Noriko's Cafe♪

私は今でこそアメリカの神学校で
Master's Degree（修士号）を
取得するところまで来させていただきましたが、
日本での小学校から短大まで
それはそれは、成績が悪く、アホでした。


小学校などは、音楽以外は
ほとんど成績は「２」か「３」でした。


両親は学業にまったく口出しをしなかったので
勉強も宿題もしない、外で遊んでばかりの
そんな子供でした。


高校に行ったときも受験勉強をせず、
高校３年の途中までまったく準備をすることなく
バイトに明け暮れて、友達と遊んだり
この世的自由人として生きておりました。


そして、高校３年の第一回目の個人懇談会で
担任の先生に「どこの短大も入れません。
就職を考えてください。」
と母に正式に断言されました。


それほどまでに「出来ない」子でした。


これは、イエス様に出会う寸前までの私です。


人生おもしろいなぁと思うのです。


聖書を見ても、面白いなぁと思うのです。


神の御子、イエス・キリストが１２人の弟子を選ぶとき、
周りには学者がたっくさんいたのです。


この学者は律法学者やパリサイ人と言われ、
一般ピーポーからは「先生！」と尊敬される人々でした。


キリストの生存当時はまだ新約聖書がなく
旧約聖書を「聖書」と呼んでいた時代なのですが、
彼らはモーセ５書を丸暗記したり、
旧約聖書を教える知恵のある者と認識されていたのです。


人間の頭だったら、
キリストは彼らのところに行き、
この「出来る」彼らを弟子に選らんだと思うのです。


しかし、キリストは学者を一人も選びませんでした。
選んだのは、まったく教育のない漁師や、
収税人など、尊敬されることのない、
身分の低い者たちばかりでした。


自分を見たとき、
なんで神様はこんな「出来ない」私を選んだんやろか
と思うことがあるわけです。


周りに頭のよい出来る人はたっくさんいる。
私なんて、日本の歴史もほとんど知らない。
それは小学校から短大まで
自分の興味のあること意外はまったく
勉強をしなかったためです。


でも最近は、だから選ばれたのか
と感じるようになりました。


なぜなら、「あの！Norikoさんが？？？
まっ、まさか！！！」となるからです。


「Norikoはすごい！！」


ではなく、


「Norikoの神様って、マジすごい！！！」


となるからです。


そして、自分でも自分でないことが分かるので


「神様マジすごい！！！」となるのです。


そして、皆が神を賛美するようになるのですね。


ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、
世の無学な者を選び、
力ある者に恥をかかせるため、
世の無力な者を選ばれました。


また、神は地位のある者を無力な者とするため、
世の無に等しい者、身分の卑しい者や
見下げられている者を選ばれたのです。


それは、だれ一人、
神の前で誇ることがないようにするためです。


神によってあなたがたはキリスト・イエスに結ばれ、
このキリストは、わたしたちにとって神の知恵となり
義と聖とあがないとなられたのです。


「誇る者は主を誇れ」と書いてある通りになるためです。


コリント人への手紙　第二　１：２７－３１