし、癒されもしないだろう。 そう決めつけていたのです。 ですが、もぅ絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に!傷付けたくない人、大切にしたい人に対して昔と同じことを繰り返した自分を見て、事を自分の中で真剣に受け止め、自分には助けが必要だと判断し、教会にあるカウンセリング・センターの扉を生まれてはじめてたたきました。 たとえば、過去に受けた心の傷。誰にでもあると思うのです。みんないろんな傷を受けて、傷を持って生きていると思うのです。 「時が解決してくれるよ。」 よく聞きますよね。私は自分の傷も「時間が解決してくれる」とずっと、何十年もそう信じていました。または、「相手が変わったら変わるだろう」と自分で問題に向き合うことをせず、時間まかせ、相手まかせにしていました。 しかし、34歳になった時、時間は癒してくれないこと。相手がどれだけ素晴らしい人だとしても、傷がどっかへ行くわけではないこと。それらが解決できない傷が存在するということ。 その真実を受け止めました。時間が癒してくれる心の傷も中にはあると思います。たとえば、指を紙で切れば、時間が経てば治ります。しかし、癌はどうでしょうか。ガンは「時間」が解決してくれません。無視することで、いつのまにか、どっかへ行って消えている。そうではありませんよね。ガンと分かれば、向かい合って、痛い思いをして、医者の力を借りてそれを切り取らなければ、それはそこにいつまでもあるし、どんどん体に、人生に悪影響を及ぼしていきます。 心の傷にも、切り傷程度と、ガンのような、時間が解決しない心の傷とがあると思うのです。私の場合は、切り傷ではなく、向き合うべき「深さ」のあるものと判断しました。 カウンセラーに会って、何をされるのか分からなかったけど、とにかく祈ってみました。そして、主が祝福してくださる!と信じて、シンディーという、プロのカウンセラーに会いました。 第一回目のセッションは、正直申し上げて、もし私がお金持ちだったら10万円くらい払う価値があったと実感しました。もう一回目だけで、すでに心が軽くなっているのが分かりました。 それは、私はなぜ、こういう状況のときにこういう態度に出て、こういう時にはこう感じるのか。以前はまったく自分自身のことが理解できなかったのです。まったくもって、迷える子羊ちゃんです。私、どうしちゃったの?私って変すぎる~~!!おかしい!!何かがおかしい!!でも、何かが分からない!!!!!What's wrong with me????? I was veeeeeeeeeeeeeery confused all the time. しかし、カウンセラーの方が、「ズバリ言うわよっ!!」と、自分が今まで考えもしなかったことを、はっきりと私に見せてくれたのです。「原因」が、分かったのです。カウンセラーの話を聞いて、過去の自分の言動すべてに納得できたのです。That makes sense!! たとえば、原因の分からない病気って不安ですよね。なぜ熱があるのか、理由が分かりません。なぜ、痛いのか、理由がありません。これは辛い!!だけど、「原因」が分かれば、症状にも納得するため、不安は減ると思うのです。そういう感じでした。「はっはぁ~!この症状はこれが原因だったのね!!なるほど!!」だから症状が出た時、「あ、はいはい。」と不安にならず、解決へと努力することができるようになるのです。 カウンセラーは、自分では決して行かないような自分の過去に、質問を通して連れて行ってくれました。自分では痛すぎるため、無意識にそのことをもう思い出さないようにしていたので、多くのことをその日まで忘れていました。 「あ、そんなことがあった!あ!こんなことがあった!!こんなことも!!あ、そういえば。。。」その連続でした。 そこに戻って、癒しを神様から受ける。そんなことはしません。ただ、戻ることによって、どれだけそのことから今現在も影響を受けているのか、真実を私に見せるためだったのです。自分の心、言動を正しく理解するための痛い道のりでした。 過去は変えられません。それに、傷も、癒されないかもしれません。私の場合、その方が確率的には高いです。しかし、カウンセラーがしてくれることは、その過去からの「お荷物」をもちながら、どのように今を、またこれからをより賢く、より良く生きていくことが出来るのか。その具体的な知恵をシェアしてくださいます。まさに、私にとっては目からウロコでした。 「主よ、癒してください」そう祈りはしますが、やっぱり、今出来ることは何か、それとどううまく付き合っていくか、これから、どうしていけばいいのか。そのことを考えることはとても大切であると知りました。考えない、向き合わない人生とは、天と地の差であると、自分の人生、今回の体験で思います。そして、周りの方に症状を理解してもらい、助け、協力をしてもらうことも大切。原因が分からなければ、どう協力してもらえばいいのか分かりません。でも、今では伝えることが出来ます。だから、知ることは痛いけれど、ものすごい恵みだと思うのです。 「お荷物」を見て、去る人。「お荷物」を見て、一緒に運びたいと思ってくれる人、助けてくれる人。そこで、神様からの人かどうかも判断できるようになります。また、このことを通して、相手の「お荷物」も、一緒に理解して、運んで、助けになりたいと思うようになりました。 これから同じ過ちを繰り返さないために。。。今は誰に向き合うというよりは、自分に向き合う大切な時間として、自分の心に集中し、主の力とカウンセラーのシンディーの力を借りて、しっかりとDEALしていきたいと思います♪♪自分の今と将来のために。。。そしてなによりも、これから大切になるだれかに、同じことをしてまた深く傷つけることがないように。。。 過去は変えられない。だけど、今日と明日は変えられる。これから変えられる、新しいスタートを迎える人生がとっても楽しみですシンディーを私の人生に送ってくださった主に心から感謝しますどんなときも、主は素晴らしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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