Noriko's Cafe♪

今日はフロリダにあるNAVY STATIONにて
飛行機の飛行ショーを見てきました。
友達がNASAの正社員なので、VIP席で見れました


Blue Angelsという有名なチームがいて、
飛行機５機が１８インチという近い距離で飛んだり
広がったり、集まったりという
生まれて初めて飛行機のショーを
見させていただきました


でもその前座で、この飛行機が飛んできました。





本物の、B25です。


それまで笑ってたんだけど、
体がなぜか硬直し、目は釘付け。
じーっと、じーっと見てしまいました。


ご存知の通り、
Ｂ２５は、私の愛する街、神戸を焼き野原にした
あの飛行機です。


神戸だけでなく、東京、名古屋、あと一つは
横浜だったかな？


同じようにこの飛行機を見上げていた日本人。
その心はどんなに恐かっただろうと思うと
ものすごく複雑な気分になった。





おじいちゃんと、おばあちゃんが言ってた通り、
ものすごい音だった。
「これか。。。この音か。。。」


B25の空襲警報が鳴ったとき、
私のおばあちゃんは、家の近くの川にある
橋の下の防空壕に逃げました。
一生懸命、死ぬ思いで走ったそうです。


そして、たどりつくと、
そこにいた人々はみんな彼女に意地悪を言い、
「どっか行け！」と入れてくれなかったそうです。


「お願いします！入れてください！！」
と言うと、「あかん、あかん！入れたらへん！」
と追い払われたそうです。


逃げ場を失った祖母は、泣きながら
必死でとにかく自分の体を隠せるところを探し、
Ｂ２５が去るのを震えながら待ったそうです。


すると、祖母が逃げようとして入れなかった
防空壕のあるその橋に爆弾が落ち、
その防空壕にいた人全員が
死亡したそうです。


彼らが優しくおばあちゃんに接し、
「ここにおいで！入り！」と言っていたら、
祖母は死んでいたし、
この世にNorikoも生まれなかった。


私の真上を飛ぶＢ２５を見ながら
祖父母の話が心の中で走馬灯のように
駆け巡りました。


会場のアナウンスでは、Ｂ２５の攻撃は
日本の魂をつぶすためにとありました。


アメリカにいると、
原爆のことをほとんど聞きません。
でも、ほぼ毎日、真珠湾攻撃のことは
歴史チャンネルで話されています。


日本にいると、
真珠湾攻撃のことはほとんど聞きません。
でも、原爆のことはよく話されています。


１９４１年１２月８日、真珠湾攻撃。
そうテストで暗記しただけだった私。


真珠湾攻撃は、日本がアメリカに対し、
宣戦布告をすることなく、突然、攻撃しました。
これは、宣戦布告の規定が日本になかったとしても、
アメリカ側からすると、
大きな、大きな外交的ルール違反であり、
攻撃被害うんぬんはあくまで二次的で、
アメリカを怒らせた一番の理由です。
アメリカが今でも語っているのは、
「何も知らせずして、米国を攻撃をした国、日本。」
Sneaky attackを第一の問題としているのです。


（日本の歴史を見ると、侍たち、将軍たちが戦う時、相手に「今からいくぞ！」と前もって伝えるよりも、すきを突いて攻撃することが多かったです。その戦い方は日本の歴史の中で多く見受けられることがあります。「おぬし、いつのまに。。。」
しかし、世界ではそれは通用しません。。。）


ですので、９１１が起こったとき、
テレビのニュースではあの飛行機の映像と
重ねて流されたのが大日本帝国の
真珠湾攻撃の映像です。
アメリカは日本を愛してくれていると思いますが、
「宣戦布告なしに攻撃さたのは、２度目」と
メディアは報道していました。
１度目は、日本です。


１９４１年、１２月８日。
はじめてアメリカが突然、攻撃された。
これで、アメリカが立ち上がったのです。


このとき、日本はかなりアメリカに
窮地に追い込まれていました。


アメリカは当時あまりアジアに力がありませんでした。
でも、アジアにも手を広げたかったアメリカ。
アジアの１位になりたかった、日本。
日本を目に付けたアメリカ。


アメリカは日本にプレッシャーを与えるべく
中国のサポートに入りました。
Open door policyというかっこいい名をつけて
何をしたかというと、アメリカは中国に味方し、
中国本土から日本人を追い出しにかかったのです。


資源がそれでもなかった日本。
中国から鉱山やらなんやらで資源を得ようと
していたのですが、アメリカが邪魔をしたのです。


それだけでアメリカは留まりませんでした。
アメリカは日本に対し、全面禁油を宣告。
日本には１滴たりとも石油が入らなくなりました。


戦争にならないようにと
アメリカと話し合いを試みるが相手にされません。
日本にしても、国を守らなければいけない。
あと２年分の資源しか残っていない。


もうがけっぷちもいいところでした。


そして、１００％は分かりませんが、
そのような流れでアメリカを攻撃する流れに
なったのだと思います。


日本の折れない、強い精神。
命を喜んで国のために捨てる。
日本のその大和魂をhumiliateさせるために
アメリカは日本を大きく攻撃しはじめます。


もっと知りたい方は、
いろいろインターネットや歴史書を見ると
おもしろいです♪♪
ただ、日本のあの「宣告なし」の攻撃を
大きな問題として取り上げている書物は
少ないかもしれません。
ですので、もし英語が出来る方があれば
アメリカの歴史書も読まれると
とても勉強になると思います。
良い悪いなどのことは一端はしにおき、
歴史的学びとして
両方のサイドから事を知ることは
とても勉強になると思います♪♪