Noriko's Cafe♪

クリスチャンとは、
お金についてどう考えているのでしょうか。


クリスチャンの中でも
お金に対する考え方が違うことがあります。


だから、さまざまな意見があって当然なのですが、
基本中の基本で間違えることのできない部分と、
そうでない自由な部分とがあると思います。


その基本的な部分とは、
与えられるもの、自分が手にするものは
神様からの受けるものであり、
それだけの金額や物を神様が自分に
「任せられている」ということです。


お金をどう使い、どう貯めるかは
自分に責任があります。
そして、そのことには非常に知恵が必要なのです。


祈ると知恵を神様は与えてくださいます。


よく宣教団体や、ある働き人から
「寄付」を求められることがあります。


たとえば、私はサマリタンズ・パースという
クリスチャンの活動に賛同し、サポートしています。


たいしたことではないです。
クリスマスに靴箱を用意し、その中に
小さな子供へのプレゼントを詰めて送るだけ。
戦争に直面する子供たちや、
貧しく、クリスマスプレゼントをもらうことのできない
そんな子供たちに自分のプレゼントが届けられるのです。
笑顔になる子供を想像するだけでワクワクします。
だから、喜んで行っています。


大金ではないけれど、自分にできることです。


私は主に献金という形で
教会に寄付しています。


神様の働きに対する個人的なサポートは
非常に慎重ですが、
気を付けて行うときもあります。


気を付けてサポートするとはどういうことか。


あるクリスチャン女性が個人献金を募っていました。
私は彼女が浪費家ということを昔から知っていたので
申し訳ないですが、彼女には献金しませんでした。
そしたら案の定、数か月かけて
内緒で世界中旅行をしていました。
やっぱりな。。。と思いました。
サポートする側も私は知っていて、
旅行とか行くお金を節約して寄付してるのに
働きがどれだけ尊くても、
寄付を受ける側にはそういうことがあるのです。


全員がそうではありません。


旅行に行くな、とは思いません。
働きの後はバケーションがあって当然。
でも、寄付金で
数か月世界中を旅行するは違うかなと
私は個人的に思いました。


だからどうサポートするかには
【知恵が必要】なのです。
働きの内容、質、その人の人格、などなど。


では、「お金稼ぎ」はどうなのか。


ある社長さんとお話する機会がありました。
彼はお金のエキスパートです。


一時ある事業に失敗して数億円の借金を抱えたのですが、
2年ほどで返済し、今では大金持ちになりました。


彼はお金についての本を出版しておられるのですが、
じきじきその本を社長さんからいただきました。


この社長さんは、
「金稼ぎは悪いことではない」
というスタンスを強くお持ちです。


悪いお金も確かにある、
汚いお金もたくさん世の中にはある、
しかし、この社長さんいわく、
社会や世の中に貢献すれば貢献するほど
お金はついてくる、というポイントです。


ですので、世の中にとって良いことをすると、
必ずお金持ちになれるし、儲かる、というわけです。


なるほど。


たしかにこの世的な成功を悪く見たり、
さらにお金を稼ぐことに悪気を感じるクリスチャンはいるかもしれません。


お金持ちになることを
後ろめたく感じ、マザーテレサのように
貧しさを生きる方がクリスチャンらしいとか？


なぜなら聖書にはこう書いてあるからです。


だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。
マタイの福音書　６：２４


金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。

金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。

しかし、神の人よ。あなたは、これらのことを避け、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなさい。
テモテの手紙　第一　６：９－１１


わお！
なんかお金持ちになることって、めっちゃ悪、
のように映ります。


イエス兄さんはなんと言っているのでしょうか。


すると、ひとりの人がイエスのもとに来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」

イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちに入りたいと思うなら、戒めを守りなさい。」

彼は「どの戒めですか」と言った。そこで、イエスは言われた。「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証をしてはならない。

父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」

この青年はイエスに言った。「そのようなことはみな、守っております。何がまだ欠けているのでしょうか。」

イエスは彼に言われた。「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」

ところが、青年はこのことばを聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである。

それから、イエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国に入るのはむずかしいことです。

まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」
マタイの福音書１９：１６－２４



わおわおわお！
金持ちは天国に入るの
めっちゃ難しいって！


それって、やっぱりお金は悪や！


は違うかなと思います。


全体的に見てどう思われますか。


私は「お金をあなたの神にしてはならない。」


「お金の奴隷になってはいけない。」


ということかな？と思います。


人をダマしてお金を手に入れる。
それは悪です。


でも、自分が一生懸命働いて
それで正しく稼いだお金であれば
何も汚いことはない、と思うのです。


浪費はさておき、自分の知恵の中で
自由に使って、自由に貯めて、自由に捧げる。


だって、バチカン市国。
いけばすぐ分かります。
ものっすごくお金持ちです。
カトリック教会、わお！


それにアブラハムも、ヨセフも、ヨブも、
ダビデも、ソロモンも、ものすごくお金持ちで
ものすごく物質的、金銭的に祝福されていました。


だから、お金に対する考え方にも
バランスが必要です。


私は仕事柄お金持ちと接する機会が多いです。
でも悪で勝ち取ったお金であれば、
残念ですが、結局は成功しません。
一時的なものです。


それに物を買い続ける人をお見かけしますが
あれも心に穴があって、買っても買っても
満たされない・・・ようです。様子を見ていると。


神様に仕えるようにお仕事をして
神様に祝福していただく。
そして、自分が喜んで与える。
自分が普通に生活できる。


お金持ちになることも
出世することもわりと避けてきた私でしたが、
これからは自由に受け入れていっていいかな
とも思えるようになりました。
多く与えることができるからです。
にっこり


あなたの神、主が賜る祝福に応じ、進んでささげるささげ物をあなたの手でささげなさい。
申命記　１６：１７ｂ


私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。

ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。

神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。
コリント人への手紙　第二　９：６－８